【ネタバレあり】夜を照らすポラリス～なくした記憶と恋の行方～【フルカラー版】のレビューと感想（2ページ目）

カラー版全話無料で読み始めました。
幼なじみの初恋の倫くんがいなくなり引きずる主人公の前に現れた飛鳥くんに恋をする主人公。
飛鳥くんも子供の頃の記憶をなくしていて複雑な事件が絡み合うストーリー。
結局幼なじみは亡くなっていたが、その犯人が実の母親なのか？
飛鳥くんも狙われる。
最終的に姉が犯人だったが記憶を取り戻した飛鳥くんと主人公はハッピーエンド？
サスペンスも絡み最終話のみ課金してしまいました、

すべてはタイトルの中に…

　初めは、幼馴染み再会Love モノ？と思いきや、すぐ間違いに気付かされる。これは、切なくも哀しいラブサスペンス。全話読んで、犯人が分かった後、ぜひもう一度、読み直してほしい。１周目では見逃していた多くの伏線に気付き、全く違ったニュアンスを感じながら、読み返すことになると思う。

“忘れるなよ　どんな闇の中でも　前を向いて　光を見つけて歩くんだ” これは、真美の中に残る倫の言葉。全ての答えは、タイトルの中にあった。
　ポラリスー北極星、その光は強くはないけれど、揺るぎないものとして、旅人たちを正しい方向へ導く。真美にとって倫は、これからも北極星のような存在であり続けるのだろう。もしかしたら、彼女の中での倫は、実際以上に美化され過ぎているのかもしれない。だが、それでも構わないと思う。残酷にも１２歳で命を奪われた少年だけれども、確かに存在していたという証が、彼女の中に残るのなら…。
　大人が大人としての役割を、蔑ろにしてしまったが故に、傷付いてしまった子供たち。開けられてしまったパンドラの匣。哀しく切ない結果となってしまったが、その中にあって、真美と飛鳥が手を取り合い、ともに新しい一歩を踏み出したことが、せめてもの救いであろう。二人の幸せを信じることで、「希望」が生まれてくる物語である。

ミステリー

幼い頃に突然姿を消した親友であり、好きだった倫の幻影を追いながら、男性と付き合っても長続きしない木村真美。そんな彼女が、偶然倫の面影を感じる飛鳥と出会う事で、本当は、倫ではないかと疑いはしたけれど、自然に心惹かれて行く。そんな折、倫の白骨遺体が見つかる。倫は、やはり12歳の突然居なくなったころに死んでいた。まだまだ、完結までは辿り着いていないけど、倫は、誰に殺されたのか。そして、飛鳥と真美の関係は、どうなっていくんだろう？

読んでよかった

一話一話の内容がしっかりしていて、なかなか話が進まないイライラなどなく一話ずつ着実に話が進むので読んでいて気持ちよかったです。
倫と飛鳥くんが似ている、という設定ですがどう似ていてなぜ似てるか、そこが気になったまま完結してしまったので簡単に言えば「他人の空似」ってことなんでしょうかね。
ですが二人が過去を乗り越え前向きになれたこと、大事な人に出会えたこと本当によかったです。

入り込んでしまう作品です。

ストーリー展開にハマりました。行方不明になった倫の面影を飛鳥に重ねながらも、飛鳥という1人の男の人を好きになっていく真美の気持ちの揺れなど、ぐんぐん引き込まれました。
読んでいながら、倫には生きていてほしいと思ったし、飛鳥くんが実はやっぱり倫だった、みたいな展開も期待しましたが、、、
最後まで読んで、とても面白い作品だったと感じる一方で、とても優しくて正義感強く生きた倫の最後を思うと、なんともむくわれない気持ちになりました。
それくらい入り込める作品だったと思います。

これは面白かった！

初めて読むラブサスペンスストーリーでした。
とても面白く読めたけど、個人的な好みだけど、真美と飛鳥のラブラブがもっと盛り込まれてたら嬉しかったなぁと（笑）
二人のラブラブが全然足りない（泣）

これだけ引っ張ったのに、クライマックスではかなりアッサリな展開。
飛鳥の記憶が戻った下りや由子の過去、真美と由子のお互いへの想い、倫のお母さん、ひるるんと和歌の展開、真美と飛鳥のその後など、もっと深く描かれていたら更に面白かったんじゃないかなー。
私が個人的に知りたいだけなんだけど（笑）

久しぶりに時間を忘れて最終話まで一気に課金し読んだ作品でした☆★

衝撃的な展開へ

まずはめちゃコミ編集部様にこの作品のタグに「ミステリー」「サスペンス」を加えていただきたい

最後まで過去の謎と二人の関係がどうなってしまうのか、真犯人は本当は誰なのか
様々な疑問が絡み合って最後の最後まで引き込まれました
大半の読者は序盤までは予想がつかなかった衝撃の展開・結末だったかと思います

安易に人気マンガを映像化するのはあまり好きではないですが、これだけしっかりした読み応えのある構成なら見てみたくはなります

最終話までには泣いてた

あの日から15年…真美の幼馴染の倫は忽然と姿を消してしまっていた。
倫はどこに行ったのだろう…と15年ずっと忘れられずに生きてきた真美。
似ている容姿の人を見ると、倫ではないかとすぐに思ってしまう。姉にも、これじゃあ新しい恋は出来ないと言われたり。

ある日、倫にそっくりな飛鳥と名乗る男性に出会う。もしかして記憶を失くした倫では？
など、色々考えるが、飛鳥は倫ではなく飛鳥だった。

真美が倫の事を探そうと必死になると、姉が止めにはいる。
飛鳥は、階段から突き落とされて怪我を負うし、真美の周りのひとが危険な目に遭う。

ある時、昔、倫の一家とキャンプした山林で、倫の骨が見つかる。
倫はあの時、死んでいた。
誰かに殺されていたのだ。
その犯人を暴くまで倫ママは黙秘。

真美は姉の部屋で血の付いた服を見つける。
姉は、真美に嫉妬していた。倫が真美のことばかり口にするから、真美のことだけ守ろうとしたから。
15年前のあの時、真美の姉が倫を殺していた。

よかった

全話無料で待ちながら読ませていただきした。

なかなかのサスペンスで、ドキドキしながら読みました。
真美ちゃんの幼馴染で失踪してしまった倫くん、その倫くんにそっくりの飛鳥くんと真美ちゃんは偶然出会います。
また、失踪していた倫くんの遺体が発見され、殺されたていたことがわかります。
ここから様々な事件が起こります。

2家族の間に起こった事件、犯人の動機、真美ちゃんの想い、由子さんの屈折した思い、飛鳥くんの後悔、いろいろな感情が折り重なって事件が絡まり、また真相に向けて解けていきます。

最近読んだ中ではかなりの良作でした。
ありがとうございました。

サスペンスと恋愛、どちらも好物

サスペンス要素もあるけど、メインは恋愛漫画かな～と思って読み始めたけど、最終的にお姉さんの心の闇が怖かった…。主人公も長い時を経て、大好きだった男の子を殺した犯人が姉であるって…こんな事実乗り越えられるかね？というか世間の目も大丈夫かね？と非常に心配ではありますが、一応幸せそうなのでまぁよかった、かな？全話無料で読ませていただき、大変面白かったけど、終わり方がホントに心から笑えるのかなって心配。