5.0
作者さんのちょっと昔の作品ぽいです。
金瓶梅にはまり、他のも読みはじめました。舞台は昔の中国で、短編のようになってます。
赤い頭巾の男が出てくる話がぐっときました。優しい優しいお母さんが、赤い頭巾の男が現れてから急に子どもに厳しくなり家事や畑仕事をすべて子どもにやらせ3ヶ月後、お母さんが病に寝込んでしまいます。そこで赤い頭巾の男の正体やお母さんが変わってしまった理由が、、、。
厳しいこと、甘やかすこと、どちらも必要でどちらも愛情。ちょっと深い話です。
個人的には赤い頭巾の男が、死神であろうけど、子どもが一人立ちできるようにと、母親の願いを聞いて3ヶ月待ってくれた事にもしんみりしました。
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