朱い沓の花嫁
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あらすじ
莉莉が下働きに雇われた王家には当主の花嫁が履く朱い沓があった。「正妻になったらその沓を履いて、夜、旦那さまを待つんだよ」こっそりと沓に足を入れた莉莉の運命は…!?
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みんなのレビュー
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さすが!
引き込まれていく自分を抑えることが出来なくなる、作者の方のストーリー力と、画力に脱帽!してしまいます。ドロドロしていると思うのに、画力が優れている為、さらりと読み進めていける。いつの世にも、共通の澱がある人の感情の襞を、画力のしらべにのせて、紡ぎあげる作者の力量に翻弄されていっています。この様なお話を、描いていただいたら、右に出る方は、そう居ますまいと言わしめる作者かと思います。
by てんびんざ- 3
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5.0
作者さんのちょっと昔の作品ぽいです。
金瓶梅にはまり、他のも読みはじめました。舞台は昔の中国で、短編のようになってます。
赤い頭巾の男が出てくる話がぐっときました。優しい優しいお母さんが、赤い頭巾の男が現れてから急に子どもに厳しくなり家事や畑仕事をすべて子どもにやらせ3ヶ月後、お母さんが病に寝込んでしまいます。そこで赤い頭巾の男の正体やお母さんが変わってしまった理由が、、、。
厳しいこと、甘やかすこと、どちらも必要でどちらも愛情。ちょっと深い話です。
個人的には赤い頭巾の男が、死神であろうけど、子どもが一人立ちできるようにと、母親の願いを聞いて3ヶ月待ってくれた事にもしんみりしました。by ごりおんぐ- 0
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4.0
流石の真実さん
作者らしい、筆力とstoryの力。
「金瓶梅」等を読んだあとだと、小品という感じだけれども、それぞれの登場人物の価値観がきちんと呈示されていて、そこは流石の竹崎ワールドだなと。
足をちょんぎるとか、やはり中華ものの残酷世界に慣れた真実さんらしい。それとも原作か原案あるのかな?欧州だと、足をちょんぎる事になったら、悲劇的結末だけど。足はなくなったけど幸せです❤️なんて。東洋はたくましい!by しょこらまま- 1
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3.0
無料の3話を読みました。
地位やお金に目が眩んで幸せとは別の方向へと舵をきりつつあった主人公の人生。
王家の正妻に受け継がれた赤いくつは、悲惨な女たちの怨念により呪われていた。
脱げなくなったくつ、結婚式を目前に発覚した王家跡取りの裏切り、そして気づく自分の気持ち。
代償は高くつき、両足を失うことに。
それでも幸せそうな主人公のラストシーンに何故か納得が行かないのは自業自得だという感情によるものか…by パティシフィ- 0
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3.0
うーん凄いわ
自分で足ちょんぎっちゃうなんて凄いわ。
「赤い靴」西洋のお話では木こりに頼んで切って貰うと赤い靴をはいた足が躍りながら森に消えて行く。それをヒロインはゾッとしながら見送るのですが、東洋バージョンは自分で切り落とすのね。
中国では自ら首を切り落として自害したなんて、話もありますからあり得るのかもしれませんが考えただけでも怖いです。
でもヒロインは普通の穏やかな幸せが手に入って満足だったでしょうね。by モカ姉- 0
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