5.0
進展が楽しみ
自分の利益を優先するクズな父親が、亡くなった娘に瓜二つの孤児クレリアを見つけ、その子を自分の娘クラウディアの身代わりとして育てた。クラウディアとして振る舞うことを強いるが、その実態はほぼほぼ虐待であることには怒りを覚えます。また、テオの婚約者候補であるリヴィアは、クラウディアに行為を持つ男性を次々と寝取っている嫌がらせをしている風に言っているが、それは貴族の娘というよりただのあばずれ。クラウディアを失脚させようとするが仕掛ける罠があまりにも稚拙なのだが、クラウディアの父親はそんな罠にまんまと引っかかるという、こちらも虐待しか能がないクズ人間です。クラウディアの真の姿を知ったテオとクレリアの恋物語がどう進展していくのか気になるところです。長編でなければ続きを読んでみたいと思います。
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