5.0
泣きました。
さすが田村先生!
家族と言えども一緒に過ごす時間は有限で、それぞれが独立してからは各々の世界が出来るので益々知らない他人のようで。
それでもお互いを思いやる気持ちや尊敬や愛情はちゃんと心の底に持っている。
お兄ちゃんは家族っていいものだな、と思えたから彼女なプロポーズしたのだろう。
それにしてもかなえちゃん好き。
こんな友達欲しいなぁ。
- 3
さすが田村先生!
家族と言えども一緒に過ごす時間は有限で、それぞれが独立してからは各々の世界が出来るので益々知らない他人のようで。
それでもお互いを思いやる気持ちや尊敬や愛情はちゃんと心の底に持っている。
お兄ちゃんは家族っていいものだな、と思えたから彼女なプロポーズしたのだろう。
それにしてもかなえちゃん好き。
こんな友達欲しいなぁ。
『ミステリと言う勿れ』を読んでいるトコで、同じ作者さんなので読んでみました。
突然の妹の死が切っ掛けで、改めて妹の事を考えるお話です。
当たり前のようにずっと存在してるものと思っていた家族だから、深く考えもせずに過ごして来た自分は妹の事をどれだけ知っていたか。
静かに進むストーリーにじんわり涙が出る作品でした。
良い作品なので、もう少し深堀りして10話位で読みたかったです。
すっごく良い作品。突然兄妹が亡くなって、疎遠だったから、直後は感情が追いつかなくて冷静でいられる。私も兄が亡くなった直後はそうでした。子供だった、四六時中一緒に過ごした日々を思い出すと、一気に感情が溢れて涙が止まらなくなった。その記憶が蘇りました。お兄ちゃんは妹の生きた日々を、関わった人達に自分の足で動いて、聞いて、生きた足跡を知ってくれて本当に良かったと思います。やっぱり家族っていいな。
お葬式のシーンからのスタートで、何となく、妹の知りたくなかった的な過去が暴かれていくんじゃないかと思い読み始めた。でも、友人の一言一言がキーワードとなって妹の生きてきた姿が少しずつ鮮明になってきて、お兄さんの思っていた妹の像とは違うことにお兄さん自身がちょっと戸惑ってた。そんなお兄さんの心の描写がとても綺麗に描かれていて、最後のプロポーズは、妹のお陰でお兄さんの心が変わっていったことを妹になったつもりで嬉しかった。時々、読み返したい物語です。
早起子さんが享年27歳で亡くなることから始まり、
6歳歳の離れた兄、涼青さんが
亡くなった妹の身辺整理をしながら
自分の知らない早起子さんの生前の姿を知っていく。
田村由美先生独自の心に染みる言葉や
ふと自分に置き換えたくなる想いの表現が
所々に散りばめられていて、短編読み切りだけど
心の深いところに響く素敵な作品です。
1、2話は淡々粛々と話が進む感じですが
3話に色々なことが回収されていき、
私は自然と涙が流れていました。
ミステリという勿れからこの作者を好きになり、読んでみました。短い話ですが、愛に溢れた物語です。ある日突然亡くなってしまった妹。歳が離れていたのであまり接点がなく兄は戸惑うばかりだが、徐々に妹の生活が見えてくると、そこにはかけがいのない日常があり輝く人生があった。
兄妹の絆、周りの人との友情、交流‥ 感動が静かに静かに胸の奥に沈んでいくような、そんなお話です。
他作品を読んでて、どの作品もストーリーが非常に面白く読み漁っています。
にわかファンではありますが、久しぶりにこの作家さんの作品なら読もうと思えました。
亡くなった妹さんは、本当に充実した日々を送ってたんだろうなあと、じーんとしました。
お兄さんが感じた事や、思い出した事を、またご両親と分け合って欲しいなと思います。
これからお兄さんが結婚して、辛いことも嬉しいことも、家族皆んなで分け合えるだろうな、という未来も見えて、最後に希望というか、明るい気持ちになれたところがまた良かったです。
「ミステリーと言うなかれ」からきました。
流石は田村先生、短編でも妹さんの人生、兄への気持ちがしっかり描かれていて、ホロリとしました。
妹さんの人生お友達のキャラクターもしっかり描かれていて、良質な映画を゙見た気分になりました。
青い傘を買いたくなりました。
強くお勧めします。
子どもの頃から田村由美さんのマンガをたくさん読んできました。
いつの間にか忘れ、ミステリという勿れで再会。
昔から長編も短編も、ストーリーが天才ですよね。
ギャグもミステリも泣けるものも得意。幅が広すぎてビックリです。
こちら作品はしっとりと人の人生を、心の内を、人と人の繋がりの形が描かれています。