【ネタバレあり】1日2回のレビューと感想
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1日2回
1日2回ふと昔のことを思う。
どうでもいっかでおさまる。
でも本当にどうでもいいのかもしれないけどどうでもいいとおさめているのかもしれない、だってどうしようもないから。思い出は軽いようで重く、ちっぽけなようで中々なものかもしれない。
若い頃は考えれるキャパは狭いくせに考えて行動する体力はあるから勢いも余ってしまって、だからフットワークが軽い。淡々とことが運び過ぎていくのかもしれない。そのときはその事しか考えられず、夢中で、大事なことを忘れてしまうのかもしれない。いや、大事なことすらわかっていないかもしれない。簡単に言えば余裕がない。っていうのか。
でも若くなくなると大事なこと、大事なものが見える、見え過ぎてしまう。思い出と経験を思い出してはやめを繰り返し滞っている。夢中とは逆に飽きる。先を考えぬく余裕が作れるキャパが広い。大事なものが隠れない視野がある。失敗しない。
とくに主人公れみちゃんは現実的で前向きな性格だからどこか引っかかっていた心、気持ちも置いてけぼりにして前に進んできたのかもしれないなぁ。とか。
みんなそうだろうけど。
40近い方でこのお話に共感が持てない方はいるんでしょうか。
いくえみ先生、勝手な解釈ですいません、でも共感しかありませんでした。
30代のわたしは続きが読みたくて仕方ない。by ゆうも- 42
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4.0
しみる
40代の今の私が読むと、心にとても沁みます。
作画も、40代のリアル?、崩れていく、かっこよかった人、可愛かった人も少しずつ変わっていってしまう。現実感あって、私は好感もてます。
幼馴染の、自分でも気づかない恋心ってありますよね。
私も、今は結婚して遠くで暮らす幼馴染が居ます。
小学校、中学校、それからも、お互いに彼、彼女が出来たり。
だけど、私に何かあるといつも気にかけてくれた。今は疎遠になったけど、
夢に最近よく出て来て、、
あれ?!
私、あいつが好きだったのか??!
と、淡く切ない(古)気持ちになります。
気付かなかったことに、やっと気づく時もある40代。
また会えたらなーと、ほのかに思います。
いや、純粋に。笑
いくえみ先生、私が10代の頃から、長く良作を生み出し続けてる、素晴らしい作家さんです。by シズメイ- 39
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5.0
素晴らしい❗️
作家さん、子供の頃から第一線でご活躍されてましたが継続して素晴らしい作品を出されて脱帽です。才能と年季が入り物語が重厚でしみじみと考えさせられます
主人公は幼なじみの男女
りみと季
設定は39歳で、二人ともシングル、またお隣同士で暮らす事で過去と現在のストーリーが交差しながら進んでいきます✨
構成の素晴しさ、無駄がなく二人とチューやんの関係も丁寧に描かれており、ノスタルジックな雰囲気です。
二人の今後も気になりますが、過去のチューやんの登場シーンに、40代の自分も昔を思いだし余韻に浸ってしまう…
大人な作品です。by パピモク- 6
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5.0
幼馴染2人ももちろんいいけど、ちゅーやんのエピソードが少しづつ出してくるところが、わたしは好きです。れみちゃんが好きになった人ってどんな人だったんだろうって惹きつける展開がうまい。
40代の私、高校時代いくえみ先生の作品を読んでて、この年になってまたリアルな年代の作品を読めるなんて幸せです。若い頃は自分のことだけに突き進めてしあわせだった、若い頃はいいなじゃなくて、今も生きないとなって悩み、葛藤、焦燥が共感できて、この作品に出会えた感謝しています。それでも季の「めんどくさい」が思う!大人になったって思うよね!ってヒュッと昔にタイムスリップしたというか。
次の配信心待ちにしています。by ごろーこ- 5
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5.0
回想シーンと現代が行ったり来たりで、一瞬「?」となることもありますが、総じて胸が「
ギュッ」となるような感じがします。
今出ている分は全て購入しましたが、妊婦のお嫁さんと一緒にお兄さんが実家に戻ってきて、、のところで、この義姉が好かん!でもそのおかげでお母さんが季を想う気持ちが溢れているところが見れたのはよかった。
幼なじみの2人、今の関係が1番いいのかもしれないな。
早く続きが読みたいです。by inasamu- 3
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5.0
じわじわハマる
この人の作品が作り出す空気感が好きだ。
その舞台となる町の空気、匂い、人の自然なつながり、関わり、生活感というのか。自分の生活とは違うからか、とても惹かれるものがある。
なんとなく、旅行先で出会ったその土地に暮らす人たちに混ざって日常を垣間見るようなところ。
あ、あなそれは別かな。
でも、この作品は少し違くて、もっと人にフォーカスされてる気がする。
最初はなんとなく感じていた単調さも、だんだんと登場人物たちの空気感に魅了され、
人間の弱さ、強さ、おかしさ、悲しさを感じる。
そういう普通の営みがいかに素敵なものかを感じられ、自分たちの生活の豊かさにも気付かされるものがありました。
大好きです。by こーーま- 1
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5.0
今回も心が揺さぶられるのを期待して!
無料12話まで読んでみて、
学生時代の四角関係…幼なじみ、友達、大切だけど付き合ってる訳でもなく、仲間で…ハッキリと言葉にする事ができない、好きってどういう事かもよく分かっていない思春期の感じが伝わってきます。
年をとったら、たま~にしか思い出さない事が、トキのように毎日顔を合わせたら、昔の自分の気持ちや想いまでよみがえってきてしまうよね…。
登場人物、全員がキャラ立ちしていて、それぞれ過去にどんな想いで生きてきたのか、その心情が丁寧に描かれていて、もっと知りたくなります。
家族との会話、会社での出来事、悩み事…すべて分かりみすぎて共感しかない。
いくえみ先生の作品は、いつも引き込まれて心が揺さぶられて、感情が不安定な時は読めなくなる…でも読みたい…という現象が起こりますw
今回も死別や離婚など重いテーマがありますが、ちゅーやんの過去や想い、結婚の事などすごく気になるので読み進めたいと思います!by ノネット- 0
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5.0
心の奥が絶妙にザワつく
1日2回ってタイトルがいいですね。
いくえみ先生の作品は、心の奥の琴線を絶妙な力加減で撫でていくような、何とも言えない余韻を残します。
いわゆる予定調和じゃないんですよね。
え?って方向に行ったりして、心の奥がザワつく。
だから心が疲れている時は読めないです。笑
このお話は他の作品に比べると、心のザワザワ感少なめで読めますが。笑
そして、いつものことながら言葉遣いが秀逸。
チューやんとミハの回のモノローグ
あれらは時折 こちらを覗きに来る
↑
思い出すではなく、覗きに来る
この表情に唸ってしまいました。
れみちゃんと季の関係性がなんとも言えない。
泣き虫な季の涙にちょっと胸が締め付けられて。
なるほどと唸って、意表を突かれて、ザワザワします。by 名無し774- 0
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4.0
進展なしでもイラつかない作品
他の作品は、話の進みが遅いとイラッとしたりするのですが、この作品はそこがいい。
ただ穏やかに過ぎる毎日に癒やされます。
れみのお隣は小さい頃からの幼馴染が住んでいましたが、最近戻って来た様子。
地主の娘と結婚して、夫婦上手くいっていたのですが、中々子宝に恵まれないのは季が種無しだったので、婿養子の立場の為離婚をしたようで、又元居た家に戻って来たとの事。
れみは友人達の様に根掘り葉掘り聞くこともなくいつもと同じ態度で、季と接するので季自身も安心するのではないでしょうか?
2人が恋愛に発展する予感はしませんが、あくまでも現実に根付いた、いくえみ先生の秀逸作品だと思います。by ねこ108- 1
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3.0
いくえみ先生の作品20年以上前から読んでるけど、たしかにこの作品は作画崩れしてる気がする。
39歳の主人公、幼なじみ、友人らが再会し、昔話に花を咲かせ、過去の描写と現在の描写が交互に織り交ぜられた作品。
交際には至らなかったけど好きだったのでは?という微妙な関係って確かにあるよな。
そして今主人公は未亡人で幼なじみは離婚して独身。
となると恋愛などが自由にできる。
でも友情のような感情と恋愛感情も違う。
なんか共感してしまう。by 名成し- 1
5.0