3.0
料理周りの設定が疑問…;
作品としては面白い。
全体としてはコメディよりでサクサク読めるし、根底のちょっと薄暗い話も含めて楽しめる。
…ただタイトル通り、料理周りの設定がいくらなんでも“ご都合”すぎて…;;;
前世で家に帰れないレベルの社畜だったヒロインが、簡単なお菓子どころか「パン種」だの「日本酒」を一から作り始めた時は流石に「いやいやいやいや…;;;」となって頭を抱えた…
さらに細かいところだと、この異世界ではいわゆる「パン」は木に成るもの、となっていて、それが「原作者の知識不足(知識の偏り)」の所為ということになっているのだが、なぜか味がいわゆる「パン」と違うらしい。
…パンの製法(?)に原作者の知識が影響しているのなら、パンの味も原作者の影響を受けて想像通りの「パン」になるのではないのか???
さらに米やおにぎりも存在するのだが、なぜか異世界では芯が残る炊き方をしていて「そんなに美味しいものではない」と認識されている。
なんで味にだけ作者の影響がないのかが意味不明だし、転生しているヒロインはともかく、純粋にその世界で生きていた男主人公や周囲の人間も、食べ慣れた異世界の食物よりヒロインが作る現代日本のものを必ず感動するほど美味しがるのも地味〜に気になるし…;
さらに米粉を作ったヒロインが“簡単に”米粉と小麦粉を置き換えて美味しいおやつやパンを作れてしまうのも、製菓経験者としては納得がいかず…;;;
(米粉はグルテンがないので、単純に置き換えただけでは美味しいものは出来上がらない)
とにかくメインストーリーは面白いのだが、料理周りの「ヒロイン補正」というか「ご都合主義」があまりにもあまりで…;;;
そこが気にならない人であれば全然楽しめると思います。
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追放悪役令嬢の旦那様