5.0
懐かしい!
連載当時りぼんで毎月読んでました!
爽やかな恋愛ものだけど、アキラの子供時代の事情の影響もあり、途中から高校生の恋から大人の愛っぽくなっていって、今読んでも良い漫画だなーと思います。
- 0
連載当時りぼんで毎月読んでました!
爽やかな恋愛ものだけど、アキラの子供時代の事情の影響もあり、途中から高校生の恋から大人の愛っぽくなっていって、今読んでも良い漫画だなーと思います。
翠が泣くと、晃が寂しそうに微笑むと、
もう涙腺が崩壊するんだよぉぉぉぉおお!!!
どうしてこんなに人の涙腺を崩壊させるのがお得意なの矢沢センセイ!!!!
翠が全身で笑って、全身で悲しむその姿が、まさに青春そのもの。甘酸っぱさってこんな感じだったかなって思わされます。
もともとパラダイスキスが大好きで、この作品は名前を知ってるだけで、全く読んだことありませんでした。
NANAやパラキスに比べると、純粋でキラキラした側面が前面に出てる作品ですが、その後世に送り出される上記作品を彷彿とさせるような、人の弱さ、ズルさを浮き彫りにするような展開やシーンの描き方は、この当時から秀逸です。光ってますね。
晃と翠のその後のストーリー、見てみたいですね。ご近所物語のバザーに2人が客として立ち寄ってるシーンはありましたが、是非2人で子育てに悪戦苦闘している後日談も見たかったです。
数ある少女マンガでも本当に本当に大好きで、単行本も全巻揃えて何度も読みました。
矢沢あいさんといえばNANAとかパラキスとかの方がメディア化されてて有名だと思いますが、私にとってのダントツ1位は天ないです。
エンジェル冴島と呼ばれる翠が、晃に出会い、恋に落ち、人を好きになることの苦しさを知ります。
「天使なんかじゃない、普通の女の子だよ」
このフレーズは何年経っても色褪せません。
一度は両思いになった翠と晃ですが、マキちゃんの存在が2人の間に影を落とします。
体育祭の後、晃が翠にヘルメットを被せてくれるシーン、翠の心の声が悲痛で、切なくて、泣けました。
晃はマキちゃんの側を離れられず、翠と晃は一旦別れを選びます。
いざとなったら逃げも隠れもできない晃が、翠と話し合うためにバイクで待っていたシーン、ここも切なかった。
途中、ケンちゃんと付き合ったり迷走したりして、色々な人が傷つき、傷つけられます。
全国のりぼんっこが恋の難しさを学びました。笑
主人公の2人だけでなく、間宮さんと秀一、マキちゃんと将志さんといった脇を固めるキャラクターの恋も見ものです。
小学生のころリボンで読んでいました。
あんな生徒会に憧れて、中学でうっかり生徒会に入ってしまった過去がありますw
高校生なのに大人びてるというか、こんな恋愛するのかな!?と思うところもあったり、
小学生のころは翠はなんでこんなに泣くのーと思っていたりしましたが、
中高と読み返すとまた違った魅力がありました。
登場人物の中ではダントツにマミリンが大好き!
初登場時のしれっとした子が…
だんだん翠との友情が深まっていく様子が、翠と晃
の恋愛よりも好きかもしれない。
はじめて一緒にライブに行くとことか。
はじめてマミリンが翠と呼ぶところとか。
最終話近くの、「あんたみたいな友達はもう出来ないかもしれない。」は私の中でのクライマックスです。
最初のほうから自分のことしか考えてないヒロインにイライラ。
自分の恋愛が原因で授業中に泣き出してみんなに心配かけるとか何?
トイレのドアくらい誰だってその気になれば上れると思うけど、降りれないなら足台持ってきてもらえよ…
あんなんで泣いて、狙ってる男に助けてもらうとか…
自己中すぎて無理。
大好きな矢沢あいさんの作品の中でも
これだけ読んでなかった気がして読んでみました。
普段少年漫画を読むことが多いけど、矢沢あいさん作品は別!!
これもすごく良かった〜。
ただの恋愛だけじゃなくて
主人公どこか影の部分もあるというか、だから優しいのかな。
途中は、聞きたいことあるならハッキリ聞けばいいのにとか
もどかしさもあったけど、若いから仕方ないのかな?!と思ったり。
でもとにかく晃かっこよすぎ。
やっぱり矢沢あいさんは最高。
ご近所物語から知って、色々と読み始めた頃の作品。面白かったけど、翠がいつまでもグズグズ言ってるのを見てちょっとイラッとしてた。なんでしょうもないことにこだわるの?って。こんなに何もかもよくできた人間なんていないよなぁ〜なんて思ってました。よくある少女マンガの主人公は、性格も良く明るくてが定番。今の時代じゃ考えられないなぁ。私は出来すぎたこういう友達は欲しくないかも。好きずきだろうなぁ。
当時、中一で読んでました。引っ込み思案だった私は、翠のような性格に憧れて、本当に夢中で読んでました。登場人物も全員魅力的で、もちろん晃と翠は好きでしたが、個人的にはマキちゃんと将志さん、そしてマミりんが大好きでした。
当時は中一ということもあって、なんで翠ほってマキちゃんとこいくんだよーとか、なんでマキちゃん将志についてかないんだよーとかモヤモヤしたこともありましたが、40超えて全ての登場人物の気持ちがわかるようになりました。誰も悪くない、そして、みんな自分の思いに一生懸命で、それでも、自分以外の人への思いやりを忘れない。こんな素敵な人たちばっかりだったから、これほどの名作になったのだと。心理描写が繊細で的確で、この歳で読むと鳥肌ものでした。とても高校生とは思えないくらい、皆他人への思いやりがすごくて。逆に、忘れていたものを取り戻せました。将志さんと晃が兄弟だと分かった時の衝撃よ…。矢沢先生的には伏線いろいろ引いてたんでしょうが、当時は度肝抜かれました。天才だなぁと。黒電話とか、手紙とか、公衆電話とか、今の子には馴染みがないものも多いかも知れませんが、ぜひ、若い方にも読んでもらいたい。そして大人になっても、人生の指針になってくれる、素晴らしい漫画だと思います。
読みながらせつなくてしまいました。気持ちが折れそうな翠ちゃんの悲しみがダイレクトに伝わって胸がいっぱいになりました。大好きな晃はマキ先生を見ていて、自分と付き合っていてもマキ先生にトラブルがあったり、マキ先生が悲しむと自分を置いてマキ先生に行ってしまう晃に限界を感じてしまうのは仕方ないと思う。そのタイミングに幼馴染みのケンに癒しを求めてもいいよ翠ちゃんと言いたい。けど今度は晃を忘れられない翠ちゃんに自分とちゃんと向き合ってもらいたいケンがいる。ケンに対して翠ちゃんは晃が自分にした事と同じ事をしている。その葛藤が又せつなくて泣けてしまいました。翠ちゃんの友達のマミリン、滝川君、それぞれの友達のやり取りもお互いの思いやりも十分満足させてくれる漫画です。
晃は将志が帰国するまで博子を見守りたいと翠に話し、それを受け入れられない翠は、別れを選びます。晃はフランスに将志を探しに行き、フランスから翠に電話をかけて、二人はお互いの気持ちを確かめあいます。その後インドで将志が見つかり、帰国して博子と結婚。大企業の御曹司だった晃は父親の会社を継ぐべく一流大学を目指して無事に合格。4年後に翠が美術の教員として母校の入学式で挨拶する、というシーンでハッピーエンドです。
将志は晃の父親が昔つきあっていた恋人の子どもで、晃にとっては腹違いの兄でした。将志の存在を晃の両親が知ったことが原因で、晃の家庭が壊れてしまったことに責任を感じていた将志は、幸せを自ら遠ざけてフランスに渡りました。晃が将志と博子に固執したのは、そんな理由からでした。
サイドストーリーのタキガワマンとエミリンですが、エミリンが夢を叶えるべく海外の大学に留学しますが、高校卒業時点では遠恋を選んでいます。
翠はケンとちょっとだけつきあいますが、やっぱり晃を忘れられず、すぐに別れます。翠とケンがつきあっていることを知った晃は、そのあとすぐに将志を探す旅に出るので、ケンは立派に当て馬としての役割を果たしました。