みんなのレビューと感想「蟲師」(ネタバレ非表示)

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5.0
すごく好きな世界観
アニメから好きになり単行本は 完全保存版です☆
妖とはまた違う 蟲と呼ばれる生命の原生体が絡んで
起こる様々な事象。。(禍もあれば福に似た現象も)
蟲を研究し それらの事象に対処できる蟲師
1話ずつの短編ですが 次々と読んでしまう魅力あり
舞台は 明治時代を思わせる古き良き日本で
主人公の蟲師 ギンコが訪れる先々での蟲絡みの
ストーリーは 少しもの哀しく それでいて温かく
心の一部がストンと 落ち着くような空気感。。
まるで昔話や民話を読んでるような心持ちがします
もののけ姫 や 夏目友人帳にも似た雰囲気で
好きな人は好きだと思います
ままならない現状に もがいてる方にこそ
お薦めの作品ですby ティア-ひん-
17
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5.0
アミニズム
ミステリアスな雰囲気のギンコさんと蟲の織り成すストーリー。
派手ではないけれど神秘的で、読んだ後じんわりと心に響く、不思議な世界観を持ったお話です。一つ一つの話が短いので、ゆっくり少しずつ読めます。-
18
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5.0
名作
単行本を持っているのに無料キャンペーンに惹かれて購入してしまいました。何回読んでもおもしろいからいいですけどね。
電子書籍になるとコマ割などが話の進行と前後することが多いですが、丁寧に電子化されてると思います。
一つ難を言えば、漢字の読み方が難しいところがあるのでルビが頼りなんですが、小さくて読みにくいところがあります。
主人公のギンコが蟲師として旅をする話で基本的に1話ずつの読み切りです。たまに連続していたりしますがだいたいどこから読んでも大丈夫です。
日本昔ばなしを見てるような、懐かしさを感じる読後感です。残酷だな、という終わり方する話も中にはありますが、主人公のギンコが絶対的なヒーローじゃないことで納得して終われます。
流行した時に読んでない方にも、読んだことのある方がもう一度読むにもいいと思います。
by いかるがー-
3
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5.0
何故かリアルに感じる
昔話や民話のような懐かしさを感じます。
派手さはないけれど、少し悲しく、仄暗く、じんわり胸に染み入るようなストーリーが秀逸です。
蟲という説明仕切れないものが題材なのに、何故かリアルに感じる不思議。
むかーしむかしの世界にはこういう蟲達がいたに違いないと、妖怪よりすんなり受け入れられます。
少しずつ明かされるギンコの過去も楽しみです。
漢字の読み方が難しいのでルビがもう少しハッキリ見えると良いなぁと思います。by ペパーミントティー-
1
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5.0
身構える必要なし!なぜか心地いい
すごい! スケールが壮大で、でも、すんごい怖いとか威圧的な感じとかはなくて、畏怖に似た念とともに心地よささえ感じる。なんか不思議。まだ読み途中だけど、じわじわと、いやこれとんでもなく面白いのでは!?
すごい(2回目)! これはほんとに一人の人の創作なんだろうか。何の違和感もなく、破綻してるようなところもなく。異世界ではないけれど、人によって見える見えないものの話なのに、すんなりと入り込める。人知を超えたような内容でちょっと難しいんだけど、全てを理解する必要はないのかも。ただ、日本人なら一度は触れておいたほうがいい世界、感覚のように思うから、気負わずにちょっとでも読んでみては! あと、主人公がカッコいい。一見ひょうひょうとしてるけど、熱い男のように感じる。by su1ara-
0
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5.0
タイトルで損してそうな名作
タイトルが蟲師?となり虫は嫌だぁとなられる方が多そうなのが残念
そういう自分も蟲師?となり避けていましたが評価の高さから見てみることにしました
結論からいって非常に面白かったです
どこが面白いかって言われるとこれがすごく難しくて例えるなら日本昔話的な面白さ?なのかな
読んだあとに心にじーんとくるというか余韻があるというか
1話完結のオムニバス形式なので読み安いと思います
最初少し読んで肌に合えばそのまま読み進められるかとby 特定希望-
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5.0
ジャパニーズファンタジーの傑作
生と死のあわいに生きる蟲と人間、それぞれの[あるがまま]の在り方に、時に切なく胸打たれ、時に心温まる傑作です。どちらが悪い訳でもない、ただあるがままにあるだけ、という、作中のギンコの台詞がとても印象的。
戦前の日本のような、それでいて何時ともしれない不思議でノスタルジックな世界観からは、生々しい雨の匂いや古い日本家屋の湿った空気、見たこともないはずの不思議な蟲達の息遣いすら感じられて、一話完結のオムニバスなのに読むのを止められない圧倒的魅力があります。
間違いなく、ジャパニーズファンタジーの最高傑作のひとつ。by 牛の首2-
0
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5.0
職業という生き方
生き様が職業となったような『ギンコ』
蟲師として、各地を渡り歩きながら、生と死の狭間、物と者の間に存在する太古の生物『蟲』と時に身体(命)をかけて関わり、時に滅し、時に活かし、蟲に悩む人間を救っていく。
蟲を退治するだけ、人を救うだけが答えでない事もある。それが『命』だと、老父のように語りかけてくるメランコリックな筆致は読むほど引き込まれる事でしょう。
どう生きるか、何を成したいか、関わりながら相手のベストを模索する姿勢は、優柔不断に見える事はあれど、厳しい道で生半可な優しさでは選べぬ生き様。
学ぶ事も多い作品、おすすめ致します。
ホラー的な要素は絵の雰囲気だけで、話は明るくはないけど、淡々としています。by 蛇結茨-
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5.0
初めて読みました。
他の方のレビューをみるとアニメ化されたりしている作品なんですね。
引き込まれる世界観です。今、私達がいる世界ではないけれどどこか通じてるものがあると思わされます。
生きて行くことの厳しさや寂しさを感じますが、人の優しさやあたたかさが救いとなって涙します。
いろんな蟲がいて、それが人に影響を及ぼす。
もしこの世の中のことが蟲の仕業なら、ギンコさんに助けてもらえるのになぁ、って期待しちゃいました。by はおA-
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5.0
ギンコに惚れます
主人公のギンコが旅するのは、大正時代から昭和初期にかけての古き良き日本。作者の漆原さんの描く蟲師の世界観はメランコリックでどこか懐かしい風景をおもいださせます。
蟲が原因とされる数々の奇病や事件を解決する事を生業とする蟲師。主人公のギンコもそのひとり。日本各地を旅し人々の営みの中で蟲たちが引き起こす数々の奇病を解決してゆく。ストーリーが進むごとにギンコが格好良くなって行くのも見どころです!by イルマーレ-
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