ひとりでしにたい

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あらすじ
いわゆるひとつのバリバリのキャリアウーマンで、優雅な独身生活、余裕の老後を謳歌していたかに見えた伯母がまさかの孤独死。黒いシミのような状態で発見された。その死にざまに衝撃を受けた山口鳴海(35歳・学芸員・独身)の人生は婚活から一転終活へ。死ぬのは怖い。だけど人は必ず死ぬ。ならば誰より堂々と、私は一人で死んでやる。一人でよりよく死ぬためには、よりよく生きるしかない。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生!
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みんなのレビュー
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3.0
未婚 子無し 一人っ子の50代です。
孤独な老後と孤独死確定ですので行政の頼り方など勉強になりました。
カレー沢さんの作品は内容が面白くて好きなのですが、この作品の原作は別の方なので、稚拙タッチの絵が原作と合っておらず読みづらく感じました。
でも、朝起きるたびに自分の人生を悔やみ、人を羨んでばかりの日々でしたが、この作品を読んで妙に冷静な気持ちになれました(決して明るい気持ちにはなれませんが)。
私もペットを飼っていますが、「重荷ではなくおもしなのだ」というくだりに共感を覚え、明日も頑張って働こうと思いました。
一生ちゅ〜る食わしたる!!by 匿名希望-
70
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5.0
核心を突いてます
そもそも「人生」に成功も失敗もない
なのに他人はとやかく言いたがる
結婚できた、家族を持てた、裕福な生活、孫のいる老後、看取られる最期…
だから何なの?
幸せの基準なんて100人いたら100通りあって
そのどれもが正しいとは限らないのに
人間はいつの時代も自分の正義を振りかざす
そしてそれが正しいと信じて疑わない
心底恐ろしいよね、女は特にその意識が強い…
ドラマ化、楽しみにしておりますby えのころぐさ-
55
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5.0
動物漫画で、作者を知りました。
犬、猫を飼ったことがある人なら、彼女の「きみにかわれるまえに」は、おすすめです!
そして、本作品は「人間」の老後がテーマなので、誰にとっても他人事ではありません。
最後は、誰しも「ひとり」になり、「孤独死」予備軍です。
孤独死が、悲惨な最後である、とは言い切れませんが。最後、お互いに安全に看取れるような
友人関係、またはご近所関係、または法的な場所へ頼んでおくなどの対策が必要です。
本作品は、そんな現実に向き合ったものです。by ロンソン-
13
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4.0
NEW考えるきっかけになる一冊
これはなかなか興味深い。誰もにやって来る、人の命が終わる時のお話です。
独り身で看取る人がいない場合の本人の死後に起こる状況がとてもリアルに説明されていて、わかっていたつもりのことがこんなにも認識不足だったのかと愕然としてしまいます。孤独死のその後……なんともしんどい。
人それぞれの境遇の違いが対比的に描かれているところにも興味を持ちました。例えば専業主婦と独身キャリアウーマン。親に大学の学費を出してもらった人と、奨学金で通った人。人はとかく主観でものを考えがちですが、自分とは違う境遇の人について客観的に思いを巡らすことの必要性を改めて実感しました。
絵がユーモラスで好きです。シリアスな内容ながら、時に主人公の表情が衝撃的で爆笑してしまいます。by チールー-
0
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4.0
NEW勉強になります
憧れの叔母のスープ化により、人生終末が一気に自分の事として身近になった主人公。年下同僚のズバズバ発言に落ち込み怒りながらも、周りと自分をもう一度見直して行きます。厚生年金、熟年層の習い事に潜む危険、熟年男性の女性差別など、考えさせられたり、勉強させてもらったり、ものすごく重いトピックなのに、サクサク読めるのは、作者のお笑いセンスのおかげですね。面白いです。
by 茹で玉子-
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