4.0
あれ?蔵馬…
鴉天狗が主人公のシリーズです。
その鴉天狗のビジュアルに既視感が…
あれれれれ?幽遊白書の蔵馬そっくりのような…。
鞍馬山の鴉天狗ってことで、オマージュしたのでしょうか?
(年代を調べたら、こちらの方が幽白よりかなりあとでした💦)
もちろんストーリーは全く違いますし、それどころかかなり面白いのですが、蔵馬が出てくることに違和感が〜!!!💦
これって版権的に許されるの?
- 3
鴉天狗が主人公のシリーズです。
その鴉天狗のビジュアルに既視感が…
あれれれれ?幽遊白書の蔵馬そっくりのような…。
鞍馬山の鴉天狗ってことで、オマージュしたのでしょうか?
(年代を調べたら、こちらの方が幽白よりかなりあとでした💦)
もちろんストーリーは全く違いますし、それどころかかなり面白いのですが、蔵馬が出てくることに違和感が〜!!!💦
これって版権的に許されるの?
動物が好きなので、猫之中将と右黒丸の話は可哀想で胸が痛くなりました。
右黒丸の飼い主の女の子は本当に酷いけど、親も娘をたしなめてはいても結局は右黒丸を捨てに行ったり、戻ってきた右黒丸の命を奪って輪をかけて酷いです。
安易に動物を飼って飼育放棄、挙げ句に死なせてしまうという飼い主は今も昔も変わらないのですね。
作り話とはいえ動物が酷い目に遭うシーンは辛いです。
表紙のイラストとタイトルですっかり中国地方が舞台だと思いこんでた。そしたら、平安くらいの京都が舞台でしたね。ギリシャ神話に似たようなお話があったなぁヨミの国、振り替えったら、ダメみたいなそんな恋物語と陰陽師っぽさもあるしふぁんたじーにあたるのかな。色々話は続くので読みごたえあり、
あきもこないですよ。
短編が多いのでどれもサクッと読めます。どの話も内容は怖いのですが最後は心を打たれます。最初の話も自分の大切な人を失ってしまったらやはり自分も同じように壷を買ってしまうかもしれないしどことなく話が嘘臭くても藁にもすがる思いで壷を買ってしまうと思いました。
猫之中将は泣けましたね…
無関係の人を襲ったのは良くなかったけど、悪い人から飼い主を守って…食べ物や着物まで用意して…怨霊になってまで飼い主を助けた
最後の小さい亡骸に涙が出ました。
金瓶梅の作者だからかおすすめに出てきました。ちょっと残酷だがなにか教訓がある。そういう話を描いておられる印象です。平穏に生きてきた人には、受け止め難いかもしれませんが、悲しいことを乗り越えてきた人には得るものがあるのでは?
動物ものには、胸を打たれました。我が家の猫たちも大事にしないと…と改めて思いました。
骨童子は、怖かったです。悲しみが強いとあの世へ行けないというのは初めて知りました。姉思いの良い弟。我が家も仲良くしてもらいたいです。
竹取姫の百夜通うとか、小野小町の百夜通ひを思い出されました。それとはちょっと違う様ですけれども、この作家の作品は金瓶梅で惹かれましてから、ついつい拝見させて頂いています。展開が楽しみです。
創作なのか伝承なのかわからないけど、予測がつかなくて面白く読めました。
ただ、骨童子はラストあそこまで残虐になってしまうのに、姉が普通に暮らせるのは考えにくいかなぁと思ってしまいました。
この作品は、憎めないかわいい妖と人がふれあい、助け合っていくような、面白い展開です。中国を舞台にしていますが、よく調べてあり、自然な書き方で、どんどん読みたくなり、最後まで行きました。