【ネタバレあり】先見の井戸のレビューと感想

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4.0
未来が見える井戸があったら…
欲求を抑えられなかった三人娘。
結婚相手を尋ねたところ、1人目は楽士、2人目は学士、最後の娘が見たものは山神に見にくい人豚の姿になる呪いをかけられた若者だった。
そうとは知らない娘は井戸にどうしてもその入豚と結婚しなければならないかと尋ね、彼を殺したビジョンを得る。
それしか方法がないと思い病んだ娘は、ひょんなことから自分を救い、世話をしてくれた彼を殺してしまう。
死んで後、人の姿に戻った彼を目にした娘を、井戸の神は突き放すように愚かという。
この作者さん、やっぱり面白いです。
無料分だけでも、ぜひ。おススメですby パティシフィ-
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4.0
昔ばなしのような
昔ばなしなんですけど。
覗いてはいけないと言われれば覗きたくなる。
自分の身代わりで生贄になった娘が、財宝を手に入れたら欲に目がくらんで「私が本物です」と言って出ていき、命も落とし村も水没させられる…等
今も昔も、正直に生きていても報われないことって多いけど、やっぱりズルや嘘はいけないよという、ちょっと怖いけど教訓になるお話ばかりです。by 氷高-
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5.0
中国版まんが日本昔話ですね。
悪いことをすれば自分に返ってくるという教訓が込められています。
でも悪いと分かっていてもやってしまう、いけないと言われると余計やりたくなってしまうという人間の深層心理を突いていて考えさせられます。
ただ井戸を覗いてしまった女の子はそこまで悪いことをしたわけではないので可哀想でした。by ビンゴラビット-
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4.0
先見の井戸と魚の皿、猿酒を読みました。魚の皿以外は後味がよくなかったです。
先見の井戸は美女と野獣のうまくいかなかったバージョンです。
猿酒は、作り方が気持ち悪いです。
幼い少女を生きたまま酒に漬け込んで猿酒を作っていました。猿酒にされる前に、中を見てしまった悪役の2人がしんでしまったので少女は無事でした。by もち-
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4.0
作家さん繋がりです
金瓶梅から好きでずっと読んでいますが、この作家さんは美醜を見事に描き分けていて、話がいつも思わぬ方向に転がっていき先が気になって、つい引き込まれる。
すごい上手な作家さんだと思います。
豚山人とは空想の山に住む生き物でしょうか。とても面白くておすすめです☆by saya*-
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4.0
グリム童話で有名な先生の作品
グリム童話で有名な先生の作品です。先見の緯度とは、占いで将来がわかると言うもの。このような意図があれば良いとは思うけれども、未来がわかってしまって恐ろしいことになれば、それは運命に逆らえないのか。とても興味深いお話でした。
by k_koki-
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4.0
グリム童話のような
寓話の詰め合わせという形式。
子供の頃に慣れ親しんだ、どこか懐かしさを感じるストーリー。
日々を一生懸命生きていても不条理に悲しい気持ちになることも多いですが、
読んでいると日々丹精に生きていこうと思わせてくれる気がします。by うま仔-
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4.0
悲しい
ちょっとバッドエンドのお話が多いかな?っと今まで読んだ分だけだと思ってしまいます。
最初の話も、そのまま実は素敵な人だったのになんかすごく悲しかったです。
猿酒もまだ最後まで読めていないのですが、嫌な予感がして読むの迷います。by 匿名希望-
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4.0
ホラーな雰囲気が面白いです。
未来が見える井戸も怖いけど、猿酒もなんとなくオチが読めたながらにやはり怖かったです。元気になるとはいえ、そんなもの飲まされるの嫌だなあ。
ヒロインが助かって良かったけれど夢に出てきそうなくらい怖い。by sakatasakata-
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5.0
恐ろしくも切なく悲しい
先見の井戸は将来の結婚相手を教えてくれても、その相手の正体や人間性までは教えてくれない。結果、主人公は結婚相手になるはずだった人を殺して幸せを逃してしまった。何とも後味の悪い話だった。
by 尾崎雪穂-
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