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中国版まんが日本昔話ですね。
悪いことをすれば自分に返ってくるという教訓が込められています。
でも悪いと分かっていてもやってしまう、いけないと言われると余計やりたくなってしまうという人間の深層心理を突いていて考えさせられます。
ただ井戸を覗いてしまった女の子はそこまで悪いことをしたわけではないので可哀想でした。
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中国版まんが日本昔話ですね。
悪いことをすれば自分に返ってくるという教訓が込められています。
でも悪いと分かっていてもやってしまう、いけないと言われると余計やりたくなってしまうという人間の深層心理を突いていて考えさせられます。
ただ井戸を覗いてしまった女の子はそこまで悪いことをしたわけではないので可哀想でした。
先見の井戸と魚の皿、猿酒を読みました。魚の皿以外は後味がよくなかったです。
先見の井戸は美女と野獣のうまくいかなかったバージョンです。
猿酒は、作り方が気持ち悪いです。
幼い少女を生きたまま酒に漬け込んで猿酒を作っていました。猿酒にされる前に、中を見てしまった悪役の2人がしんでしまったので少女は無事でした。
金瓶梅から好きでずっと読んでいますが、この作家さんは美醜を見事に描き分けていて、話がいつも思わぬ方向に転がっていき先が気になって、つい引き込まれる。
すごい上手な作家さんだと思います。
豚山人とは空想の山に住む生き物でしょうか。とても面白くておすすめです☆
竹崎真美先生の作風は残酷ながら好きで何度も読んでるんですが。「可哀想な紅玉」って、いや、可哀想なのは豚山人でしょって突っ込んでしまいました。ラストのおばあちゃんのセリフには納得ですけどね。結局人は中身よりルックスで判断するってことでしょうか(⌒-⌒; )
ちょっとバッドエンドのお話が多いかな?っと今まで読んだ分だけだと思ってしまいます。
最初の話も、そのまま実は素敵な人だったのになんかすごく悲しかったです。
猿酒もまだ最後まで読めていないのですが、嫌な予感がして読むの迷います。
ホラーな雰囲気が面白いです。
未来が見える井戸も怖いけど、猿酒もなんとなくオチが読めたながらにやはり怖かったです。元気になるとはいえ、そんなもの飲まされるの嫌だなあ。
ヒロインが助かって良かったけれど夢に出てきそうなくらい怖い。
人間のおろかさを感じる作品ですね。
先のことを気にするあまり、占いに振り回されて 目先が見えなくなり 暗示にかかり
もう、どうしようもないないところに行きつくのでしょうか?
続きを読むのが怖くなりますね。
猿酒ってお話がちょっと印象に残りました。
お母さんを思う女の子の優しさ、それを利用する大人達。残酷な最期を迎えましたが自業自得かと。
けっこうグロテスクな絵もありますが大丈夫な方はおすすめです。
先見の井戸のお話が怖かった。将来のことは気になるし井戸の中が気になりつい覗いてしまった主人公の気持ちがよく分かる。覗いてはいけないと言われると覗きなくなるものとはいえ好奇心は持ちすぎるとかえって災いの元でしかないんだなと考えさせられました。
この作者さんの作品は続きが読みたくなる、魚の皿はタイトルから怖い感じがしましたが、あたたかい話で、とてもいい話でした。