4.0
絵に描いたような王道!安心して読めます
赤ん坊の頃、人質としてイスパニアに連れてこられたシャノワール国第八王女ブランシュが、優しくしてくれる王太子リカルドを、慕うようになるのは当たり前。そして、それが、恋心に変わるのも時間の問題でした。そしてリカルドも、「赤い悪鬼」の自分を恐れることなく、素直に愛情を向けてくるブランシュを憎からず思うようになるのは、自然な流れ。普通なら、身分違いがネックになるところですが、ブランシュは小国ながらも一国の王女。あとは、どうやってこの二人に、お互いの想いを伝えさせ合うかだけでしたが、こちらもしっかりとリカルドが腹を決めてくれたので、ぐだぐだせず意外とスムーズ♡ 結論として、絵に描いたような王道恋物語となり、安心して読めるお話になりました。ただ、ルナの存在は、本当に必要だったのかな?星はちょっと緩めで、星4で。
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