みんなのレビューと感想「青のミブロ」(ネタバレ非表示)

青のミブロ
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作家
配信話数
128話まで配信中(25~60pt / 話)

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4.3 評価:4.3 241件
評価5 49% 119
評価4 36% 86
評価3 12% 30
評価2 2% 5
評価1 0% 1

気になるワードのレビューを読む

1 - 10件目/全241件

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  1. 評価:5.000 5.0

    めちゃくちゃ面白い!

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    新選組にオリジナルのキャラが入隊する話は割とありますが、歳さんから入隊を誘う、しかも子どもをってのは珍しいかと。

    主人公のにおは、歳と総司が立ち寄った京の団子屋の婆さんにに引き取られた孤児。
    子どもなのに白髪。目端の利く子でとても賢い。
    子どもの拐かし事件が続き、犯人を誘き出すために歳と総司はにおたち兄妹を利用する。
    にお達は歳と総司に助けられるが、その時に歳が斬ろうとした男は人を殺してないことをにおは感じ取り歳を止める。
    翌日、団子屋に行った歳はにおを浪士隊に誘うが、におはそこで不満を爆発させる。
    いつも犠牲になるのは一番弱い子ども。
    そんな世界は嫌だ、でも一番嫌なのは何もできない自分。変わりたい、世界を変えられるくらい強くなりたい、におは泣きながら叫ぶ。
    におの思いを受け止めた歳はにおを浪士隊に連れて行き、壬生の八木邸でにおとゆかいな浪士隊の生活が始まるわけです。

    それぞれの隊士たちのキャラが立ってますが、皆が魅力的。
    勇さんがイケメンすぎて最初は勇さんって分からなかったけど、もう、何というかキャラがいい。
    とにかく相撲に持っていきたがる。
    山南さんが今までにないキャラかなぁ。好きですわ。
    そして、鴨さんですよ。風貌はちょっとアレですが、中味がいい。芹沢一派の連中もなかなか魅力があります。
    鴨さん大好きなんで、暗殺に至るまでがどのように絡んでくるのか楽しみです。
    新八っつぁんが小澤征悦にしか見えなくて、もしドラマ化したら彼にお願いしたい(笑)。
    4巻まで読んでますが、ここまででは平助があまり目立たず、左之は左之だなぁってキャラで大好きなタイプの左之。私は左之が好みじゃないと新選組物は読まないので、この作品はかなり好き。
    一はチビなので、におと同じように皆からは子ども扱いされてます。でも、眼光鋭く強いです。

    画力があるので、斬り合いのシーンなんかも迫力があります。
    見開きで見たいシーンの多いこと。
    大事なシーンなのにふざけたシーンが随所に入るので、そういったワチャワチャした感じが嫌いな方は読みにくいかもしれません。私はこのノリ好きです。

    新選組好きな方には一読をお薦めします。

    • 14
  2. 評価:5.000 5.0

    新選組結成前夜からの物語!

    13話まで読んだ感想です。プレゼント券で何気なく読んでみましたがとても面白い作品です。
    正直、新選組ネタは若干飽き気味だったのですが、架空の人物である少年「にお」の目を通してみた江戸末期の京の様子、新選組結成前夜の壬生浪士の描かれ方が面白いです。
    既に見知っている新選組の登場人物もすごく魅力的に描かれていて、今後も読み進めたい作品です!

    • 10
  3. 評価:5.000 5.0

    よく考えてある作品

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    コメントとか見てると…あまり新撰組を知らなかったり、歴史を知らなかったりする方も多いのかな?と思ったり…
    非常によく考えてある作品だなぁと思います!
    キャラクター設定も、王道な所と、そう解釈したのかという所と、新鮮に楽しめます!
    少年漫画らしいスピード感の展開で、さくさくと読めますね。

    時代の流れが各話のコメントに反映されていると感じるのが、歴史を学んできたものとしては興味深いです(笑)
    江戸時代のお話なので、血生臭い描写がありますよ~!

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    色んな方向から色んな方が

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    書かれている新選組や壬生のお話しが、子供(にお君達)からの、彼らなりの思考も描かれていて良いです。壬生の御屋敷を見に行ったことがあり、その時に鴨居?に付いた刀の跡を見ました。物語ではなく、実際に生きていた方達の生活の痕跡、命の跡を目にして。こんなふうに生きていた方達がいたのだと、怖くもあり、また、時代や立場が違えば…とか。少なくとも命の奪い合いにはならなかったのかも?と、思想以上に大切な命について色々と考えながら、その後、京都の街を歩いた事を思い出しました。にお君達、生きて大人になってね。

    • 6
  5. 評価:5.000 5.0

    剣士には興味がありますが歴史や新選組に興味はない私が、無料で評価も高めということもあり読み始めたら1話目でどっぷりハマりました。
    絵も綺麗で見やすく、多分ハマったのは登場人物に人間味を感じたからだと思います。
    人間味以外にも、現代では昔に比べ薄れていると思われる生きるとは信念とは正義とは何なのかを問いかけているようで、個人的には非常に価値ある作品だと思いました。

    • 6
  6. 評価:5.000 5.0

    絵がきれい!

    プレゼント券で軽い気持ちで読んでみましたが、2話でもう好きになりました!歴史物ほとんど読まないので、付いていけないかも、という不安なにその。あっという間に引き込まれました。
    まず絵がきれい。そしてテンポが良い。で、血が流れない。青年誌なのにお色気がない。かなり好みです。こういう漫画に出会えると楽しいですね。毎日無料が嬉しい。これから少しずつ読みます!

    • 4
  7. 評価:5.000 5.0

    どうなるのか心配

    新選組、正直好きじゃないので、読むのをためらっていました。
    読み始めて、これから待ち受ける悲劇に向かって、作者さんが何を物語に託そうとしているのかちょっと興味がわいています。
    正確に言うと、架空の人物であるにおくんに、何を託そうとしているのか、ですかね。

    新撰組をあまり好まないのは、集団が大きくなる時特有の変なルールを敷いて粛清を繰り返すからです。
    私には、およそ組織というものに、あまりよい印象がありません。
    それに、佐幕、倒幕、どちらにも正義があり、正しさをジャッジする事はできません。
    けれど、武力行使する集団はやはり武力で現状を変えることを目的としています。
    そこには必ず恐怖があります。

    この物語がどのようにして、崩壊していく組織を描くのか、その期待値で★5です。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    大好きな新選組!

    ネタバレ レビューを表示する

    無料分からの一気読み、コミックスも買いました!土方・山南・斎藤私の大好きな隊士。斎藤が子供というのが解せませんが・・・におについては最初は頑張れと思いましたが京八のあたりで『こいつ自分が全部背負えると思ってんの?神とでも思ってるの?』とイラッとし始めてそこからすんなりと受け付けられません。視座が高いとか、人の気持に寄り添えるとかにおがキーパーソンなのはわかるのですが・・・。
    これから史実通り隊士たちの関係性も変わるのだろう・・・恐らくその中ににおの存在が重要な役割をするのだろう。
    それにしても芹沢の件まではみんな楽しそうにしてたなと思いました。実際の隊士たちはどうだったか分からないけど、相撲したり稽古したりじゃれ合ったりしてる事もあったのだろうか?治安を守るために心を捨てることも多々ある中であんなふうに息抜きしてじゃれ合うことができてたとしたら救われる気持ちになります。
    また京都、福島、函館、日野など隊士縁の地に行って今すぐ隊士たちの軌跡を辿りたいと思いました。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    己が正義を貫く話

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    「正義と悪が戦っているのではなく」
    「正義と正義が戦っている」
    環境や立場、それ以前にひとりの人間として感じ方や考え方や物事に対する思いが違う時点で正義とは人の数だけあると思っていい。
    自分からみたら敵で悪、だがただそんな風に切り捨てるのではなく相手の正義とは何なのかを見極めようとする心と目を持っている少年「にお」の言動を見ていると沢山のことを考えさせられる。

    新撰組を題材とした物語は何作品か読んできたが、本当にどの登場人物も魅力がある。だから後の現代に於いても名が知れ渡っているのかもしれないが、もしかしたら「にお」のような人物がいたのかもしれないと思うと少しわくわくする。
    力の強さだけではなく、心の強さ、意思の強さ、大切なものを守りたい強さ、そのためになにかを切り捨てて決断をする強さ、におにはそんな強さがある。
    しかし、その強さは初めから持っていたわけではない。生い立ちや境遇や大好きな故郷の変化、ただ生きていくために沢山のつらいことを乗り越えなければならなかった…におは強くなるしかなかった。本当はそんなに強くならなくて良かったのにとも思うが、におは立ち上がり進み続ける。その姿が本当に格好いい。人を惹き付ける。

    これは101話まで読んだレビュー。
    私は芹沢鴨が大好きだ。きっとミブロのみんなも好きなんだよね。好きだからこそつらく、好きだからこそ自分達でなんとかしなければいけないと行動していくんだよね。横柄で自分勝手なんて言葉では収まらない人だけど、人を惹き付ける魅力溢れる芹沢鴨が大好きだ。史実通りなのかはまだわからない。でも、どうか笑って最高の人生だったと思って欲しい。

    己が正義の名のもとに信念を貫き通すために辛い決断をしなければいけない時がくるだろう。
    「子どもが安心して泣ける世の中」その先に、みんなが笑って過ごせる世界があることを願うよ。太郎・はじめ・にお、そしてミブロのみんなが笑って過ごせる世界があることを願うよ。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    ネタバレ レビューを表示する

    アニメ化されてるのを知って、声を当てられる前に事前情報ゼロで先入観ゼロのまま読んでおきたいと思い読み始めました。
    新撰組の作品は数多あれど、個性的な面々が揃っていくたびに、歴史上はどんな最期になるかを知っている身としては、におくんにどんな影を及ぼして、どんな目をするようになるんだろう?と気になって仕方ない。
    刀の重さを知って、壬生浪士の仲間を得ていくうちにこの先を憂いてしまうのをやめようと思いつつ、憂うのはやめられないなと開き直っています。
    傷つく未来がわかっていながらやっぱり目を離さずにはいられない作品だと思います。
    におがどんな強さと弱さと未来を手に入れることになるのかどうしても気になります。

    • 0

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