みんなのレビューと感想「死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~」(ネタバレ非表示)(3ページ目)

死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~
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4.2 評価:4.2 1,008件
評価5 42% 425
評価4 39% 392
評価3 16% 164
評価2 2% 20
評価1 1% 7

気になるワードのレビューを読む

21 - 30件目/全1,008件

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  1. 評価:5.000 5.0

    想定外の面白さ❣️

     設定は確かにありふれたものですが、ヒロインを始め登場人物がいい人が多いし、全体的に丁寧に描かれているので読んでいてハマります。

     死に対する捉え方は勿論ですが、人間の弱さや本性についても深く掘り下げており、愛の形も様々であることを描いています。

     心優しい、でも人間嫌いな死神の八雲さまは、ヒロインを始めとする人間と関わることで、愛というものを知っていく。そんな過程を描いた秀作です。

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  2. 評価:3.000 3.0

    落ち着いて読める

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    没落した家族の令嬢が、男爵家の使用人となり、男爵の娘に変わって望まぬ結婚をさせられる、とまあよくある話といえばよくある話です。嫁ぎ相手が噂の違ってイケメンで大切にされるというテンプレです。
    ただ、この手の話だと嫁ぐ前に家で暴力を含む虐待をされていたり、物置に閉じ込められていたり、使用人にまで嫌がらせをされていたりと、なんでそこまで?みたいなことが多いけれど、この話はそれがなかったのがよかったです。男爵夫人とその長女は意地悪でしたが、末娘は可愛く慕っているし、使用人仲間とは楽しくやっているし、街の人達も親切です。
    生贄として嫁ぐことになった際も、男爵は頭を下げて頼んできたし、まあ残された家族の面倒はちゃんと見てくれるでしょう。
    ヒロインも、いじけたところがなくお嬢様らしいしっかり者で、見ていてイライラすることがありません。

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  3. 評価:5.000 5.0

    穏やかに育まれる死神との愛

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     この作品のヒロインの没落華族の千鶴は、新華族の三条家の使用人として奉公しながら、酷く虐げられる日々を送っていた。 そんなある日、千鶴は、小石川の街に蔓延る死に至る流行り病を鎮める為の生け贄として、死神に花嫁として捧げられることとなった。
     千鶴は、死神のもとに嫁ぐと驚愕の事実を知る。
     死神の名は八雲。実は、死神は人間の命を刈り取って死に追いやるような恐怖の存在などではなかった。人間は、死神の案内無しで死ぬと、魂が迷い彷徨い悪さをするようになって苦しむ事になってしまう。だから死神は、人間の魂を黄泉へと安らかに導き人間を救う働きをしてくれていたのである。人間の寿命はあらかじめ決まっていて、流行り病による死も、死神のせいなどではなく、元々決まっていた寿命に過ぎなかった。死神は優しい存在だった。
     死神の八雲は、死神見習いの浅彦と、幼い人間の子供の一之助と暮らしていた。一之助が、千鶴にとても良く懐いて、無邪気で可愛い。
     一之助は、両親に虐待されて、死にたいと絶望の淵にいたところを八雲に救われていた。 そんな一之助が、母親の死の間際に、母親に「愛している」とぎゅっと抱き締めてもらって、『愛されていたのだ、生まれてきて良かったんだ!』、と実感出来たシーンには、思わずホロリ泣かされた。千尋は「これからは、自分が一之助の心が壊れないように愛情を注ぐんだ!」、と八雲に誓う。八雲は、一之助の本心に気づき心を救ってくれた千鶴にありがとうと感謝する。胸が熱くなる場面だ。
     八雲には、愛というものがよくわからなかった。けれども純真無垢で慈愛に満ちて健気で芯の強い千鶴と過ごすうちに、八雲にも変化が起き始める。
     千鶴も、八雲の心に寄り添いたい、という想いが日々強くなっていく。  二人の今後の展開が楽しみです♪

    by ki
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  4. 評価:5.000 5.0

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    ギフト券を頂いたので読んでみました。
    生贄として神様に嫁ぐと言う似たような設定の作品か・・・と最初は思っていましたが、死神と言う、所謂お参りするような神様ではない対象が、本当は通常思われているような位置付けではない所、解釈が違う角度からと言うのも興味深く、当のご本人死神八雲様も、命を吸い取るような恐しげな雰囲気など全くない、むしろ透明感のある澄み切った心の持ち主で、とても好感が持てます。
    主人公の設定はややありがちな面もありますが、育ちのよさゆえの、自分に対して理不尽に接する人達を心底憎めない心の清らかさが、余計に健気さと不憫さを誘います。
    まだほんの出だししか読んでいませんが、主人公が、ほんの僅かな境界で、これまで生きていた世界とは全く別の場所にいながら、本当の心の安らぎを感じながら大事なものを見つけられる事を切に願うばかりです。

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  5. 評価:5.000 5.0

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    病が流行り、死神が枕元に立ったと言い残し亡くなる人が多発。
    死神様に生贄として、家では雑な扱いをされていた千鶴が選ばれる。
    怖くても、自分に行き場がない事を分かっていた千鶴は、死神様のもとへ。帰れと言われても、帰る場所が無い事に、死神様もここに置いてやると生きる場所をくれた。
    一緒に暮らしながら、死神様の仕事がどういうものかを知り、千鶴は穏やかな暮らしをしていく。
    着地点、恋はするのか、成就するのか、気になります。

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  6. 評価:5.000 5.0

    素敵な死神様

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    よくある死神とは違い
    人が迷わずに転生出来るように黄泉送りを行う死神様
    人間は誰も真実を知らずに恐れ嫌悪する
    嫌悪しているにも係わらず
    助けてくれと生贄として千鶴を嫁がせる
    勝手な人間の行いを嫌悪している死神八雲様
    恐怖を抱きつつも小石川の人々を救う為にと凛として嫁にして欲しいと懇願する千鶴

    千鶴の思いや立場に気付き
    居場所を与えてくれる八雲様は優しい死神様
    恐れる存在ではなく
    その役割を理解し
    八雲様の苦悩を思い寄り添う千鶴

    お互いを思いやる心が軸になってお話が進みます

    死神と人間の恋
    立場が違うが故の葛藤や苦悩
    それでも思いやる二人

    綺麗な絵と丁寧な描写で作品に引き込まれていきました

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    一気読み

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    とても面白かったです。無料分をチラッとみたらめちゃくちゃ面白くてつい配信されている分を全部一気読みしちゃいました。
    亡くなる前に「死神が...」と言い残して亡くなった人が何人かいて、死神が殺しに来ると思い、元華族であった千鶴に死神の嫁になれと言われ死神(八雲)の所に嫁入りに行ったことが始まり。千鶴は心が綺麗で優しい女性。冷淡だった八雲も段々千鶴の優しさに触れ惹かれて行く話。読んでいると心が温かくなるストーリーです

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    無料分だけ読みました

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    華族の令嬢だった主人公

    父親の罪でお家は没落しすべて失ったが、家族の為に主人公が働きに出る事になる

    華族である働き先の母親と娘達に蔑まれ、嫌みを言われて嫌がらせを受けても一生懸命働く主人公が健気で、優しくて応援したくなります

    同じく働く人達もいい人達なのでほっ♪としました

    そんな時、町?村では流行り病で亡くなる人が多数出て、亡くなる前には、死神が枕元に来た…と言っていたとの噂が流れ…

    そしてタイトルや1話始めにあるように主人公がその死神の元へ生け贄の花嫁として出される…のでしょうね…(>_<)

    続きがとっても気になりますが…
    ちょっとPがお高いですし、話数や皆様のレビュー、評価を見ながら様子を見て、完結してから読もうかと思っています

    それから…あの華族のお家の母親と娘らや、主人公を生け贄にした人達には天罰が下る事を願います…☆彡

    あっ、それから主人公の父親を騙した?男にも天罰を…!!怒

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    安心して読める

    愛を知らないで育った人、結構いると思いますよ。
    死神さんも、生きていた時が悲惨だったのかなと、勝手に思ってしまいました。
    死神さんに助けられた男の子は、死神さんやその助手さんとそして優しい令嬢さんに大事にされて、人の愛やぬくもりを知って、優しい人に育つのでしょうね。

    それでも、母親からいじめられたことは忘れないでしょうけど。

    絵が上手だし、丁寧な筋立てだし、好きな作品です。

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  10. 評価:5.000 5.0

    絵がきれい

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    無料分11話まで読みました。
    没落華族令嬢の千鶴が、死神の八雲のところへ嫁入り(というか生贄?)させられるも、予想外に愛される、というお話。
    死神と言っても西洋的な禍々しいものではなく、黄泉の国へ導く役目を担うもので、その辺りの設定が新しいと思いました。
    死神の八雲様が人間味溢れているせいか、"死"に関するお話が多いですが、そんなに暗くは感じません。
    絵もきれいで読みやすいです。

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