4.0
50話までの感想
最初のほうは閉鎖的な村人達の異国人嫌いがもどかしかったけど、少しずつ距離が縮まっていく様子が良い。アイナの祖父だけはどうしても許せないが…。
優しすぎるがゆえに、領主であるにも関わらず領民達からナメられているリツだけど、ジークのような芯の強い女性がなんともお似合いで見ていて微笑ましい。キスシーンはあるものの、甘い雰囲気の描写はなく、50話でジークが妊娠?!という衝撃のラストで「え!いつのまに?!」と思ったww
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最初のほうは閉鎖的な村人達の異国人嫌いがもどかしかったけど、少しずつ距離が縮まっていく様子が良い。アイナの祖父だけはどうしても許せないが…。
優しすぎるがゆえに、領主であるにも関わらず領民達からナメられているリツだけど、ジークのような芯の強い女性がなんともお似合いで見ていて微笑ましい。キスシーンはあるものの、甘い雰囲気の描写はなく、50話でジークが妊娠?!という衝撃のラストで「え!いつのまに?!」と思ったww
これが少女漫画?リツとジーク、お試し婚の二人が徐々に距離を縮め、心を通い合わせていくところは、確かに少女漫画的。けれども、極寒の地の暮らしは過酷を極め、狩りの仕方、肉の処理のしかた、毛皮の作り方、保存食の作り方、木彫りの熊の作り方(?)などなど、まるで美食漫画か紀行漫画。少女漫画にしては、随分毛色が違います。「結婚」を描いているのに、まるでサザエさんとマスオさんのように、見事にそれらしい表現は描かれていない。せいぜい「匂わせ」る程度。それでも、ジークが妊娠して、出産までしちゃうんだから、やっぱり本物の「夫婦」だったんだね?!
それにしても、ジークに目が行きがちだけれど、リツの魅力も捨てがたい。優しくて、実は強くて、働き者の領主様です。白髪がトレードマークの北の雪男、これでも貴族だけんね。
リツたちの生活は、日本でいうところの「マタギ」の暮らしと共通するところがあり、なかなか興味深いです。自然の恵みに感謝しつつ、ゆっくりと流れていく時間を楽しむ二人を、これからも応援していきます。
オーロラがウリになるような、厳しく冬の長い環境で、自然と向き合いながらも心豊かに暮らす人々のお話。
生活自体は過酷なのだろうに、食料の自給自足ぶりまで丁寧に描かれているため、ほのぼのと豊かに見えます。
主人公のリツ(領主)の嫁探しから始まるストーリーですが、恋愛パートは比較的落ち着いています。
1年を過ごす中でゆっくりと育まれていく愛情と信頼がたまりません。凛々しいジークが可愛らしくなっていく変化を、見守ることができて嬉しいです。
北欧でのんびりスローライフとゆーのはちと違う
雪国での生活はただでさえ大変なのに領主でありながら異国とのハーフで先住民からは(特に年配者)快く思われなくて閉鎖的な農村
厳しい自然環境に嫁の来てがないとこに元軍人のご令嬢がお試しで嫁に来てくれたので領主はちとウキウキしながらも色々と心配
雪国で狩りや民芸品を作る事が生活の糧であるとてもためになる教養漫画だと思います
北方貴族でありながら原住民のような生活を送る男と、中央で華のある生活をしている武人でもある貴族女。期限つきの契約をしながら、まさかプロポーズをうけるとは!
スローライフ、、シンプルにただ生きるだけでこんなに手間がかかるのかと、改めて現代の便利さを感じました。
なにこの可愛い2人。お互いへの気持ちの育て方が厳しい冬の生活を通して、じっくりゆっくりなのが、とても心地よい。今は毎日無料でこちらもじっくり読んでますが、無料分終わったら一気に読んでしまいたいかも⁉︎
北欧好きなので、絵はいまいち惹かれませんでしたが、読み始めまして。
結構しっかり北欧の文化が描かれている気がして、興味深いです。北欧好きの方におすすめです。本当に詳しい方が読むと、色々違うっ!てなる可能性もあります。
ちゃんとこの世界で『生活』していると思わせる細かい描写。土地ごとの風習といったリアリティを持たせるための工程をしっかり踏んで登場人物を『キャラクター』から『別世界に生きている人間』へと昇華させてます
えっ?という始まりでしたが、二人が少しずつ距離を縮めていくのがとても微笑ましいです。厳しくも温かい、北欧での暮らしぶりを見ることができて毎回楽しみです。二人の行く末かどうなるのか気になります!
コミックを読んでいて、こんなに静かに心落ち着ける物語は少ないと思います。日々の生活は大変なのに、とても豊かでに感じます。そして二人の愛も静かに、ゆっくりと育まれていく。なんだかいい物語です。