5.0
情事の果てに迎えたラスト
文太の性癖と義理弟幹生の愛に揺れながら加奈の気持ちと行動にドキドキハラハラしながら読み進めてきました。
途中しんどくなって読むのをやめていましたが、今日ラストまで読み終えました。
ラスト5話以降から涙が溢れました。
このお話のなかでは罵り合ったりドロドロしたやりとりは一切なかったのですが、それぞれの抱えた心情が重く深くささりました。
文太と加奈の20年後が描かれていましたが、幹生の20年後も知りたかったです。
そして最後どちらの子供だったかも描いても良かったなと思います。
一見、モラルハザードな情事に思えた話でしたが、一生愛するってこと、誰かを想い続ける人生ってことに触れたお話しでもあったかなと思いました。
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