みんなのレビューと感想「花板虹子【完全版】」（ネタバレ非表示）

昭和

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時代設定は昭和50年〜60年前後でしょうか？
全編にハラスメントの嵐です。
女のくせに生意気な、とか女の板長なんて、と言われて、なんと修行中には上司の男から陰湿なセクハラもされまくりです。
その後、立派に板長として成功した彼女の元にあのセクハラ男が頼み事をしにやって来ます。
それが出来損ないの自分の息子を立派な板前にしたいとか言う、どーでもいい身内のハナシ、しかもずーずーしい頼みをしれっと頼むその根性に、お前の面の皮どんだけ分厚いの？？？
色々と突っ込みどころがありますが、ストーリー展開や美味しそうな料理についつい引き込まれてしまう漫画だと思います。

癖のある画風なのでどうかな？と思ったけれど、今現在も読んでます。昭和時代、板前修業は男社会だったからパワハラセクハラ当たり前で描かれていて。この親父何様？と思いもするけど、虹子さんの情熱は全て跳ね返してしまって気分爽快。カラーだったら、料理や器がより楽しめるのにと、そこが残念。

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女性の板長さん。男社会で偏見に塗れた目を鮮烈な腕前でスパッと叩き伏せていきます。この板場の描写でたまにある喫煙シーンは本当にあったものでしょうか？他のグルメ漫画にもありましたが、料理人がタバコを吸うなんて時代云々の問題ではないような気がします。

地味だけど味がある

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見た目と描かれる舞台が地味でどうかな？と思ったけど読んでいか内に味があって面白くなりました。食に関わる人は普段から尊敬しているので、裏側の苦労とか仕事内容を知れて面白いです！

無料分までですが。

世界に誇る和食の素晴らしさ、なんて言うと誇張でしょうけど、板さん達の技術や料理が本当に素晴らしい！としみじみ感じました。虹子の立ち振る舞いも恰好良くて、毎回楽しみにしてました。

絵は古いが、しっかりとした職人もので、面白い！
登場人物にそれぞれ愛着が湧きますね。
女人禁制と思われるような板場で悩みつつも、堂々と板長として問題を解決していく主人公がとても素敵でした。

ある漫画をおもいだす

いろんな料理の絵が出てくるがうまく描けている、自分で作ったり食べたりしなくもかけるのだろうか、まんが作家に敬服しました。またザ・シェフを思い出しました

いいマンガ!

板場って、やっぱり大変だなぁと思いました。
そんな中で女性がしっかり働いている姿は、格好良くて憧れます。
読んでいると美味しい物を食べたくなりました。

全てのハラスメントを受けていそうな虹子さん。
昭和だから見過ごされてたことばかりだけど、強い芯のある女性にスカッとします！プライベートモードとのギャップも素敵！

素晴らしい女性ですね。憧れます。
私は子育てを終えて、自分の人生を振り返ってみたら、何もできない自分が恐ろしく感じています。虹子さんが羨ましいです。