明日、私は誰かのカノジョ
- 完結
 
    - タップ
- スクロール
あらすじ
「一週間に一回、私は【誰か】の彼女になる」 彼女代行として日々お金を稼ぐ女子大生と彼女に魅せられた男達の、恋愛のリアルを描くビターラブストーリー。第1巻は主人公の雪を偽の彼女としてレンタルした若きサラリーマン、壮太と雪の歪な恋愛模様を描く。あくまで客と彼らの理想の女を演じる代行彼女…二人の心の距離は果たして近づくのだろうか――
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みんなのレビュー
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          5.0 性的な内容を含む純文学みたいな話です。23話まで読んだ感想。 
 
 一気読みさせられてしまった。
 ヒロインはレンタル彼女として働く女子大生。
 美しい美貌だが化粧を落とすと大きな傷痕がありコンプレックがある。
 傷痕を見られてしまった客と恋仲になりかけるが成就しなかった。
 
 その後の唯一の親友との関係が本番スタートな作品です。
 みんな、何かを満たされずに生きている。そんな事が痛感させられるストーリー。
 
 意外な事にモブかと思ったナンパ男が一番常識人という展開。
 気持ちの持ちようで全員が幸せになれる作品なのでハッピーエンドを期待してます。by Tig☆このすば- 
                  
    
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          3.0 賛否が分かれるかと賛否両論あると思いますが、私はラストが残念だなぁと思いました。 
 わざわざ壮太くんに彼女が出来て幸せな感じの時に、雪ちゃんかも?的な流れで終わらなくてもよかったのでは…
 ハッピーエンドにしないなら、普通にすれ違う感じでも良かったかな。
 
 それに、やっと嘘をつかなくてもいい相手を見つけたのに、それでもだめならどうやって幸せになるんでしょうか?
 
 ただ、途中の雪ちゃんの心情などの描き方は凄く良かったと思います。
 愛されて育った人間は、愛されなかった人間の気持ちなんて理解できない。同感です。
 
 だからこそ、そこに憧れを抱いて壮太くんに愛を求めるラストにしてほしかった。by 匿名希望- 
                  
    
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          4.0 脆く、危うい少女たちから目が離せない。続きが気になって現時点での配信分は全て読みましたが、気になりながらも次の話を読むのが毎回少し 
 怖いです。
 母親からネグレクトと虐待を受けていたであろう雪は、奨学金で大学に通いながら生活費のために「彼女
 代行」のバイトをしている。きめ細やかな対応で売れっ子の彼女の客として、新卒のサラリーマン壮太と
 出会うことになる。
 私は雪は壮太を受け入れなくて良かったと思います。壮太は善人であるが故に、親からネグレクト及び虐待?
 をされた雪を可哀想がることはできても、その闇を理解することはおそらくできないでしょう。
 もし結婚したとしたら、話せばわかってくれると、雪に内緒で母親にコンタクトを取って和解させようと後ろ
 から彼女を撃つタイプです。
 雪は顔と身体に大きな傷があるため、身体を売ることがないのだけが(傷がなくても性格的にしないでしょうが)
 皮肉ですが救いです。
 
 雪の親友のリナ。可愛くて性格も悪くない、思いやりもある女子大生。
 でも淋しがりで男に依存しがち、淋しいと初対面の男とも寝るし、パパ活でも生理的に許容範囲であれば
 身体を売ることも厭わない。
 多分、三次元でも珍しくないタイプでしょう。
 ただ精神的な脆さ・危うさが雪以上で、今後かつてのパパ活関連等でトラブルに巻き込まれる可能性が
 高く怖いです。
 他の方も書いてますが、ナンパで知り合った(それも初対面で3P!)雄大が意外にまともで、彼がリナの支え
 になり、リナがパパ活をやめるきっかけになればと思います。by 匿名希望- 
                  
    
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          5.0 憂鬱なるサバイバー事故や災害だけではなく、虐待などの過酷な経験を生き延びた人のことも「サバイバー」と呼ぶそうだ。 
 本作の主人公である雪はそんなサバイバーであり、彼女代行のバイトで収入を得ている。
 
 ときどき思うのだが、単純明快な正義や勇気や夢や希望に生きる主人公がヒーローやヒロインになるには、現代はいささか複雑になりすぎたような気がする。
 そして、私たちはいささか「知りすぎた」ような気がする。
 それは例えば、正義の名の下に行使される独善的な暴力や、叶えられた一握りの夢の輝きに隠れて散ってゆく者たちの末路や、希望という仮面を被った悪辣なビジネスや、そういう何やかやだ。
 そういう有象無象の悪意や欺瞞に対して、私たちは賢くなりすぎたし、疑うことを覚えすぎた。
 
 そんな時代にあって、いったいどんな人間が、フィクションのヒーロー/ヒロインになり得るのか。
 その答えのひとつが、意志と哲学ではないかと私は思う。
 世間の常識や道徳や慣習とは関係なく、自分の明確なルールがあり、何があろうとそれを守る。
 「闇金ウシジマ君」はそういう種類の現代のヒーローだと思うし、全く別の漫画だけれど、私には、本作の雪とウシジマ君がだぶって見えた。
 そういう意味で、彼女は、まさに現代漫画のヒロインだと思う。
 
 特に最初のエピソードには、彼女の生き方が凝縮されていて、その強さと悲しさに、激しく胸を打たれた。
 
 雪は、夢も希望も信じていない。
 そして何より、愛を信じていない。
 彼女が本当に信じているのは、金だけだ。
 
 しかし、こういう言い方は本当に傲慢で嫌なのだけれど、それは、間違いだ、と私は思う。
 
 私がそんなふうに思えるのは、きっと、雪のようなサバイバーになる必要がない、甘く幸運な人生を歩んでこられたからなのだろう。
 まあ、それは認める。
 認めるが、思うのだ。
 全てを疑っても、愛だと信じたものが愛ではなかった、という経験を何度重ねても、愛が消える瞬間をこの目で見ても、それでも、愛だけは疑っちゃいけない、と。
 それが、私の哲学だ。
 
 生き延びることに、価値はある。
 でも、生き延びた先にあったものが金だけだったなら、「生き延びてよかった」なんて、思えるだろうか。
 
 だから、私はいつか、雪が愛を信じられる日が来ることを願って、この漫画を読み続ける。
 強く、冷たい、この憂鬱なるサバイバーが、いつの日か、愛を知ることを夢見て。by roka- 
                  
    
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          5.0 考えさせられる辻くんの考え方、はじめはとても好きだった。母親を蔑ろにするのは~のところ。 
 ただ読み進めていくうちに、
 自分の考えって自分のいる場所からしか物事を見ていない偏ったものだったんだと思った。
 
 貯金はある。って言った辻くんに
 親が学費や生活費を払ってくれて保障された生活を送って貯めたお金は誰のお金か、みたいなこと雪ちゃん言ってたのも
 ハッとした…
 
 本当にそうだな。って。
 
 物事を多角的にみれるようになりたいって思ったのと、
 雪ちゃんが今より少しでも心軽く過ごせますようにって思った。
 辻くんも幸せになってね。by ごまたろう2020- 
                  
    
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