3.0
悪役令嬢を演じきれるかな
民衆のことを全く考えない両親、国王とその后に愛想をつかした王女リルネットは、隣国から縁談があったのをいいことに、自分が悪役令嬢を演じて婚約者になる王太子に婚約破棄を告げさせようと画策するが……。
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民衆のことを全く考えない両親、国王とその后に愛想をつかした王女リルネットは、隣国から縁談があったのをいいことに、自分が悪役令嬢を演じて婚約者になる王太子に婚約破棄を告げさせようと画策するが……。
読み始めたら、確かにそれなりに、続きは気になる。ヒロインのリルネットは、かなり近視眼的な思考回路の持ち主ながら、生き生きと描かれているし、レオリヴァーは、地位にも容姿にも、そして、常人を超えた能力にも恵まれた、まさにスーパーヒーロー。この二人の繰り広げるわちゃわちゃは、それなりに面白い。
それにしてもリルネット、自分の国の王族(つまりは、リルネットの家族)を滅ぼしたいがために、婚約者である隣国べベアルージュの王太子を怒らせて婚約破棄に持ち込み、戦争を引き起こそうって企み、いったい何じゃそりゃ?!自国の民のことを考えての行動みたいだけれど、それ、違うから。一度戦争になってしまったら、犠牲になるのは、まず国民。そのことに考えが至らず、悪女→婚約破棄→戦争→ルーンファ王族の崩壊→目的達成と考えているとしたら、別の意味で、頭ん中お花畑だね。
レオリヴァーもレオリヴァーで、同意もなくリルネットと、何度も関係をもつとは、何事?スーパーヒーローだからといって、結果オーライが許された時代は、もう遠い過去。
ということで、全体的に設定が甘くて、突っ込みどころ満載です。細かいところを気にしなければ、それなりに面白いのに、コンプライアンス的にアウトだよなぁ。
実の両親かクソで、国民のために敢えて他国の王太子に婚約破棄させようというストーリーは面白いと思ったけれど、その王太子レオリヴァーとのベッドシーンが余分というか、雑だったのが残念で萎えた。
媚・薬に酔わされたフリで処女奪われるのはちょっとなぁ。
いくら凄い魔法を使えても一人(と剣の化身)で城を落とすのもねぇ。
悪役令嬢の振りをしていても人の良さが滲み出てるリルネットのキャラは良かっただけに勿体なかった。
傲慢で無鉄砲かと思いきや、思慮深く正義感の強い王女リルネット。
国と民のためには真正面から立ち向かっても無理だと考え、隣国の王子レオリヴァーとの縁談を受けて国を滅ぼす作戦を開始します。
作戦の善悪はさておき、あの両親の娘とは思えないほどリルネットが王族で一番マトモでした。
途中から、ん?なんか路線変更?と思えてきますが、リルネットとレオリヴァーが幸せになってくれることを期待します。
ちょっとエロいような何だかよくわからないドタバタのまま無料分が終わってしまいました。この話どこに向かうのだろう?強欲な自分の親である国王夫妻を倒すためにとあれこれ画策してるけど全部あてが外れてるような。嫌われようと懸命になってる相手の王子には気に入られちゃうしね。10話だけだと課金して続きを読む判断はつけられないと思ってしまいました。悪くはないですけど面白さがまだ掴みきれてない。
本来の主人公は悪役令嬢とは縁遠い性格の人物。それを隠して頑張る主人公、頑張れ❗頑張れ~って応援しちゃう。
隣国のイケメン王太子との婚約を破棄したら、祖国の王族を滅ぼせると考えた主人公が婚約破棄されるために悪役を演じてます。
悪役の演じ方が馬鹿馬鹿しくてビックリしました。
王太子は主人公本来の姿や悪びれてる嘘も見破り、主人公のことを気に入っていきます。
王太子が何枚も上手で頼もしい。
絵が好みだったらもっとキュンキュンできるんだろうなー。
40話ま無料なので、読み始めました。
今、8話目まで読んだのですが、ここまででいいかなと思ってしまいました。ヒロインは、まぁ良いのですが、その婚約者(候補?)が、ちょっと嫌になりました。
悪政で苦しむ国民のため、祖国をぶっ潰すために悪役を演じきることを決めたリルネット王女だが。婚約者である隣国の王子はちっとも怒らないどころか策略で飲んだ薬の為にリルネット王女としてしまった‼️王女は初体験を無かったことにしたいと言って。。。そんなリルネット王女に噂とは違うと興味を持つ王子。さてどちらの思惑が勝つのでしょうか。
自国を滅ぼしてもよい、との決断は潔いけれど、詰めの甘さは、貴族ゆえか。少々、イライラしながらも、ついつい読んでしまう。国と国との関係は一筋縄ではいかないし、人間関係となれば、一層、複雑に。さて、ヒロインはいかに?