みんなのレビューと感想「消えたママ友」（ネタバレ非表示）（46ページ目）

うーん…

この作家さんの作品って、家庭あるあるなんだろうとは思うのですが、視点が偏っているような気がします。本作品も例外ではなく、あまり共感できないまま「うわ…」って引いてる感じで読んでいました。
奥様が専業主婦とかパート勤めで、なおかつ家庭が上手くいっていない方はのめり込むかもしれませんが。

余韻が残るラスト

最初は男と逃げたのか？と思ったけど、こんなに辛くて苦しい家庭だと、逃げないと潰されてしまう、、、
残されたつばさ君が心配。父親と祖母のような大人になってしまう。
そしてママ友たちも、なんだか怖い。こんなママ友、いらない。

消えるもの

ママ友は１種の公共広場のようなもの…！
本音を出してはいけない場ですよ！
正直者がバカをみる場ですよ！
どんなに仲が良く、長い付き合いになっても、けっして本音は出さないと思います！

！

一見、キラキラに見えていてもそうじゃなかったりと難しい問題。居場所はどこ？私は何なの？とても重たい問題でしたが、考えさせられた作品でした。

軽い読み口、軽いタッチの絵ながら、内容は重たいです。
でも、ありえない話ではなくてどきっとすることばかり。

苦しくなった

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まだ子どもはいませんが、子どもができたらママ友付き合いとか怖いな気を遣うんだろうな面倒だなーと思っていました。
同じ境遇の人（子育て中の母親）の存在って、旧友や親兄弟とはまた違ったありがたみや安心感があるのかな。子どもが仲良いからつるんでるだけで、人の家庭に興味なんかないっていうセリフがあったかと思うんですが、そんな感じでいいんだなって、少しホッとしました。
ラストのつばさくん、これからまーちゃんは思い知ることになるのかな。

実は身近にあるかも

現実に同じような事で耐えている人がいるのではないか？と思わずにいられなくなりました。
人は表向きではわからない。ニュースの世界のことのようで、実は身近なこと。
わからないことで周りの関係も歪みかけた。全ては大人の身勝手から生じている。
何より子どもがかわいそう。

リアルでした

これにとても近い話、うちの幼稚園でもありました。子供を置いて消えたママは絵に描いたような円満裕福家庭の人でしたが、失踪後分かったことは旦那のモラハラ、浮気が酷かったということ。
周りのママ友たちの反応や残された子の歪み具合もこの作品に描かれたものと似ていました。

ドキュメンタリーみたいで面白かったです。

最後に

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ママ笑ってた？って聞かれて
うんて答えないで欲しかったよ。
後主婦って気楽だよね。子育てしてればいいんだから。逃げたい…是非逃げて働いて欲しい。
まぁ、自分も家事や介護が嫌だから仕事してるんだけど。

気になる

誰でも隣の芝生は青く見えるって感じですかね。
家庭に入れば尚更世界は狭くなる。
誰もが抱く感情が込められてます。