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槙村先生のダンスの作品なので読む気満々でお試しを読んで見ました。相変わらずバレーシーンは指先まで美しい。ストーリーは…レビューが少し微妙なのでもう少し考えようと思います。
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槙村先生のダンスの作品なので読む気満々でお試しを読んで見ました。相変わらずバレーシーンは指先まで美しい。ストーリーは…レビューが少し微妙なのでもう少し考えようと思います。
漫画の中ではけっこう好きなお話です。
主人公はちょっと落ち目にあるバレエダンサーのたいちゃん。そんな彼女が世界的に有名なバレエダンサーの三上君と出会い、セカイへ羽ばたいてくお話。最後が駆け足ぎみで残念でした。
ちょっとガサツな主人公、鯛子。次々と現れるライバルたちがおもしろい。鯛子は正統派プリマドンナではないのよねー。正統派のライバルたちはどこか病んでる部分があり、それがいい!
作家さんが大好きで、思わず読み始めた。
ダンスのシーンは、昔から読んでいたような懐かしさいっぱい!
途中からの、コミカルなシーンも加わり、さすが!と思わせてくれる。
ゆっくりと楽しみたい。
槇村先生の作品はダンシング・ゼネレーションから見てるんですが…今回はどうも主人公の言動が行き当たりばったり。
現実でフォッシーというブロードウェイミュージカルの日本公演があると、バレエダンサーの主人公がモダンダンスをめざしたり。
その後レニングラード王立バレエが日本公演したら、あっさりバレエに戻ったり。
喧嘩していた彼氏が舞台の上でプロポーズするのも、フィギアで氷上プロポーズがニュースになった直後でしたね。
槇村先生が感銘を受けたんだろうなぁ…それをそのまま描いたのだろうかなぁ…と想像してしまいます。
当然主人公の言動に一貫性がなく「え?あのエピソードはどうなったの?」ってなります。
ヒロインのライバルが何人も出てきますが、ライバルのトラウマをほじくる→ライバルが自滅する→主人公が良い役を貰う→次第に大きな舞台に立つのループです。
主人公が魅力的には思えず、自分の躍りへの想いを人にも強要するイターイ人に見えました。
別の媒体で最終話まで読みましたが、どうにも煮え切らない思いです。
ダンシングゼネレーションが有名なさとる先生。ダンスシーンを描いたら右に出る方はおられません。たいこの性格が可愛いです。時には正義感丸出しにぶつかってしまうけど、素敵な人。彼女が力を出してくると、周りもやわらしい雰囲気になるのに、すばらしくなっていく、魅力的な作品です。お父ちゃんも人情がありかわいいの。たいこちゃんには全く顔は似てないけど性格はおとうちゃん。