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わかりやすく、学べることも多い
最初は、精神科医って?どんな先生?精神科と、心療内科の違いもよくわかってなかった。
同僚のご家族や、その本人。友人の兄弟、姉妹などに通院や、入院を繰り返す人たちがなぜか周りに何人かいて。
先天性なものも居るらしいと聞いた。
成人や中年になってから、不調が受診や検査でわかった人もいる。
担当医師と、患者さんたちの相性なんかもあり。鬱と決めつける医師もいたり。
読むにつれて、すこしずつ違いがわかってきた。 色んな病名が、公にテレビや漫画で伝えられることが増え、一般的に知名度があがったのって、ここ10年位しか経ってないとおもう。
昔は、鬱は風邪が悪化して長引くようなもので、治療して社会復帰もできるって認識だったときいたが
あくまで、周囲の理解と、あたたかい見守り、色んな方々からのサポートを受けられた患者さん、ほんの一部だけ。
まだまた、認識されていない。理解もえられないし、サポートなど、どこにも頼れない人々も多くいる。
そんな。自分は周囲の知人たちに、何をしてあげられるだろう。
勉強になる方が多い、学びのある、読みやすい作品。
ご家族や、患ってる本人が1番辛いと思う。主人公の医師のように、親身に寄り添って、しっかり治療にあたってくれる医師が、沢山いてくれたらいいのになぁ
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