【ネタバレあり】ペリリュー ─楽園のゲルニカ─のレビューと感想

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─
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作家
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168話まで配信中(50pt / 話)

みんなの評価

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4.5 評価:4.5 84件
評価5 73% 61
評価4 13% 11
評価3 11% 9
評価2 2% 2
評価1 1% 1
1 - 10件目/全16件

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  1. 評価:5.000 5.0

    柔らかい丸っこい柄で可愛らしいんだけど、実際に会った戦争の様子がちゃんとかかれていて、読まなきゃと思います。戦争を知らない世代だからこそ、漫画でもいいから、現実にあったこととして受け止めるのは大事だと思う。

    • 0
  2. 評価:1.000 1.0

    期待したけど

    ペリリュー島の激戦を生き残った人の実際に体験した出来事のドキュメントを読みましたが、それは凄惨な体験でした。米兵を80人も倒したペリリューのジャンヌ・ダルクの勇ましい戦い
    島民との涙の別れ
    これらが一番感動的な史実でした。
    指揮官も優秀で防衛戦の策も見事で米軍に大損害を与えてました。このような史実が描かれて無かったのが残念です。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    今色んな生活の苦しさが叫ばれていますし確かに楽な暮らしではないけれどやはり戦時下や戦地に生きるよりはるかに幸せな時代に生まれたと感謝したいです

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  4. 評価:5.000 5.0

    とりあえず12話まで。
    なんの前知識なく読み始め、まさか戦争の話だったとは…!とドキドキしながらも、最初の方は絵柄と同じくのんびり雰囲気で抵抗なく馴染んでいきました。
    戦闘が始まってからは一転、苛烈な戦闘シーンの洗練を受け、ドキドキと苦しさでいっぱいに…なれど、次へと読む手が止まりませんでした。
    南方での戦闘は激しかったと聞いた記憶があります。この先さらに苛烈な戦闘シーンが描かれてるのだろうと思うと苦しくなります。ただ、12話最後に作者様のあとがきがあり、読者への配慮、伝えたい思いをなんとなく感じ、この先を読み進む勇気をもらったように思います。ゆっくり進めていきたいと思います。

    by yamanen
    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    考えさせられます…

    戦争が終結していても、手段がないため連絡が無く、なおも戦争を続けていて。。
    若き軍人達の命、助かったはずの命があったはず。
    世界平和を唱える為に、この作品はおすすめです。
    ぜひ多くの人に読んでほしい。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    むごい。

    残酷で胸が苦しくて
    何度も目をそむけたくなった。

    いくらかわいい絵柄であっても
    描かれてるのは壮絶な戦場での光景。

    漫画で味わうだけでもキツイ。

    現実はこの何倍も
    それ以上に過酷で悲惨だったかと思うと
    いたたまれなくなった。

    誰かの大切なお祖父さん。お父さん。親戚。
    お兄さん。弟さん。
    息子さん。お友だち。恋人。旦那さん…
    かつてこの地へ赴いてその身で地獄を体験した方々が実際にいる。生きて帰れなかった方々が大勢いる。

    敵兵も誰かの子どもとして生まれてきて
    最期は「ママ」と呼ぶ人間で…
    そのママも息子さんを失った悲しみに故郷できっと泣く。

    過酷すぎて漫画でなければ読めなかった内容だと思う。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    貴重な作品。後世に伝えるべきお話。

    以前、生き残った元兵隊の方がペリリュー戦は「瓶の中に二匹のサソリを入れて蓋をして、互いに闘わせた」と例えられていたのをテレビで見たのを記憶しています。それだけ日米両軍共、凄惨極まる戦争だったのだなと思いました。

    おそらく、圧倒的な戦力で攻めて来たアメリカ軍も南方の小さな島を落とすのに、こんなに時間と犠牲が掛かるとは当初は思ってなかったのではと思います。それは逆に、そこにおられた日本兵の方々が、選択肢の限られた厳しい条件の中でも、日本を守る為に必死になって戦った証なのではと思いました。

    いつも戦争関連のテレビ番組を見て思う事があります。それは「玉砕」という、たった二文字の漢字だけれども、実際には、その背後には、沢山の方々の尊い命が散華したのだと思います。

    以前、長野県にある戦没画学生の絵を収めた「無言館」という所に行った事がありました。そこには、戦争で亡くなった画学生が描いた絵が沢山展示されておりました。展示用のガラスケースの中には、海外の戦地から実際に送られて来た葉書が展示されていて、やはり絵心のある方の習性というのでしょうか、日本にいる家族を気遣う文の横に、戦地で見た珍しい風景を描かれていたのが印象に残りました。

    今回読んでいる漫画「ペリリュー」にも、主人公の男性が戦地で絵を描いていて、その場面が無言館で見た、あの葉書の事を思い出すきっかけになりました。

    戦争は、敵味方関係なく沢山の命を短時間で消耗してしまう恐ろしい現象だと思います。未来に生きるはずだった、素晴らしい才能や可能性を消してしまう。だから、この国では、もう戦争が起こって欲しくないといつも思っています。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    おすすめから

    おすすめに出てきたので読んでみたらとても衝撃的。戦争の悲惨さがしっかり描かれており、作者の取材のすごさ、戦争を後世に伝えていかなければという熱意も伝わる。絵はとても優しいが、だからこそ誰にでも読みやすい。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    戦争物が見たいとポチりましたが、最近テレビで紹介されていてびっくりしました。戦争物は脚色なく当時の話をありのままに表現して欲しいと思っています。

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  10. 評価:4.000 4.0

    戦争の悲惨さが分かる作品

    私は、戦後の生まれなので戦争の事は分かりません。でも、戦時中や実戦中の事は亡くなった祖父母に聞いて、ある程度は知ってました。特に、祖父は衛生兵だったので、負傷した兵士の手当てや衛生用品の管理などをしていたそうです。衛生兵は銃を持って戦う事がないので、生きて帰って来る事が出来ました。でも、祖父はシベリアで抑留されていて、戦後、すぐには帰って来られなかったそうです。シベリア抑留中は辛く厳しくて、過酷な労働、食事も粗末なものしか食べられなくて、祖父は、当時の事を思い出すたびに涙ぐんで(泣いて)いました。戦争は、生きて帰って来られても、その人の心を苦しめました。この作品では、実戦中の状況、兵士の心の中の葛藤などが描かれています。悲惨なシーンもありますが、可愛い絵で、ある程度、緩和されています。可愛い絵でなかったら、ショックは大きいでしょうね。戦争は二度と繰り返してはいけません。やっぱり、平和が一番だと思いました。

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