ペリリュー ─楽園のゲルニカ─
- 完結
- タップ
- スクロール
あらすじ
昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録!
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みんなのレビュー
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5.0
コミック買い直しました
ペリリューというタイトルが、島の名前であることすら知りませんでした。
フィクションという形ではありますが史実に基づいており、キャラクターはかわいらしい絵柄ながらも主人公を通して見るペリリューの美しい景色に心境を重ねた描き方は心を鷲掴みにされる様です。物語はあまりに苦しくて感想らしい感想が書けません。
こちらでは数話読んで、紙の本で欲しくなりコミックを購入しました。by 匿名希望-
19
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5.0
ギャップ
戦争経験者が少なくなりどんどん戦争が風化していく中、このような戦争を伝えるまんがは必要だなと思います。
絵は可愛らしくのほほんとしてますが、内容は戦争の悲惨さがしっかり描かれています。
ただ本当はもっとハードだったんだと思うと心が痛みます。
個人的には米兵が亡くなる時に「ママ」といったことへの仲間の動揺がリアルだなと思いました。
みんな人の子、誰しも母が恋しかったんだな。。
先の戦争が風化されず、読んだ方に慰霊の気持ちが湧きますように。by ひろひー-
16
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4.0
NEW戦争を描くということ
前々から読みたかった漫画の一つ。無料分ありがたく読ませていただきました。
読み始めは、独特の絵柄が少し気になりましたが、読み進めるうちに、この緩いタッチと語っているテーマの重さとのギャップが、不思議とマッチしている気分になってきました。
現代の日本に暮らす私たちにとって非日常である「戦争」が、当時ペリリュー島にいた彼らには紛れもなく日常なわけで、他愛ない談笑の隣に飢えや死への恐怖が描かれます。未来ある若者の多くがこんなふうに命を落としていったのかと思うと、胸が痛みます。本当に悲しい。by sans nom-
1
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4.0
NEW絵がかわいいから勘違いするけど、すごく凄惨な物理的・心理的状況を、乗り越えようとして文字通り泥水をすすりながら文字通り死ぬ気でお国のために戦い続けようとする、激戦地の戦士たちの話。もう戦争は終わったんだよ、国に帰って家族に会えるんだよ、って伝えられたなら、もっと助かった命もあったのに、とよくあるファンタジーを横目に思ってしまう。思わず涙です。戦争教育に取り入れてほしい漫画。
by りなきち30-
0
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5.0
最近戦争時代を描いた漫画ばかり読んでます
戦況や主役の戦争時の生き様を描いた漫画は多くあるけど
【特に勇敢ではない普通の青年】
が、毎日毎日死の恐怖に怯えながら必死に生きる様を見ると
正直あり得なすぎて目眩がします
こんな思いをしながら毎日を生きた若い少年や青年が実際に多数いて
未だに遺骨すら発見されていない人もいるなんて、言葉もない…
人は必ず、何かしらの特技や才能
或いは長所を持ってこの世に生まれてくると思っていますが
戦時中に、その多くの才能や長所を持った
未来あるべき人達が
どれほど散っていったのかと思うとやるせない
戦争体験を見聞きした、今を生きる人達が
繰り返さないように生きなければならないと思わせる作品ですby 大宮に住むぞ-
6
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