5.0
日高ショーコ作品!
日高ショーコさんはBL作品しか知らなかったですが、これ、面白いです。いつも思うけど、一人ひとりのキャラがきっちり描き分けられていて、ミステリー?な、ところもあって。
時代が激しく変化する明治末、老舗の呉服屋を再建するお話。大正デモクラシーを先導しているんじゃないかと思う女性の活躍、働き方の大きな変化。
朝ドラみたいって感想あったけど、朝ドラにして欲しいなぁ、NHKさん。
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日高ショーコさんはBL作品しか知らなかったですが、これ、面白いです。いつも思うけど、一人ひとりのキャラがきっちり描き分けられていて、ミステリー?な、ところもあって。
時代が激しく変化する明治末、老舗の呉服屋を再建するお話。大正デモクラシーを先導しているんじゃないかと思う女性の活躍、働き方の大きな変化。
朝ドラみたいって感想あったけど、朝ドラにして欲しいなぁ、NHKさん。
完結してから読めば良かった…と反省。それほどの良さ!!何気なく読み始めたら、どんどんのめり込み、私としては珍しく追加でポイント購入してまで読んでしまった。
時代設定が私好みだからなのもあるが、ストーリーの展開が面白い。脇役的なキャラの人生も丁寧に描かれていて、共感したり励ましたり、一人一人応援したくなる。これは大河ドラマ並みの面白さ。
恋愛マンガばかり少し飽きてたので、この作品を少し読んだら、社会的?歴史的?な お話に興味がわき、引き込まれました。
時代の先を作る若者がどんどん新しいことを思いつき、実現していく姿に、今の世の中の考え方や風潮など、時代は変わっても、参考になることがいっぱい気付け、ストーリーがとてもドキドキワクワクします。
それだけでなく、虎三郎や鷹頭、時子の性格、考え方、感じ方も、ストーリーの重要ファクターで、登場人物の顔も好きです。
完結のお話ではないですが、すごく素敵な作品で、目が離せません。
レトロな雰囲気と当時の風潮や社会問題、それと大店サクセスストーリーが見事に噛み合ってスゴくおもしろい作品になってると思います。
そして何よりキャラたちがとても魅力的!
彼らの抱える背景はもちろん各々の心情や成長が事細かくじっくりと描かれていてほんとに読み応えたっぷりです。(加えて、豪奢な洋服ドレスや着物、宝石小物関連の全てが美しくて目の保養!)
主人公虎三郎がどうやって大店復興へ向けて進んでゆくのか、ヒロイン時子は目指す職業婦人として基盤を築けるのか、三つ星呉服店の将来、そして父親のリベンジに燃える鷹頭の今後もめちゃめちゃ気になるところです。
脇のキャラたちもみんなそれぞれの悩みや意思、切なる願望などがハッキリしていて、皆を応援したい気持ちになれる。最初は敵だと思っていた人々も同じ目的のために良い流れで巻き込み、店の復興のためワンチームとして励む姿にスカッとさせられます。
最初は全然期待されてなかったけど、努力を重ね当主としてある意味カリスマ性とも言える手腕を発揮する虎、それを的確に着実にサポートする鷹頭…この二人の関係性にも目が離せません!BL要素は薄い内容ですが、王道の虎と鷹頭、幼なじみ主従の虎と雀、ブラコン虎とお兄ちゃんズ、コアなところで虎と平瀬男爵…などなど勝手に腐的な妄想で脳内スピンオフを描いて楽しんだりもしてます(笑)
とはいえ女性たちもけっこう気に入っていて、時子や千鶴のほか、ミス.イネスや女優の蔦子さん、そして虎の許婚者、男爵令嬢の未和さま。彼女たちの活躍と今後の展開がものすごく楽しみでもあります。
ワクワクの続刊に期待大です。
これねぇ、
無料分からちゃんと面白いから!
(. ❛ ᴗ ❛.)b
まぁまずは、とにかくちょいと読んでみなせぇ。
何が起こるのかドキドキ・ワクワクが、回を追うごとに大きくなっていく。
ストーリーはもちろん、キャラの個性と役がそれぞれに良いハマり方してて、読み進めるほどに面白い。
…これきっと、また最初から読んだら、違う面白さが見つかるヤツだ…
(人*´∀`)。*゚+
とりあえず私はまず続きを読破してからにします♪
まず、絵が見やすいです。そしてストリーもどんどんアップテンポで進み、次はどうなるんだろうとワクワクします。
変化の激しい時代、それまでのみんなと同じが当たり前。こうするべき、こうあるべき、男女差別、等々、いろんなことがある中で、他者との違いを武器に、前に前に。令和の今でもたまに聞く「前例がない」。
それをぶっとばすのが、読んでて、気持ちいい。今の時代にピッタリだっと思います。私もドラマにしてほしいぐらい。
イギリスに渡った三男坊が没落してきた
呉服屋を建て直していくストーリー。
跡目を継いだ長男は、何を思ってか、金を持ち出して行方知れず。
イギリスで三男坊と、商売を回した友人の力餅借りて、呉服屋の建て直していく快進撃。
当時にしては、大柄な女子店員を雇い、彼女のサクセスストーリーも交えたとても、とても、半日で課金尽くして
読み切る面白さです。
まだ、三男坊の結婚やお店の立て直しがどう話が進むのか、楽しみが早く読めますよう期待してます。
朝ドラで観たいって思ったのは私だけではないはず。いやもう本当に面白い。あらゆる場所で生きているお仕事マンたちのひとりひとりが生き生きと可愛らしく動き回り、様々な心のうちを丁寧に描いてくれている。何よりも時代を感じさせる建物の描写。内観や小物たちの配置。どれもこれも何度も見直してしまうほど惚れ惚れします。先が気になってたまらない。毎日無料分読み終える前に、私、紙の本を本棚に並べました。
可愛いイラストとレトロ感が好みです!和装に洋装が入ってきて、昔ながらの呉服屋にも変化が必要になってきた時。
長男の失踪など親兄弟関係はまだ謎だけれど、イギリス帰りの三男が 下足番がいるゴリゴリの昔スタイルの呉服屋を変革していく様が気持ちよくて!
経営ってやっぱりセンスが必要なんだなぁと。やり方を変えたくない 反対派の店員たちを上手に動かす話し方、人の選び方、そういう才が見えてきてからぐっと話が面白くなってきました!
自分が着物を着るので、このような呉服屋の話は興味がすごくある。三越や大丸など、大きな百貨店はもと呉服屋とところが多いけど、そういうお店のことも少し出てきていて、主人公の呉服屋の盛衰と同時に他の呉服屋の事情も知れて楽しい。
個性を尊重する呉服屋になって行きそうだけど、実際には呉服業界はその後冠婚葬祭に特化していって、栄もしたし、衰退もした。そこまでの時代は描かないかな。今後の成り行きが楽しみだ。