5.0
うん。
なんでこんな共感させるのが上手いんだろうっていつも思う。この最初の劇団員彼氏も、こういう人いるよね。最初はいいけど結婚したいのはこういう人じゃない、とか、、パンに花が紛れてプレゼントくれるとか、全然ロマンチックじゃないけどいいと思って男はやってるんだよなぁ、とか、、、
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なんでこんな共感させるのが上手いんだろうっていつも思う。この最初の劇団員彼氏も、こういう人いるよね。最初はいいけど結婚したいのはこういう人じゃない、とか、、パンに花が紛れてプレゼントくれるとか、全然ロマンチックじゃないけどいいと思って男はやってるんだよなぁ、とか、、、
途中から、高橋さんはお父さんかな?
て思ってたらやっぱりそうだった。
好きあっていたのに別れてしまうなんて、上手くいかない恋もあるのですね。
劇団の元カノは、もう来ないで欲しいってあんたに言われる筋合いないわ!
一法師くんは、美由紀ちゃんの方が好きなんだから。あんたに決定権はない!
堅実な生活を結婚だと信じている、アラサーOLの結婚をめぐる物語。ここに、堅実ではない職業の元カレと、条件を満たしたよいお見合い相手、生き別れた父親がからみ、最後はホロリとしました。出てくる人物が魅力的で、重めのテーマもさらりと表現した素敵な作品です。
そういうことね!
って、最後にわかる。
この作者さんの作品集が好きで、なんとなく読んでしまう。女性のもつ寂しさや不安、心の奥で探しているものを描くのが上手い。
でもって主人公が前に出すぎないのもいい。逆になんでそっちいくの!と思う。
いつも素敵な作品を書かれる西さんの作品なので読み始めたのですが、これは最も心に響く作品でした。
主人公の名前の由来、カレーの日のエピソードだけでなく、様々な登場人物が皆温かく救われます。
彼氏と同棲してるけど、彼氏は、売れない劇団員
だから彼との結婚も付き合いも拒否してしまった彼女の前にある人物が現れる。
その人物が主人公との重要な関係を持っている人だったなんて最後よむまでわからなかった。
売れない劇団員で、複数のバイトを掛け持つ彼氏と同棲をしてきたが、正式な結婚を見据えて別れることに。恋愛結婚は上手く行かないという母親の言葉を信じて、結婚相談所の登録を考えるが。
親を見て育つんだから、親と同じ好みになるよね。同じことすると思う。よっぽど憎んでたり、個性が強かったりしない限りは。彼の仕事や状況によっては別れるのはしょうがないけど、それよりも愛情が勝るかどうかでしょうね。
結婚向きの男が現れたら別れる、と言って付き合う、同棲までしてる…ありえない(^^;
そんなんで結婚相手見つけたとしてもその人に失礼だわ、汚らわしい;
売れない役者を選んだのは自分自身、それなのに彼をバカにして何様なのでしょう。
すっごい共感してしまうお話でした。婚活女性なら誰もがぶち当たる壁。。自分のことを言わらているような、複雑な気持ちになりました。
お話は面白かったですし、絵も可愛くては好きです。