4.0
懐かしい
学生の頃途中まで読んでて…既婚となった今最初から読むと思うところがたくさんあるな。
あの頃も色々考えたけど、実感として「愛しい伴侶を大切に思い続け添い遂げる」ことがどれだけ難しいかを考えてしまう。
今はよくても子供が出来たら?イヤイヤ期、思春期、反抗期…育児のストレスは計り知れない。
その状態で夫婦間で意思の疎通が上手くいかなくなったりすれ違ったり、価値観の相違が発生したりしたら?
そんな時に自分を魅力的な人間だと言って大事にしてくれる人がいたら、揺れる気持ちをどうして隠し切れようか。
「何してんだお前」よりも「いつも頑張っててえらいね」が聞きたいし、疲れた心には温かい言葉の方が効くに決まってる。
不満はない、幸せだ。それでも溜まる鬱憤はあるし、身内ノリの心無い言葉にも少なからず傷付くものだと思う。
これを初めて読む人がいたら、老若男女問わず自分の大切な人に普段どういった言葉をかけているかを今一度思い出して、感謝と愛をたまにでいいから伝えて欲しい。
それで救われる心も命もたくさんあると思う。
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