4.0
印象に残りましたー
人魚の、「人間は死んだら何に食べられるん?」っていいなと思いました。
他の生き物の糧になる事が動物世界では当たり前で自然な事って感じで、人間はアレコレやり過ぎてるなーと思う
- 0
人魚の、「人間は死んだら何に食べられるん?」っていいなと思いました。
他の生き物の糧になる事が動物世界では当たり前で自然な事って感じで、人間はアレコレやり過ぎてるなーと思う
に、人魚が…大阪弁喋る人魚が…!荒唐無稽な話なのに、妙なリアリティ。破天荒で魅力的な寺の跡継ぎ、光胤。これからどうなるのでしょう?
短編集、みんな題材が人魚だった。こんなにマニアックなテーマでお話が描けるのかと、不思議な読後感でした。
秀胤の気持ちに共感しました。
でも、はっきり思ったことが言えず、心の中で妬んだりひがんだりしているのに、表面では良い子を演じるのは、いつか破綻してしまいますよね。
正直、ひがみすぎかなと思いました。少し言葉で毒を吐いたほうがうまくいくのに。
最初の話を読んだ。
人魚にまつわる話と見せかけて、男子の嫉妬と羨望にまつわる話。
絵がとても、綺麗。
人魚が関西弁というのもいい。
とても幻想的なお話です
普通じゃないのになんだか出会えそうな気すらしてきます
その辺にいたら…いないよな
火葬のハナシで「焼いて食うんやグルメやな」のセリフ良かったですねぇ。確かにそんな事をするのは人間だけだもんね
ハッピーエンドは難しいのではと思うようなお話なのですが
ほっとするような形におさまりとてもふわっと穏やかに読めます。
幻を見ているかのような、不思議なストーリー。でも、彼女はふつうにオシャベリし、恋をする。アンデルセン童話とはまったく違う、存在感。なのに、本当に、どこかで出会えるようなリアリティ。
小玉ユキさん、坂道のアポロンから入って色々と読んでますが、どれもとても素敵。絵も綺麗、お話もユニークです。これは人魚と若いお坊さんと、まだファンタジー具合が高めですが、1話めでかなり引き込まれてます。