みんなのレビューと感想「この世界の片隅に」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    確かに存在していた

    戦時中の広島、といえば決して忘れられないあの出来事がありますが、この作品は、毎日をただひたすら丁寧に生きる一般人の素朴な物語です。
    シンプルな絵柄で刺激的な描写がない分、余計に想像するところがありました。
    この作品に出てくる人たちのように望まずして歴史を生きた人たちが、どれくらいいたでしょうか。
    私たちが教科書で習った数ページの裏にたくさんの人たちの生活が確かにあったんだ、そう思えた作品でした。

    • 36
  2. 評価:5.000 5.0

    戦中の日常

    戦中の日常を丁寧に描いた作品。

    暖かみのある作者の絵柄もあってか、「反戦」「平和」のような説教くささもなく、主人公の生活が淡々と描かれています。
    淡々と描かれているからこそ「失っていくもの」にリアリティを感じ、切なくなります。

    今の時代も「当たり前の日常」が明日あるとは限らない。今日という日が、あとから思えば大切な時間だった・・・と言うこともあるかもしれない。
    「当たり前の日常を、後悔の無いように大切に生きる」という大きなテーマ、メッセージを感じました。

    • 34
  3. 評価:5.000 5.0

    切ない

    空襲に脅かされながら、それでも家事をして畑仕事をして毎日を一生懸命生きた主人公に感動した。きっとこの時代の人達はみなそういう生活をしていたんだろう。自分達で作った防空壕?に警報が鳴ればすぐに避難して空襲がおさまるのをじっと耐えて待って。それを毎日何回も何回も繰り返して・・・ もし自分がこの時代に生きてたら
    怖くて毎日泣いて暮らしてたかもしれない
    と思った。だって読んだだけで泣けますから・・・
    戦争時代に生きた人達はたくましかったんだ。
    毎日当たり前のように平和に暮らせてる日々が大切で尊いものだと、ありがたいことだと実感させられました。

    • 6
  4. 評価:5.000 5.0

    説明する間でもない名作

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    アニメ映画から入って原作も読みましたがやはり良い作品ですね。
    すず達のような一般市民は戦時中だろうが特別でも何でもない日常を生きている。それでもひとたび空襲を受ければ家は焼け、機銃掃射で命を狙われ、身近に転がってる地雷で大切な人や自分の右手が簡単に失くなる恐ろしさ。
    月並みですが戦争はもう絶対しちゃいけないと再認識します。
    それでもすずは周作が好きで一緒にいたいから、呉は自分の住む街だからと時間経過と共に心の整理がつく。その変化は劇的でも何でもなく、とても日常的です。そこが物凄く現実味を帯びていて好きです。
    もし周作と結婚して呉にいなければ彼女もあの恐ろしい原爆によって一瞬のうちに消えていたかも知れません。そう考えると彼女の口にした「この世界の片隅にウチを見つけてくれてありがとう」は、色恋などでは片付けられないほど物凄く重い言葉でもあると思いました。
    本当に色んな意味で、1人でも多くの人に読んでもらいたい作品です。

    • 5
  5. 評価:5.000 5.0

    素晴らしい

    映画を先に観たのですが、本当に、この作品にありがとうと言いたいです。
    戦時を描きながら、陰惨でなく、政治的に戦争反対を叫ぶでもなく、温かい眼差しで描写されているのがとても良いです。絵もふんわりしてるしね。
    市井の人々が懸命に、でも明るく、優しく、普通に生きていることに、逆に胸をうたれます。

    • 10
  6. 評価:5.000 5.0

    今更映画を見て惹かれました

    原作は小説ですが、漫画にもなっているとの事なのでココで検索したら見ることが出来ました。
    やはり小説の細かい描写に比べると端折られている部分が目立ちますが、映画と違い重要な描写をストーリーが組み込んでくれてあるので内容がわかりやすくとても読みやすかったです。

    大戦を題材にした作品は戦争の悲惨さを訴えるためなのか原爆や空襲メインでグロテスクな描写が多かったりザ・戦争という内容や所々ヘイト発言が目立つ印象でしたが、こちらは当時の方々が体験してたであろう事柄をメインに、社会はどのような状況だったのか、国民はどのような生活を送っていたのかがわかりやすく描かれています。
    私は祖父母や介護施設の利用者さんから体験談を聞いていましたが、その内容と似ており、改めて当時の方々の苦悩を教わった気がします。

    事故や災害と違い、お国の為だと軍人になり戦争に身を投じた男性達、戦争に勝ち無事に夫や息子が帰ってくるのをただ願い待つ人達、被害を抑える為だと家を壊して遠く離れた土地に疎開する人達、空襲で数え切れない命が失われそれらを幾度となく目の当たりにする事は、戦争を知らない人・地域は想像し難いものだと思いますし、戦争とはこういうものだと教えてもらえる作品はとても大切だと思いました。

    また、主人公のすずは天然でトロくても一生懸命で、周りに支えられながらも強く優しく生きる姿に感動しました。

    映画を見て内容が入ってこずいまいち「?」な状態の方はこの漫画を見るといいと思います。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    メルヘンと過去と現実の融合したお話

    絵が丁寧で美しく登場人物は素朴だけれど可愛いらしくて魅力的で、おとぎばなしのようでもあり、戦争という重い現実とその暗い現実の中で起こったであろうさまざまなことや 人々が経験したり感じたりしたであろうことを知ることもできる不思議な物語でした。戦争という重いテーマを扱いながらも主人公の純粋な心や、それぞれが自分の思いに正直に生きようとする姿、大切な人を思う気持ちなどから一度きりの人生を大事に生きなければならないと感じさせられる素敵なお話でした。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

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    この作品に出会って改めて思ったのは、あの戦争は既に歴史の中に埋もれたという事実。以前は戦前の経験者が身近にいて、メディアでも頻繁に取り上げていたし、日本人として忘れてはいけないという意識が強かったけど、今は自分達には関係ない過去の世界。映画のコメントに、原爆投下後、お母さんが死んでしまい、耳からウジがこぼれ落ちるシーンを「あれお米か何か?」と書かれていたのがある意味衝撃だった。ああ、全く分からないんだと。そんな戦争の皮膚感を全く持たない人達にも興味を持たせ、社会現象にまで広めた本作はやはり凄いと思います。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    リアルな人生

    映画をみて、漫画にきましたが、どちらもいいですね。さりげない描き方に愛や優しさがかんじられ、読んでいると幸せになります。だからこそ、戦争はいやだと思いました。
    「死んだらなんもなかったことになる、それはそれで贅沢なことかもしれんねえ」というセリフがドラマでは府におちなくて、疑問でしたが、漫画をよんで、自然に、精神的豊かさに重きをおいたありのままの、すずさんの生き方や、作品の世界観で府におちました。
    実写だとどうしても表現が奇をてらったかんじになるけど、本はいいなと思います。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    淡々と暮らす

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    戦争中でもたくましく人は生きていたのだなあと改めて感じた作品です。こういう作品が、本当に胸を打つのだとも思いました。最初から、戦争物、悲しみと残酷さを歌った作品も多い中、ただただ毎日を暮らすことに一生懸命な人たちが、とても丁寧に描かれています。土井ラマも映画も見ましたが、途中、不発弾ですずさんが腕を失い、はるみさんがなくなるところからはやはり、すごくいたたまれなかったです。広島へ帰ろうとしたけど、帰れなくて、でもそのおかげで、原爆にあたらずに済んで・・・とか。本当に人間の運命って紙一重ですね。一生懸命生きなくちゃ、と思いました。

    • 0
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