5.0
大好きな漫画
今は、男の子を飼うとかそういった設定の漫画がチラホラありますが、この漫画が元祖で当時は衝撃でした。真っ当な生き方をしてきた主人公のスミレだからこそ、誰にでもある弱さという部分を共感できた気がします。また、セリフもいちいち面白くて、漫画本も持っていますが、こちらでもまた何回読んでしまってます。
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今は、男の子を飼うとかそういった設定の漫画がチラホラありますが、この漫画が元祖で当時は衝撃でした。真っ当な生き方をしてきた主人公のスミレだからこそ、誰にでもある弱さという部分を共感できた気がします。また、セリフもいちいち面白くて、漫画本も持っていますが、こちらでもまた何回読んでしまってます。
書籍も全巻持ってますが、久しぶりに見て、試し読みから何話か読みました。
ドラマやってた頃はまだ学生だったので、スミレちゃんの苦悩とかは共感できなかったし、キャストの俳優も個人的に好みじゃなかったのですが、立ち読みしてドハマリして大人買いしました(笑)
モモが終盤かっこよくなってくのもいいんだけど、スミレちゃんもユリちゃんも性格が違うからこその親友だったり、ライバルの福島さんもだんだん憎いキャラから親しめるようになったり、キャラの心情や話のテンポ、ギャグのセンスも何から何までツボの一冊です。
現実にはありえないと分かっていても、こんな恋愛したくなります!
コミックで全巻読破した作品です。
すみれちゃんは、美人でバリキャリでクール。でもさみしがりやで、誰にもそれをきづかれなくて。イケメン彼氏よりもペットな彼のほうがやすらげる。
すみれちゃんの愚痴や、オフの休日の姿をみると、そんなときあるよね、とうなずける。
現実にもありそうでなさそうな、そんな感じのラブストーリーです🎵
バリキャリのすみれちゃんと、道で拾った年下の男の子のお話。すみれちゃんは昔飼っていた犬の名前「モモ」と名付け、ペットとしての二人の奇妙な同居生活が始まる…。
少し前の漫画ですね。ドラマ化もされて、「あ、話題になったよなー。男の子をペットとして飼うってすごい設定だったなー」なんて感じで、無料にも惹かれて読み始めました。
結果、読んで良かった!!すごく好きなお話でした。
モモがとっても素敵。
一見、甘えたでお調子者の年下のペットでいて、モノゴトやすみれちゃんの本質をちゃんと見て振る舞う。
実はかなり早くからすみれちゃんを好きだったのに。ペットとしての自分をわきまえて、すみれちゃんの幸せを思ってキモチを抑えつつ、すみれちゃんの側に居続けたモモ。
すみれちゃんは先輩と本気で恋愛しつつも、モモとの癒してくれて自然体でいられる暮らしも無くてはいられない。
一見、二股じゃないの?!とも思えるこの設定ですが、一つ一つのエピソードや登場人物の心理描写が丁寧に描かれていて読み進めるごとに共感が深まりました。
モモも飼われてるだけの子じゃなくて、実は凄いダンサーだったし。でもそのステップアップの力になったのもすみれちゃんの存在があってこそで。やっぱりお互いが必要としあってた二人でした。
先輩もとっても素敵な人だった。優しくて、でもちょっと不器用で。
なので、福島さんの存在は正直嫌でした。すみれちゃんと別のタイプであることは必要だったかもしれないけど、ちょっとヘビーすぎて。癒しの物語にここまでの毒気を持ち込まなくても良かったのでは…。先輩にとってはハッピーエンドといえるのかなあ。仕事の面でも別の幸せを掴んで欲しかったです。
先輩とすみれちゃんとが綺麗な思い出をありがとうって思えたのは良かったけれど。
とにかく、1度ではなく何度も読み返したくなる素敵なお話でした。。
でもどちらかというと、漫画の方が好きだったかも。当時は自分も仕事人間でやさぐれていた頃だったような。後輩から借りて、思いの外ハマって癒された記憶が。
頑張る女子には癒しが必要だと思う。そういうカップルもほんとアリだよ、と今も変わらず思います。まぁでもモモは結構スーパーなとこあるんだけど…。
学歴とか収入とか取っ払って安らげて、許してくれる相手を選んでもいいんだよねと思わせてくれる漫画。レビュー書こうと思い返してて、その後の自分の価値観に結構影響した漫画なのかもという気になってきました。
個人的には、スミレさんのお友達の、なんか最近旦那とケンカばかりだと思ったら…という最後の方の出来事が懐かしいです。結構お友達好きなキャラでした。
人生において悩んだり立ち止まった時に、ふと読み返したくなります。
いろんな悩みを抱える人がそれぞれの形でそれを乗り越えていく、他人にとってはどんな小さな悩みでも当事者にとってはどれも大変なことだったりするよな…と思わされるような内容です。
個人的には主人公の性格にすごく感情移入して読んでますが、また次に読み返す頃には他の登場人物の人生に感情移入していたりしそうです。
女性コミックでエロばっかりとか、嫉妬に溢れて重くドロドロしてるのかと思いきや、色っぽいシーンは具体的に描かず控えめで品があり、人間関係も程よくサラリとしてて、でも優しさや温かさ、ユーモアがあって、もちろん友情や愛情もたーっぷり伝わってくる読んでて楽しい作品でした。
顔の描写はあまり好みではないんですが、スミレちゃんの心の声が出る時の影付きの顔は最高です!そして時々ヒーローみたいに活躍するシーンは凄くカッコイイ。
モモは犬系男子みたいな時もあれば、男らしさを感じる時もあり、軽い口調で答えてるようで常に安心感を与える言葉がスッと出てくる青年。くせっ毛で増すキュートさ、かっこよさ、美しさを兼ね揃えてて素敵です!!そして本名に込められたユーモア(笑)
色んな分野で知的な作品でした。
蓮實さんのペットがバレて、スミレちゃんもペットの正体をバラすものだと思ってましたが、最後まで蓮實さんの中では、ユリちゃんから借りて誤魔化してた犬がモモ、注目のバレエダンサーがはとこのままだったのは笑えました。
もう大満足過ぎて、読み終えロス感ハンパない。
ああ、モモいいなぁ!最後!
蓮實さんとの子どもはモモと育てたいって話してたシーンがあったり、ランちゃんがお姉ちゃんになってるシーンがあっただけに、ラストはすみれちゃんの大騒ぎ出産シーンからの、すみれママとモモパパの育児シーンを期待してました。それだけが心残りです。。。
小雪さんと松本潤くんでドラマ化されて当時毎回キュンキュンして観てました。原作は読んでなかったので、、、原作のモモとスミレちゃんもイイ!ドラマの配役、演出もバッチリでしたね。
大学時代からの憧れの蓮實先輩と再会して付き合い始めるスミレ。タバコを吸う所も本性も隠し、取り繕った自分しか見せない、付き合って1年経っても敬語が取れない。ペットのモモには、ありのままの自分で弱音を吐いたり、泣いたり、怒ったり。モモは、自分の役目を弁えてスミレを癒す存在であり続け、蓮實先輩との交際も応援する。恋愛に不器用なスミレ、天然な蓮實先輩、見守るモモの関係性がイイ。体調を壊した時、蓮實先輩には弱ってる自分を見せたくない、蓮實先輩と結婚して子供が出来たらモモと育てたい、この世の最後の瞬間一緒に居たいのはモモ。憧れで思い続けた好きな人とありのままの自分で一緒に過ごせる人。蓮實先輩と結婚する!って決めたけど一緒に居たいのはモモと分かり結婚を断り、モモのプロポーズを受ける。
モモは、無邪気でカワイイけど一番冷静でオトナ。空気読めるし、気持ちを汲める。スミレには手を出さないけど実は肉食系男子。ゲイのオーナーと同居してたり、転々と同居生活して若いけど豊富な人生経験してる。普段とダンスしてる時のギャップもいい。スミレとの結婚を決意してからのモモの男っぷり。仕事を辞めるか悩み、モモは自分にどうして欲しいか聞いたスミレに、それはスミレちゃんが決める事だから=どんな選択をしてもスミレはスミレだから受け入れるって懐が深い。ベルギーでモモはダンス、スミレはフリーライターって2人で一緒にいられるベストな選択をしたのもいい。赤ちゃん出来て仕事どころでは無くなっただろうけど、、、
絵が好みではなかったので読もうと思わなかったのですが、手にとって見ると、面白かったです。
主人公のスミレちゃんモモ、良い形で終わって良かった。モモはよく我慢したなぁと感心しました。年齢差かなりありそうだけどそんなに差はないなと。
ただ、先輩には同情します。最後まで福島さんは好きになれなかった。
先輩も後悔しながらも籍入れようか。って。別れて良いのでは?とイライラしました。
でも、やっぱり主人公たちが幸せになれて満足です。
昔ドラマであったなあと読み始めたら引き込まれました。
モモって実は器の大きい男だったんだと思いました。蓮實先輩は蓮實先輩でステキだったから、ああいう形で福島さんとくっついたのは複雑…嘘ついてペットとして取り入ったのはズルい。
でも福島さんの影に気付きながらその事に触れず、別れを自ら切り出したスミレはやっぱりいい女だと思う。
昔の作品なのに古さを感じさせず、ファンタジーっぽいとこやコメディー要素もあるしとても楽しめました。