4.0
レビュー更新です
ずっと命をかけて花を護り想い続ける吟が凄くかっこいい。
涼は極道の息子であることを隠すうちに周りに王子のような印象を持たせてしまい、花はそんな涼に惹かれてしまうも、カタギ育ちで純粋でまだ大人になりきれない部分があり、取り巻く人々の胸の内が読めなかったり、自分の本当の気持ちに素直になれなかったりで誤解やすれ違いが生じ、結果的に4年と言う月日が経ってしまう。
当時花は吟を強く拒んでいたのに、4年前の花が吟の写真を求める回想シーンでは、吟に対する花の態度が淡く甘いものに差し代わっていて凄く違和感がありました。
ようやく吟の想いが叶ったところで止まっていますが、この先も吟を応援したい。
というのが以前のレビューでした。
今回完結したので追記します。
吟の行方が分からなくなるまでは色々なドラマがあり満足感ある濃い内容でした。
吟がアメリカ人の養子となって第二の人生を歩み始め、花も偶然アメリカで仕事をし、二人が偶然再会するも吟がシラを切るあたりから、内容が薄っぺらくなり始めました。
レオの母が頻出し、第二の人生を歩む吟ことレオが吟であることを認めたあたりからラストまで、花も吟も台本を棒読みしてるだけのようなセリフで感情が伝わって来ず不自然で、同じカットの使い回しの多用も目立ち、吟として天童組にいた頃と比べて1話ごとの重みが軽く感じました。
まるで早く完結させようとストーリーを消化しているようで、今はもう不完全燃焼感でやりきれないです。。。
花を振り向かせるのに吟が必死だった頃までを読み返します。
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139
はじめてのケダモノ