5.0
なんか今にはわからない時代。
でも家の祖母もそうだったと。
泣いて嫌がる祖母を嫌ならすぐ帰って良いからとビックリですよね。
当たり外れ相当ありましたよね。
どうか2人が幸せになりますように。
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なんか今にはわからない時代。
でも家の祖母もそうだったと。
泣いて嫌がる祖母を嫌ならすぐ帰って良いからとビックリですよね。
当たり外れ相当ありましたよね。
どうか2人が幸せになりますように。
ほっこりするストーリーなのに、なぜか涙がでました。
親が決めた全く知らない人のもとに嫁ぐ事になり、生涯ただ一人を想い続け家を守る。
今では考えられないですが、ふたりが幸せそうで涙がでました。
うぶな二人のやりとりがとにかくほっこりさせる作品。不倫や浮気どろどろ展開とは無縁。
下の名前呼びにドギマギしたり、文通でやりとりしたり。現代とは違った良さを感じられる。
海軍さんとの結婚。不在のなか、結婚式挙げてから、徐々に2人の距離が縮まっていくのですが、いつどうなるか分からない生活の中でもほっこり。2人が癒しです。
元々軍人さんや軍服が好きでなんとなく読み始めたのですが…どはまりしてしまってます。
こんなに奥ゆかしくて思いやりのある男女、日本人ってこうだったよねと思います。
本当にこんな時代がそう大昔っていう訳ではないけど、実在したんだろうなぁって。本人不在で祝言、それを当たり前に受け止めている。
日本人女性の強さを感じます
今現代のラブストーリーのようなジェットコースター的な高低な感じはありません。静かにさざなみが立つような恋愛話です。優しい話です。
初々しいし、お互いが勘違いし合ったり意識し合ってる所がすごくくすぐったい、
仲人夫妻や瀧昌の同僚なども優しく見守っていてほっこり見られます。
古き良き時代の結婚生活。
お互いに顔も知らぬまま結婚したわけだけど、それでもゆっくりとお互いを慈しみながら夫婦になっていくのにじんわりします。
新婚夫婦の心情がとても丁寧に書かれていると思いました。夫も妻もとても思いやりのある人達で、こうゆう優しさが欠けてきたのかな?今の人ってと考えてしまいます。