【ネタバレあり】無自覚な天才少女は気付かないのレビューと感想

愚かな家族

リリアーヌがどんなに頑張って結果を出しても、家族は誰一人褒めず、むしろあら探しをしてはダメ人間かのごとく責め立てる…
そしてある事件から気づいてしまう…自分が未熟で褒めてくれないのではなく、自分だから褒めてくれないのだ…と

冒頭の家族の仕打ちには悔しくて腹立たしくて涙が出ました。
後に家族が褒めなかった理由が判明するのだけど、もうクソみたいな理由で、とにかく身勝手。
愚かな家族は、たくさん苦しめばいい！と思いました。
先が楽しみです♬

主人公の成長が楽しい！

無料分で読み始めたのですが、面白くて最新話まで読みました。
どんなに努力しても褒めてもらえず、義妹の騒動をきっかけに我慢の限界で家族から逃げ出したリアナ。
たまたま出会ったフレドの協力で、他国の冒険者として生活を始めます。
リアナはこれまで褒められたことが無いので無自覚に、実力を抑えても周囲を驚かせる程の力量を発揮してしまいます。
フレドはそんなリアナを優しくフォローしてくれるばかりか、自由に生きられるように言葉をかけてくれるイケメンお兄さんなのですが、どうやら両片想いの様相を呈してきました。ですが、フレドにはイケメン特性の闇があり…。
笑顔が超絶可愛い、純真無垢なリアナの魅力にフレドがいつまで耐えられるのか見守りたいです。
冒険者としてもパートナーになったので、冒険家業の方も楽しくなりそうです。

主人公のリリアーヌは、両親や兄姉達から教育されていたが、優秀なのに誰一人としてリリアーヌを褒めてくれない家の末娘として育ってきた話です。
そのリリアーヌの下に新たに養女を向かい入れられた事で、リリアーヌの精神が壊れてしまいそうになり、家出をしてしまう。
そのリリアーヌが健気で、努力家で可愛い。
同じ様に名門の家の出自の青年と出会って、想いを寄せられていても、リリアーヌは全く気が付かない鈍い所も可愛い。
婚約者がリリアーヌには居るし、まだまだ家出の真っ最中だから、話の展開がまだ読めないので、続きが楽しみです。

実家はクソ、冒険者ライフ最高。

こういうのにありがちな、序盤の実家エピソードは本当に胸糞悪いです。実家の家族たちがリアナを虐めてる自覚が全くなかったことも後に分かりますが、正直異常だし本当にタチが悪い。冒険者になって自由になれて、自己肯定感を高められる出来事が増えて表情も豊かになってるの微笑ましい。フレドと一緒に幸せになって欲しい。

努力してる人を蔑ろにするな！

リリアーヌちゃんの時の記憶がとても切ない😭
両親から褒めて認めてもらいたくて頑張ってるのに、何故否定的な事ばかり！しかも、自分の娘が言うことを信じず、憤りを感じます。リアナちゃんとしてアンナさんとフレドさんとずっと楽しく暮らして欲しい！

褒める事の大切さ

ヒロインのような天才ではないが、私も誉められない辛さを知っている。故にとても共感し、読み続けている漫画の一つ。大袈裟に褒めちぎられた場合は、碌でもない自意識過剰な人物になってしまう確率は高いが、ヒロインのように何でも家族以上に才能を持っている場合、全く問題ないと、、、。家出を決意したヒロインは凄い。

多分

家族は実は溺愛系と踏んでいる。王子が一つでも娘さんに勝てたら結婚したいというセリフがあったのでそうだと思う。幼い少年の一言でぎゃく待レベルで教育し肯定してあげないという家族にイラっとくる。決定打は養子にとった娘を甘やかし、それを見たのが原因で家を出てしまう。家族なら許しちゃうだろうけど他人なら許さんぞゴラァと思う作品だった

無自覚にさせられた。

無自覚な天才少女でなく、無自覚にさせられた、いくつもの才能を持つ少女は、これから自分の才能に気付き自分と周りを愛する事が出来るようになるのかな？

ちら読み

広告バナーで､ちら読みして気になって読んでるんだが、親が実の子供を奮起させるために、やる事なす事貶めて、あげく養女として迎え入れ義妹とした子供だけを褒めちぎるってのは憤慨もの。せめて、飛び出した先で幸せになってくれと思うばかりだ。

糞家族はザマァされるのを待っとけ

3話目までしか読んでないけど、義妹のニナと家族が糞なのは良くわかった。ただ褒めて欲しいだけなのに、そんなささやかな願いが叶わず卑屈になってしまう主人公がただただ可哀想。