3.0
愛した男性の本性を垣間見る。。。
長いタイトルですが、まぁタイトル通りのお話です。
ヒロインは幼馴染ブライトが好き。
ブライトは公爵家で容姿端麗なハイスペ男子だけど「魔法を使えない」ことが弱点。
「魔法こそ高貴の証」と捉えられている世界において決定的な弱点です。
ヒロインは愛するブライトのため、魔法のメカニズムの研究に明け暮れます。
そしてブライトがピンチの時は、ヒロイン自ら魔法を使ってブライトを助けてきました。
ですが、ブライトが想いを寄せていたのはヒロインの妹でした。
魔法でブライトを支えようとしたヒロインに対し、妹は、ブライトが魔法を使えないことをズケズケと口にし、それを冗談にできるような子。
ブライトがヒロインではなく妹を選んだ理由、分かる気がします。
そんな中、ヒロインの妹が異界の地の生贄になることが決まります。
悲嘆に暮れる周囲の人々。そしてブライトは、ヒロインに対し、妹の身代わりとして生贄になってほしいと懇願します。これはツラい。。。
「愛する人を失うかもしれない」という極限状態に陥ると、その人の本性が剥き出しになるんだなーと、ヒロインに同情しました。
ヒロインは異界の地の生贄になりますが、命を落とさず生き続けます。
そして23年後(←ここがスゴイ笑)、ヒロインのもとにブライトの息子が現れるところで無料分終了です。
ブライトの息子は、ヒロインが自分の叔母であることを分かっていないようです。
続きがどうなるのか、気になります。
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