みんなのレビューと感想「屋根裏部屋の公爵夫人」（ネタバレ非表示）（5ページ目）

人生の教科書のような話

ヒロインが見事。聡明で有能、稀に見る人格者でありながら温かさと可愛さも兼ね備えている。

冒頭に人生を狂わせるような目に遭い周囲の心無い偏見の目に容赦なく晒されるが、自身を失わず出来る限りの努力をし、夫や使用人達の信頼と尊敬を勝ち得ていく。

リアルな人生でも言えることだけど、このように例え逆境に立たされていたとしても、腐らず折れず自分の花を咲かせることのできる人が結果として大成する。

身分ではなく人としてステージの高いヒロインには相応の相手役が相応しく、最終的にそのような結末になったのもポイントが高い。

彼の人生もまた周囲から浮いていたが、そもそも凡人とは格が違うのだから低い方に合わせる必要もない。
理想があり努力することで運を引き寄せ、ヒロインと同じく大成していく。

舞台は昔風であるけれど、自分の足で立ち頭で考え、品格を持って生きることの大切さを教えてくれる良作。

不完全燃焼･･･

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絵も綺麗だしテンポもいいし、女性のサクセスストーリーとして読むなら面白いかもしれません。
でも恋愛モノとしてはあまり深く掘り下げられてない感じです。
作中最も美形に描かれてる公爵がまさか噛ませ犬とは思わないじゃないですか･･･
すれ違いながらも両片思いとかを経て結ばれるかと思ったのに拍子抜け。
ひょっこり幼馴染が出てきて実は昔から好きでしたであっさりプロポーズしてOKして終わり。
無駄にプロポーズのところは引っ張ってたけど全然ときめかなかったなぁ。
ヒロインと相手（公爵含む）との絡みが少なくドキドキもキュンキュンもなく、私は恋愛モノとしてはイマイチでした。
ここから変化あるかもだけどもう購入はないかな。

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聡明で美しいオパールは、悪意を持つ者の罠に落とし入れられ、在らぬ悪い噂を流され、その醜聞を気にした父親の指示で、財政破綻目前のヒューバート公爵と借金の肩代わりを条件に結婚する事になりました。密かな想い人がいたにもかかわらず。嫁ぎ先のヒューバート公爵家には超我儘で性格の悪い親戚の娘が同居していて、執事も使用人もメイドもみんなオパールに嫌がらせをします。もちろん、ヒューバート公爵本人も、オパールに辛く当ります。屋根裏部屋をあてがわれたりして…本当に公爵家の人間がクズ過ぎて、読んでいてイライラするのですが…大丈夫です！健気で聡明なオパールは自分なりのやり方で現状を打破する努力を始めます。御者の少年やヒューバート公爵領の別荘の人達は好意的で、その人達に支えられながら、着実に目標を達成していきます。そして、苦労が報われる日が訪れるので、諦めずに読み続けて欲しいと思います。オパールには、本当に、誰よりも幸せになってもらいたいです。

オパール様、最強の女主人ね！

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オパール様は令嬢だけど、領民への配慮や気配りが半端ない！そんな令嬢だから、政略結婚の後、領民のために何か仕事をしようと、屋根裏部屋に閉じ込められても頑張っているのよね。
それに引き換え旦那様は、体が不自由なことを傘にきて居座る母娘をかくまい、天使だと思い大事にする愚か者。領民にも目を向けない！本当に領主なの⁈
領地にはびこる不正を屋根裏部屋から正す令嬢！かっこいい❣️これからも頑張って！領民は皆、令嬢の見方をするようになるから！旦那様は名ばかりなので、追い出そう！

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オパールを襲った犯人は分からないのかしら。貴族間では評判が落ちたものの賢いし前向きなオパールが可愛いです。突然決まった結婚を断れるはずもなく夫となったヒューバートはオパールを毛嫌いし酷い結婚になりました。お屋敷でのあまりの扱いにブチ切れたオパールでしたが、また前向きに。帳簿を見てこりゃお金に困る訳だって感じでしたね。使い込みの犯人をあぶりだしにかかります。オモシロくなりそうです。いい様にされてるボンクラの夫に見せつけちゃえ！

憧れの女性

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ホロウェイ伯爵令嬢のオパールは夜会の最中に暴漢に襲われそうになり、そこから悪評が広まり婚期を逃してしまう。
父親が、没落寸前の公爵家との縁談を取り付け、公爵夫人となるが、公爵のヒューバートは彼女の悪評を信じオパールを軽蔑する。使用人達もオパールに冷たい視線を向け、味方がいない状況となります。

そんな環境の中でも領民のため、何も恥じる事はしていない自分の誇りのため、公爵家の問題に立ち向かっていきます。

第一シリーズ（というのかな）は恋愛要素はほとんどなく（オパールにも切ない想い人はいます）オパールVS公爵家といった感じですがそれが清々しい！！
公爵家を切り盛りする能力がなく情けないのに、なぜか強気なヒューバートを打ち負かしてくれ！という想いでした。

オパールのような甘えのない強い女性に憧れます。
寡黙で厳しく、一見愛情の薄いように見えるオパールの父親も、不器用に娘を想う姿がありそこもお気に入りのエピソードです。

逆境にも負けない、賢く強い女主人公！

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タイトル、なるほどと思いました(笑)
主人公のオパールは貴族令嬢、社交デビューの年に自宅の庭で、見知らぬ男に襲われかけますが、運良く未遂で助かりますが、この一件で悪評が立ち、本人も結婚は諦め、領地経営をして、独りで生きていく決心をしたのもつかの間、父親がお金と引き換えに公爵との結婚を決めてしまいます。

この公爵が見た目が取り柄の、領地経営能力の無い中身子供の無能人間。

公爵家には、後見人として邸を取り仕切っている夫人が居るし、オパールにその立場を引き渡すどころか、邸の住人皆でオパールの事を冷遇。

邸の内情など全く知らないオパールには、なんの非もないのに、いろいろな誤解からメイドにすら、嫌がらせを受ける日々。

そんななか、オパールは自分から屋根裏へと引き込むのですが…
ふとした偶然から邸の帳簿を見つけ、そこから不正に気付いて、自ら領地の建て直しに挑んで行くのですが…

公爵が無能すぎる！ちゃんと管理経営出来ていれば、借金なんてしなくてすんだのに。

そしてオパールが優秀です！領民を思いやる優しさ、経営のノウハウ等々。
もちろん、オパールのよき理解者達の協力を得てではありますが。

公爵は女性を見る目も無いですね！
いつか真実に気付いた時に、盛大に後悔して欲しいです。

こんなにも素晴らしい女性であるオパールには、最後には全てが報われ、幸せになって欲しいです。

面白かった

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オパールの有能さが眩しすぎてヒューバートの無能さがまぁ際立つ際立つ……ｗ
公爵が無能ならそこで働く者みんな無能とかよくオパールと結婚するまで公爵家であれたものだ。
自称天使は最後の最後までただのワガママなガキだし、漸く財政も整い領地もこれからって時にバカ公爵はフィーバーするし、クロードが居なければどうなっていた事やら。
最初の方だけは駆け足でちょっと物足りなさがあったけど、そこそこ面白かったので星5つ。
オパール大好きな使用人達が可愛いくて好き。

読み終わった後、幸せになりました◎

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公爵家へ嫁に行った先で待っていたのは、旦那様や使用人たちからのモラハラやパワハラ。
それでも領民を心配し、領地改革をしていくヒロイン。
紆余曲折あり、最初は傲慢で話を聞かない旦那様へ読みながらイライラし、離脱しかけましたが、実家伯爵家の使用人たちの暖かさもあり読み勧めました。

時の進みについて、途中すっとばされており、3日くらいの間の出来事にみえていた内容が1年たっていて、びっくりはしましたが、7年をかけ、公爵領は再起し、旦那様からの信頼や愛を獲得。
それでほだされちゃうの？結婚継続しちゃうの？まぁ、しょうがないのかな、、と思っていたところにクロードの回想。
気持ちを上手に引き込まれました。
最後はめちゃハッピーエンドで、クロードがプロポーズしにいった際の、使用人の番外編が一番泣けました。
クロードとの結婚後幸せ＆公爵領と小さい領地運用編もみたいなー！！
更新期待してます！

おもしろい❗

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最初レビューが良かったので、無料分を読んでみようと読んでいたら…
あまりにも面白くて一気に最終まで読んでしまいました!オパールが恵まれた環境に生まれていたのを勘案しても、力強く生きる力と知恵、領民や使用人を含めて人を思いやる心。本当に素敵です。皆から愛されないわけがないと思います！
自分を蔑んでいる使用人たちを一掃するところ、本当にスカッとしました。話の展開やテンポもよく、全く飽きることなく読み進めてしまいました。絵も可愛いし最高です！

これからクロードと他国にわたり、また色々試練があるかもしれないけど幸せになって欲しい。
二人の知恵と勇気と愛があれば、どんな困難にも勝てるはず!続きを楽しみに待ってます!