5.0
中身があるお話
主人公の女性が芯があり、頭がいい女性で、こんな中身がある漫画だとは思わず、読んでみてよかったと思いました。
タイトルが残念。中身と合っていないのが、すごく気になります。
よくある設定では、陛下がお馬鹿だったりとか、ろくでもない感じだったりするのですが、そうではなくてなんか、歴式を読んでるようで、すごく続きが楽しみです。更新が止まってるのが気掛かりで、レビューしてみました。
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主人公の女性が芯があり、頭がいい女性で、こんな中身がある漫画だとは思わず、読んでみてよかったと思いました。
タイトルが残念。中身と合っていないのが、すごく気になります。
よくある設定では、陛下がお馬鹿だったりとか、ろくでもない感じだったりするのですが、そうではなくてなんか、歴式を読んでるようで、すごく続きが楽しみです。更新が止まってるのが気掛かりで、レビューしてみました。
ざまぁwwwwってなって欲しい気持ちと、丸く収まって欲しい気持ちがありますね……いや、1回痛い目見てほしさもある……笑笑笑笑
なんか、王族とか家族って本人では無く、周りの評価とか噂話とか外殻を見て生きてるんだなってつくづく生きづらい生き方だなと思う
そのせいで、本当の自分を見て欲しくて足掻いて、他人を道具にしたり傷つけたり、自分も傷ついたり…そう求める前に自分からそうすべきだと、気がついていないのですね
そんな悲しく虚しいゴタゴタを経ながら、里帰りでメセタに着きそうな6話まで読みました
続きは気になりますが、着地までにまだ辛い事ありそうで、課金は悩みます
作者様方ありがとうございました♡
思ったより真面目な内容で面白かったです。ですが政治に対しての言い回しが難しくて陛下達が何を言ってるのかよくわからないシーンもありました。交渉時の心理戦で結局何をしたらいいの?何を求めてるの?状態でした。
正妃も問題は起こしますがゆっくり穏やかな退場でそんなバチバチのバトルはありません。陛下と第二妃のベルタが問題解決し、信頼関係を築き始めて第一歩を踏み出すといった漫画です。ラブラブ、イチャイチャはありません。タイトルが安っぽいのでそこら辺期待すると違うのかと思います。(もっとイチャイチャ見たかった)
かるーくさくっと隙間時間に読めるので、令嬢ものを最近よく読んでいるんですが、その中ではかなり読み応えがあり面白い。
令嬢もので多いパターンだと、主人公が実は転生者で転生前の経験を活かして活躍するか、やたらポジティブで破天荒な行動が逆に王子に刺さって惚れられるか…みたいな流れが多いですが、本作はどっちでもない。
冷静かつ聡明で、自分の意志をしっかりと持った強い女性。現代にも通じる、憧れられる女性像という感じ。
さらに他の作品とちょっと違うのが王子(今作だと王様ですが)。
よくある王子だと、優秀な婚約者に嫉妬して別の女に現を抜かした挙句フラれて初めて相手の大切さに気づく…もしくは鼻っからベタ惚れの腹黒系か、契約結婚して惚れるはずないと思ってたのに自分に言い寄ってこない感じが逆に気になって惚れるパターンが多く、正直中身がない感じのする男が多いのですが、今作はどれでもなく、ちゃんと「国王」として責任を持っている感じが伝わってくる。
相手の気持ちが理解できてない、読みが甘い部分もあるけれど、毎回ちゃんと落ち着いて自分で考え、感情的になることなく反省して前に進む。
ベルタと考えが合わないところもちゃんと折り合いをつけて、正妃のことも蔑ろにせずできる限り相手を尊重しようとする姿勢が一貫していて好感が持てる。
ライバル役であるところの正妃も単に国王にベタ惚れしているだけのヒステリックな女ではなく、ちゃんと過去や独自の思想を持った上でベルタと敵対していて、敵役なのだけれど憎めない。
世界観や、国家の設定もしっかりしていて、本当に「ベルタ」という王妃の伝記を読んでいるような重厚感。
タイトルだけが本当に残念でマイナス点なのですが、作品の内容は本当に面白いですし、短めで読みやすいので気になった方は無料分だけでも読んでほしい。
絵が素敵。美男美女で見ていて麗しい。ストーリーも面白かったです。ドロドロしていたりあまりに意地の悪いのは見ていて嫌になりますが、これは単なる意地悪ではなく王宮の中での正妃の座を巡っての駆け引きですね。深く難しいながらも淡々と進んでいくところがよかったです。ベルタの知性があり意志のあるところが魅力的でした。
マルグリットはかわいそうでした。子どもに恵まれてさえいたら…陛下とは幼馴染みで本当に愛し合って慈しみあっていたと思います。全ては子どもに恵まれなかった事、そこから全てが始まったのですものね。
相思相愛の陛下夫妻の元には子供が出来ず、次々世話をされた相手にもその兆しが見えなかった。
にもかかわらず、辺境の地からうっかり嫁いでしまった花嫁はすぐに懐妊。
風当たりの強い中、ベルタはその賢明さで我が身とルイ王子の道を切り開くべく努力をする。
12話の視察では、陛下と少し距離が縮まりました。
時々堅苦しい流れもあるけど、基本的にはテンポ良くサクサク読めます。絵は好みが割れるかも。
それでも面白いのでおすすめです
政略結婚で王宮に嫁ぎ、第2妃として波乱万丈な人生を送るヒロインがとても気丈で常に状況を冷静に見据えながら誇り高く生きる様が魅力的です。
新婚初夜で身籠ってしまい(→ここが「うっかり…」というタイトルに繋がるようです)宮中念願の王子を生んでしまったがために、子を成せない正妃側との派閥争いや国交問題等さまざまなトラブルに悩まされます。でもここで挫けず、愛息子のために王宮内で奮闘したり国交に尽力したりと、前向きに生きるヒロインに共感。
最初は仮面夫婦というか、頼りにならない旦那様であった国王も話が進むにつれて次第にヒロインを認め心開いてきてる感じが良いです。まぁ彼ももともとは庶子の嫡出。いろいろ辛い事もあったんだろうなーと思える描写があり、単に冷たく暗愚な人ではないと思うので、夫婦の関係がどうなるのか今後の展開が楽しみ。
現状はお世辞にも甘い雰囲気とは言えないけど、それでもお互い少しずつ情が湧いたりしてるようだし、子供の為に寄り添ってゆく流れになればいいなと思います。
主人公の第二王妃ベルタと王のハロルドとの関係がとても興味深いです。よくありがちな、ヒロインの相手役がヒロイン一筋で溺愛したり執着したりする設定ではなく、政略結婚でいきなり子供ができたところからストーリーが始まるので、とても新鮮で、人間の表裏が深く掘り下げられていて、今後の展開がとても楽しみになります。
魔法も転生も無い、全くのチート無し。
お話の長さもスッキリ丁度いい。
話運びも良くて「このシーン要らなくない?」と言う不必要なエロシーンも無い。(…や、嫌いなわけじゃ無いけど、ここでソレいる?っていうくらいネチネチしたのがねじ込まれていることあるでしょ^^;)
タイトルは軽いけど、読んでる間、物語の世界に入り込める、読み応えのあるお話です。