【ネタバレあり】解決はしませんのレビューと感想

面白い

飄々としたきれいな主人公。自分をしっかり持っているけど、どこか満たされない毎日。そんなときに、襲ってくる発作がなんなのか、気になり読み進めています。

闇深なマンガですが、誰の身にでも起きそうな精神的症状かな？と思い、興味深く読んでいます。さすが内田春菊先生！な女性の描き方が唯一無二です。

13話まで読みました

望にすっかり依存している繭は、望が出張に行くと知って不安になり、更に身体を求める。
13話はそれだけ。

望は付かず離れずな感じ。何を考えているのかは今のところよくわからない。
ぐずぐずと病院に行かず、望の愛で治りたいなどと吐かす情けない繭の姿は、自身が最も嫌う女の姿でもあった。

解決はしませんとタイトルで謳っているので、ハッピーエンドにはならないんだろうな。

んー

パニック障害の初めって こういう理由や感じじゃないはずなんだけどなぁ。漫画にしてもストーリー性が優先しすぎて偽り感があって…

解決しません

本当の自分の病名がわかるまでは自分のことは病気ではなくて何かが満足しないから？と勘違いしてしまう。仕事ができる人はよけいにそうだと思ってしまう。心の中は不安でいっぱいなのだろうな。誤解されるタイプ。本当の自分を見つけたいね。

元パニック障害です

25年前にパニック障害になり
精神科で薬をもらいましたが
合わなくて数日でやめて
独自の方法で治しました。
完治を目指すと治らない。
他人任せだと治らない。
自分と向き合わされる
不思議な病気です。

ヒロインは先入観が強くて
しっかり見ているようで
バイアスかかりまくり。
人を深く観察できていない。

自分の固定観念による
イラショナルビリーフが
自分の苦しい世界を
作っている。

そこから出るには
自分を変えるしかない。

さて、今後どう展開するのか。
彼女がこの病気のからくりに気づけるのか。

何がしたいのか

男に依存したくないといいながら男に依存してみたり、干渉してほしくないといいながら干渉してほしかったり、いちばん迷惑で関わりたくないタイプ

懐かしくて読み始めてしまった。
本を持ってたんだけど、見当たらずこちらで読み進めていくうちに何となく思い出してきました。個人的に共感持てます。

息苦しくなる

パニック歴30年です。もう何年も発作は出ていませんが薬は手放せません。
発作の表現がリアルですごく怖い、正直読み続ける自信がないほどです。
ひと昔前は精神科に行ってもパニック障害なんて診断されなくて、ヒロインのように「～すれば解決する？」とあれこれ試しました。
脳の機能障害です、薬で改善します、と言ってあげたい。

どこまでもヤバくて怖い女でした。タイトルからして嫌な感じで終わるんだろうなとは思ってたけど。。でも読み出したら止まりません。