みんなのレビューと感想「ちひろさん」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

風が吹くような

わたしにとって この漫画は、
日常に気付かぬうちに勝手に煮詰まりかけてたのを気付かされるような、そんな漫画かなぁ

一人一人、もちろん自分含め ずっしり人生があって
それなのに第三者から見たらさ、ちゃんと他人事なのが何か嬉しいっていうかオカシイっていうか愛しいっていうか

煮詰まりかけてたのを気付かされて気が抜ける笑
肩の力、よしよしって撫でたくなる

いい風を感じるような、そんな感覚をくれる漫画でした

ありがとう

どういう風に生きたいか。

ちひろさんとすずちゃんの対照的な生き方が描かれているのを読んで、自分自身どう生きたいのか気付かされたお話でした。
会社を起こしてガツガツ目標に向かってマラソンのような人生にするか、ちひろさんのように自分自身のフィーリングを第一に生きるか？　批判や世間の目に晒されながら、自分らしく、自分の足で立って生きているちひろさんがとても眩しい。自分にはそうはなれないかもしれないけど、隣に、街にこんな人がいればいいな､そう思わせてくれる作品です。

わかる〜

私も元風俗嬢。キャバから友達に会いに来てと言われ体入と勘違いされてとりあえずが入ってた。けど自分がてんかんあり、男の人にてんかんで結婚まで話して親に言われたと振られ。結局普通の人なのか。私いらないの？と迷走。やはり自分の名前すら嫌になってた時期源氏名がしっくり自分な気がする。なのであたしも目が笑わない感じとかちひろさんより。だから普通の人は批判だろうがこの世界見た人は居る。居るんだょーって思います。これを読んで批判の人はきっと普通かもしれない。私らはこの感じが普通なんです。それで自分の気持ちとか保っているのでそんなふうに生きる人もいるんですょー。
留学海外のため風俗してる人は馴れ合わずサクッと辞めるし、ヒモ抱える人自分探している人病んでる人様々です。ですが男の腹の中何故風俗に来てるかは風俗の仕事してる人にしか分からない。
風俗行く男理解できないって言いますが結構来てるんです。あなたは知らないだけ。彼女に嫌われないようにしたいプレは外で理解してあげて欲しい

こう生きたい

面白いです。人間の弱さや情けなさが独特のタッチで描かれています。
批判的な意見を読んでいると、元風俗女を擁護していますが、それは「可哀想」「傷ついてる」と無意識的な価値観の押し付けです。
人は様々な過去があり、あるきっかけで人生を切り開き、今の自分を作り、もがきながら生きている。一般的な「幸せ」に囚われなくていい、頑張り続けなくて良い…というメッセージが、少し屈折した形で表現されてると思います。好みは分かれると思いますが、個人的にすごく好きです。

作者さん、男性なのに女心がよく分かってらっしゃる。特にちひろさんと弁当屋の奥さんとの関係とか、女性同士の会話がすごくいい。ちひろさんのキャラは女から見ても魅力的なんだけど、作者さんの理想の女性なのかな。元風俗嬢って設定だけどいやらしいシーンは全くなくさわやか。ワケありで、自由奔放、でも周りの人の気持ちを包み込む包容力がある、カッコいい大人の女のちひろさんの遊び心あふれる日常が、ほのぼのと描かれてる。他の登場人物も皆魅力的。いろんな想いを抱えて生きてるけど、ちひろさんに関わった人はみんな幸せのお裾分けがもらえるみたい。

あこがれる‼️

とても魅力的なちひろさん。
こんな女性にあこがれる。
オカジやマコトみたいに家族から疎まれてる子たちが救われるのは本当に嬉しい。
私も子供の頃に ちひろさんのような人に出会いたかったな～。
そしたら こんなに ひねくれた女にならなかっただろうなぁ。コミック読めてよかった。毎日無料をゆっくり楽しんで後は課金で読み進めてます。
今 悩んでいたり 心がささくれてる人にオススメです。ぜひ読んで頂きたいです。

雰囲気漫画

無料分と最終話を読んだだけですが…

どなたかもレビューされていましたが、
色々掘り下げが浅い。
完璧超人なヒロインもそうだし、朴訥とした田舎町の人々もそう。
浅いキャラクター造形と理想の押し付けな舞台設定で、各エピソードも全く「イイ話」に感じられなかった。
最終話でも全く変わってなかったので、全編を通してそうなのでしょう。

荻上直子監督の映画が好きな方は楽しめると思います。

理想さえない現実が

世の中便利になり過ぎて何でもかんでもデジタルを通して繋がる世界になってしまって、そんな中で描かれる人と人とのささいな支え合いやコミュニケーションが繰り広げられるこのちひろさんの世界は面白いエンターテイメントとさえ感じてしまう。
レビューの中に主人公の背景が分からないとか深みがないなどという意見もあって、感じるところは人それぞれだなぁと思いますね。ひとつの作品に対していくつもの考察が蔓延って考察ありきで進む漫画も楽しめますし、この漫画のような誰かが何かを考えて生きていそうな日常を傍観者として見る楽しみ方もあっていいんじゃないかなと思います。
こういう作品ってふとした時に見たくなる。脳が疲れてる時や心が疲れてる時に漫画という空想世界でまで疲れたくないんですよね。
しんどいなーって時に、寄り添われたい訳ではない時に、でも何話に一回くらいは自己投影出来る部分があるから読みやすい漫画だと思います。

この作者さん、正直絵は苦手ですが、それを上回る内容の面白さでついつい引き込まれてしまいます。
辛口のレビューをチラホラ見ましたが、私は好きですね。ちひろさんと友達になりたい（笑）
3割バッターはスゴイんだと『打つのは3割で良い、7割は見逃してもいい』という言葉に、何か心が軽くなった気がします。
ちひろさんの過去に何かがあったようですね。まだそこまで読めていませんが、闇がある感じもいいと思います。

よくわからない

何か思うところがあったから、まっとうな仕事に就いて穏やかに暮らそうとしたのだろうに、どうして元風俗嬢だと明かす必要があるのかな？合コンの場での振る舞いもそうだけど、「私は上目の女だ」と言いたげで、女の目線からしたら胸くそ悪いと感じた。