5.0
56話までの感想
破天荒、天真爛漫、自由、そんな感じに見えるちひろさん。周りの人の小さな変化や心の不調に誰よりも早く気付き、さりげなくそっと寄り添う人。
でもそういうことができるってことは、過去に同じようなことを経験してるからだよね。ちひろさんの過去、少しだけうっすらと書かれてたけど56話時点では明らかになってない。たまにドキッとして涙が出ちゃうような回もあり、この漫画は面白い。
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破天荒、天真爛漫、自由、そんな感じに見えるちひろさん。周りの人の小さな変化や心の不調に誰よりも早く気付き、さりげなくそっと寄り添う人。
でもそういうことができるってことは、過去に同じようなことを経験してるからだよね。ちひろさんの過去、少しだけうっすらと書かれてたけど56話時点では明らかになってない。たまにドキッとして涙が出ちゃうような回もあり、この漫画は面白い。
私はちひろさん好きです。この物語も好きです。
毎話、読後になんだかスッとする清涼感があります。
実際にはこんな風に生きられる人って少ない気がします。どこか物憂げで達観していて、でも決して偉そうではなく絶対に人を傷つけることはしないちひろさん。本当に居たら、友達になりたいです。
シーンとしてはよくありそうな日常。そこにもし、ちひろさんみたいな人が居てくれたらうまくいくのにな、というようなキャラクターだと勝手に感じています。
幸せの物差しは自分自身で決めるもの、道を切り拓くのは自分自身だよって教えてくれている気がします。
面白いです。人間の弱さや情けなさが独特のタッチで描かれています。
批判的な意見を読んでいると、元風俗女を擁護していますが、それは「可哀想」「傷ついてる」と無意識的な価値観の押し付けです。
人は様々な過去があり、あるきっかけで人生を切り開き、今の自分を作り、もがきながら生きている。一般的な「幸せ」に囚われなくていい、頑張り続けなくて良い…というメッセージが、少し屈折した形で表現されてると思います。好みは分かれると思いますが、個人的にすごく好きです。
この漫画は評価が分かれると思う。
ちひろさんに憧れを抱く人と嫌悪を抱く人。
前者は世間で当たり前とされる価値観に疑問を感じながらも従っている人、後者は疑いもなく信じて他人にもそれを求める人、なんじゃないかと思う。
私はどちらかと言うとちひろさん寄りのタイプ。ここまで突き抜けてないけど(笑)
ちひろさんを見てると、私はまだまだ、しがらみの中で生きてるんだなと考えさせられる。
現時点では幼少期のエピソードは出てきてないけど、どんなことがあったらこんな人格が形成されるのか興味が湧く人物であることは確かです。
作者さん、男性なのに女心がよく分かってらっしゃる。特にちひろさんと弁当屋の奥さんとの関係とか、女性同士の会話がすごくいい。ちひろさんのキャラは女から見ても魅力的なんだけど、作者さんの理想の女性なのかな。元風俗嬢って設定だけどいやらしいシーンは全くなくさわやか。ワケありで、自由奔放、でも周りの人の気持ちを包み込む包容力がある、カッコいい大人の女のちひろさんの遊び心あふれる日常が、ほのぼのと描かれてる。他の登場人物も皆魅力的。いろんな想いを抱えて生きてるけど、ちひろさんに関わった人はみんな幸せのお裾分けがもらえるみたい。
とても魅力的なちひろさん。
こんな女性にあこがれる。
オカジやマコトみたいに家族から疎まれてる子たちが救われるのは本当に嬉しい。
私も子供の頃に ちひろさんのような人に出会いたかったな~。
そしたら こんなに ひねくれた女にならなかっただろうなぁ。コミック読めてよかった。毎日無料をゆっくり楽しんで後は課金で読み進めてます。
今 悩んでいたり 心がささくれてる人にオススメです。ぜひ読んで頂きたいです。
レビューを読まずに作品から入りました。
このちひろさん、誰かににている…
なぜか懐かしい感じ…
なるほど。
納得。
ドラマ「ショムニ」の作者さんだったとは!
当時欠かさず毎週見てました。
江角マキコさんの美貌とスタイルの良さ、飄々としているのに情に厚い。
色っぽいのにいやらしくない。
妖艶なのにさっぱりしてる。
…ちひろさんですね。
多分好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。
私は好きです。
世の中便利になり過ぎて何でもかんでもデジタルを通して繋がる世界になってしまって、そんな中で描かれる人と人とのささいな支え合いやコミュニケーションが繰り広げられるこのちひろさんの世界は面白いエンターテイメントとさえ感じてしまう。
レビューの中に主人公の背景が分からないとか深みがないなどという意見もあって、感じるところは人それぞれだなぁと思いますね。ひとつの作品に対していくつもの考察が蔓延って考察ありきで進む漫画も楽しめますし、この漫画のような誰かが何かを考えて生きていそうな日常を傍観者として見る楽しみ方もあっていいんじゃないかなと思います。
こういう作品ってふとした時に見たくなる。脳が疲れてる時や心が疲れてる時に漫画という空想世界でまで疲れたくないんですよね。
しんどいなーって時に、寄り添われたい訳ではない時に、でも何話に一回くらいは自己投影出来る部分があるから読みやすい漫画だと思います。
はじめは4コマ漫画程度かと読み始めたら、なんとなんと素晴らしい作品じゃないですか!?ちひろさん、不思議な人、不思議な魅力、悪魔かはたまた天使なのか目が離せません!ちひろさんに惹かれ群がるキャラ達の様々な事情や葛藤、苦しみ、リアルな現実を不透明で美しい布でくるみ、気楽に飲み込める魔法をかけていくちひろさん、、うまく言えませんがそんなストーリーで心に響くのなんの!!
あまり読んだことのない空気感の漫画ですが、なんて事無い温かい気持ちになります。時々ふっと暗いミステリアスモードに入る時のちひろさんはちょっと鼻につくけど、日常のちひろさんはとても素敵です。
お節介で固定概念ガチガチで押し付けがましいあの人たちを、こんなふうにスパッと切ってハハハって笑えたら、もっと上手に生きられるのかなと思いました。
低評価のコメントに「風俗嬢はもっと可哀想なのに」というものが目立ちますが、皆さま風俗のご出身なんでしょうか。