3.0
漫画全部読んでないので、話それてます。
「日に流れて橋に行く」東京の日本橋を思わせる題名。モデルは有名デパート「三◯」ですね。この時代から昭和までは、国全体が流れを遡る勢いがあった。「今は昔」の物語でございます。
現代ではどうなんだろう?デパートが過去に誇っていた高級さや優美さという「看板」、そんなものは当の昔の物になっている気がする。そういう意味で、デパートは新たな岐路(もしくは挑戦)に立っているのかもしれない。少なくとも、ひねくれた一庶民の目からはその様に見える。
「誇りや夢で飯が食えるのか?腹が一杯になるのか?」今はそんな言葉が飛び交っている。
ただ、人間は必要最低限の暮らしだけではない、何か「彩り」を求める生き物なんだと思う。それがライブコンサートだったり、遊園地だったり、かつてのデパートだったりしたのかもしれない。忙しくて心が擦りきれそうな日常から離れた、夢や魔法の様な空間と時間。人間は、そんな「心の栄養」を求める生き物なのかもしれない。
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