【ネタバレあり】初恋の世界のレビューと感想（11ページ目）

良き

初恋とタイトルに入ってますが、主人公はアラフォー。
『お付き合い』の経験も『恋愛』の経験ももちろんある。けど、自分の心と相手の心に深い所から向き合った上での『恋愛』ってそういえばしたことがない…
心理描写が丁寧で良い作品です。
ハッピーエンドで読後感も良かったです。

悩める女子に

西さんの作品の主人公は、地方出身の彼氏なしアラフォー女子が多いなぁ（笑）共感できる部分と、できない部分があるけども、仕事や家族や友人関係、恋愛でいろいろ悩むところは、アラフォーあるある。

うけた。

自分も40代で、思わず…沢山うなずいてしまったーーー！特にはじめの方の40代トーク！！わかるわかるーってね。

結構小松に対する評価が低いレビューが多いですが、40を超えたわたしとしては気持ちわかるかな。
将来に対する漠然とした焦りとか不安とか、怖い気持ちとか、遊ばれてるんじゃ？と疑いたくなる気持ちとか、それでも信じてみたい気持ちとか、、、

誰もがそういうもの抱えている気がする。

角島

角島はいいところですね。海もきれいだし、年取ったら帰りたくなるだろうなあという気持ちもこっそりあります！

不思議な空気感の作品

絵柄が繊細で透明感があって、お伽噺の様な空気感のある作品だと感じました。暫く振りに会った友人達の個性や生活ぷりも全く違っていて、各々どうなるのか先の展開が楽しみです。

ん～～

この作者さん好きなんですが、、登場人物が必要以上にクセ強めで、とてもじゃないけど共感できないです。
読み進めればおもしろかもですが、、モヤモヤして諦めました。

フィクションの世界を楽しんで

大好きな作品が完結してしまい、悲しい！でも幸福な登場人物たちを見れて嬉しい！意外にも低評価な要因を私なりに分析してみましたが、自己否定をこじらせまくって突拍子もない言動に出る小松くんにイラついたり、リアリティが高くない設定に特に世代が近い読者の方々は共感しにくかったり、なのかな。私はずっと年上の世代なのもあって、創造の世界として楽しませていただきました。登場人物のそれぞれの形での「初恋」。黒岩穣、よっさん、大浦氏の男前な一面が見れるエピソードもあって、彼女たちはカッコいい。私は黒岩穣と大家さんのファンです。あと、西先生が描かれるメイン人物以外の周囲の人々のギャグっぽいコマがおもしろ可愛いくて、大好きです。次の作品も楽しみにしています。

リアルで夢もあって幸せな気持ちになる

久しぶりに絵もストーリーもハマって夢中で読んだ作品です。
ヒロインの小松くんが故郷の支店に店長として行くことから始まります。小松くんとタカナシさんの恋は勿論、その故郷の長い付き合いの女友達それぞれの恋のリアルと成長に深い友情も相まってどんどん惹き込まれる展開です。
40を通過してきた私からすると、40は20代に負けず劣らず輝かしい人生シーズンです。今までの間違いに気づいたり、軌道修正してようやく見せかけの自分を捨てて本来の姿を取り戻す…そのシーズンに着目されたことが素敵だし、変容から起こる悩み、葛藤、残酷さまでも乗り越えていく其々の姿には共感し、応援し…。しあわせになった彼女たちには本当に誇らしい気持ちになりました。
そしてそのバトンは次の世代へ。その先のストーリーも素敵だろうなと感じながら読了しました。
絵もとても綺麗でかわいい！小鳥遊(タカナシ)さんには見惚れてしまいますし、それぞれのキャラで全く違う外見が描ける作者さん、天才かな。猫たちの動きの描写も本当に上手くて！タロくんと猫たちの様子などなどほっこりする場面も満載です。

11

11話まで読みました！
展開がゆっくりで先がきになりすぎるー！
あのバイト君が何者なのかが早くしりたいです！