5.0
よく前向きにまとめたな
矢沢あい作品は、一筋縄では語れない家庭環境に置かれた登場人物がよく登場する。本作のヒーロー須藤晃も、ネタバレこそは避けるが色々驚かされる。それにしても、主人公の翠も、晃の妹のひろこも、みんな前向きに困難を乗り越えていくさまに元気をもらえる。
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1510位 ?
矢沢あい作品は、一筋縄では語れない家庭環境に置かれた登場人物がよく登場する。本作のヒーロー須藤晃も、ネタバレこそは避けるが色々驚かされる。それにしても、主人公の翠も、晃の妹のひろこも、みんな前向きに困難を乗り越えていくさまに元気をもらえる。
悪魔なのに名前が「聖まりあ」。やくざの息子とは思えないピュアな少年に性の手解きをする住み込み家庭教師。家族全員異母きょうだい(女4人男1人)。まあ、とんでもない設定だが、いい感じに話はまとまっている。
個人的には全然本筋には関係ない、「響きが好き」だからと、自らを「ポチ」と名乗る文才のある猫が大好きです
全身目玉だらけのグロくてキモい妖怪が、なぜか読者に人気となり、話の方向性が微妙に変わったらしいこの物語。ただ、こうした作者も意図しない方向での路線変更は、たいていうまく行く。想定通りだった妖狐蔵馬の活躍もあり、物語のスケール感は一気に広がった。最後に著者の悪癖が出て雑なエンディングになったのが惜しまれるが、まあ、しゃーないよな
終活の大切さは頭では理解できても、なかなか実行には移せないもの。特に子どもが親に終活を勧めるとか、ハードルが高すぎる。その新たなアプローチのあり方を提案するこの作品。主人公と、その同僚(一応、まだ恋人ではない)が繰り広げる風変わりな終活ノススメ。目が話せない
それぞれの「勝負めし」の出来は良い。話の筋も悪くない。ただ、課金してまでと言われると、ちょっと微妙かもな
11年付き合ってきた彼氏が浮気し、別れを告げた主人公。ま、浮気はただのきっかけで、色々噛み合わないところも多々あったのだけど、いざ別れてみると…そうそう簡単には話が進まない。そこに職場の上司が絡んできて話は複雑に…
物語は丁寧に泥臭くつむがれているので、読んでいて楽しい気持ちになれるようなものではないが、読後感は良かった。気になる人は腹をくくって全話課金(51話以降のスピンオフ部分は省いても可)をお勧めします
絵柄が独特なのでそうは感じさせないのが良いのか悪いのかは微妙だが、主人公はかつては結構なお嬢さまだったようだ。でも、そこから転落してもたくましく生き延び、ただ、その過程で、恋愛というものに幻滅してしまったという。そこに、ひょんなことからやたらと背の高い男との同居生活が始まる。不思議なテンションで物語が進むが、先の展開はなかなか読めない
リアルなサッカーを観戦している人間なら誰もが知っているだろうが、資金面で劣る側、格下の方が必ずしも負けるとは限らず、ちょいちょいジャイアントキリングが起きることがサッカーの醍醐味だ。この漫画はそこだけにスポットを当てた作品。よく出来ているとは思うが、スポーツ漫画の宿命として1試合が終わるまでにやたらと時間がかかるので、ジャイキリの爽快感を味わうためには、それなりの覚悟と課金が必要にはなる
存在感を消す努力をしてきたという、かなり珍しいタイプの主人公が登場する漫画。現時点ではそれが面白さにつながるのかは不明。
漫画やドラマの世界では、人間味あふれる弁護士、親身な弁護士の方が人気を集めるのだろうが、この作品はその真逆。タイトル通り「しょせん他人事」という冷酷な弁護士の話。ただし、その分、依頼者は自分事として腹をくくってことに取りかかれるということになる。カタルシスはないが、色々考えさせられる物語ではある
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天使なんかじゃない