藤えまりさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全97件
  1. 評価:4.000 4.0

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    すごく良かっただけに…結末に残った不満

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    とても好きな作品です。
    その上でどうしてもラストの方向性に不満が残りました。

    結婚に繋がる恋愛が人生の大きな比重を占めやすい二十代後半女性に、恋愛はぜんぜん人生の全てじゃないよ!という価値観を冒頭から提示してくれたのが気持ち良かったです。
    そうだそうだ!と思った人がたくさん読者になったのでは。

    でもやはり、物語の軸は(4人グループの全員の生き方を描いているものの)主人公麻里子の恋愛で引っ張っていたわけで、それをある意味最後ごっそり過程すっ飛ばしてのハッピーエンド。

    この漫画って、わりとアラサーの厳しい現実を踏まえていると思っていたのです。
    次の恋人があっさり見つからないのがアラサー女子なはず。
    だからこそあの時の麻里子は苦しんでいたはずでは?

    フィクションとしてはこれでいいのかもしれません。
    でも恋愛や結婚を二の次にしてもいいんだ!という勇気をアラサーに与えてしまうと…現実は厳しいと思います。
    その辺り、本当の勇気づけになる結末であって欲しかったなあ。

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  2. 評価:5.000 5.0

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    ほのぼの男子が読めるグルメ漫画

    グルメ漫画として読み出したのに、あまりに素敵な4人の関係ややり取りにすっかり感情移入してしまいました。
    特に東良はBL好きにもウケるはず。
    毎回作り方をちゃんと紹介していてもちろんグルメ漫画としても読ませます。
    これ作者はかなり料理してる人なはず。

    • 0
  3. 評価:2.000 2.0

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    GLならGLと書いておいてほしかった

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    純粋に女性同士の友情と食べ物の場面を楽しみたかったのに。
    一巻まではすごく良かったのにな。
    しかも同性同士でそれとなく恋愛感情を持って惹かれ合っていくってどこのファンタジーでしょうか。
    多様性の肯定などのテーマを書きたかったのかもしれませんがその前に物語としての説得力が…。

    • 0
  4. 評価:2.000 2.0

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    設定はすごくいいのに勿体ない…

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    設定や出だしの何話かまでは良かったのに、主人公が父親と言うにはあまりにも幼稚。

    それが特によく出てるのは家族以外にも小学生の姿の子を「妻だ」と紹介しようとする場面。
    理由を聞いてもそれなら益々怪しまれないように努力しろよ捕まるぞとしか思わなかった。
    この漫画の世界では捕まらないんだろうな。

    他にも妻への愛情の向け方が夫婦愛というより推しへの愛情みたいに見える。
    妻の今の暮らしに気を配らない、二重生活の負担を気にかけない。
    脳内がお花畑すぎる。

    世間知らずのロリ◯ン男が自分の欲望を満たすために描いてるようにも見えてしまう気持ち悪さがある漫画だった。
    そういうのをもっと物語として昇華できていれば名作になり得る設定なのに勿体ない。

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  5. 評価:5.000 5.0

    思春期をまだどこか引きずっている大人へ

    主人公はたぶん悪い奴じゃないなとわかる男子校生。
    実はこの真山だけに、日常的にあの人にもこの人にも糸が見えている。
    生徒はまだいいが、父親や担任の先生などは糸で顔が全くわからないほどだ。

    そこに事件が起こり、ちょっと変わった成り行きでつながった三人が少しずつ絆を深めていく。
    思春期特有の距離感や成長もさることながら、それぞれの視点からの話の進み方が面白く、これが読ませるのだ。
    キャラクター描写が実はしっかりしているせいではないかと思う。
    また安堂の明るさには読んでいて救われるものがある、

    三人は、あるいは真山は、校内の様々な立場の人に巻き込まれながら、あるいは巻き込みながら成長したり自己開示が進んだり。
    最終的に真山に見えていなかったものが徐々に明らかになっていく。
    その時、二人は…!

    思春期って、自分に見えているものが全てになりがち。
    成長するにつれ視野が広がるわけですが、みんなが実はその途中で、思春期の何かを引きずっていることが多いと思う。
    そんな大人たちにお薦めしたい漫画です。

    もうちょっとたくさんの人に読まれていい作品だと思うのだけれど。

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  6. 評価:5.000 5.0

    正解のない女の生き方

    ブランチラインとはつまり枝分かれしたメインではない方のこと。
    ということで、この漫画には所謂幸せな結婚をして子宝に恵まれ…みたいなメインストリートをいく女性は出てきません。
    かといって、大事件がたくさん起こるわけでもなくて。

    緩やかで地味な、でもそれぞれが最大限に頑張っている日常。
    人とのつながり方を通して知っていくこと、はっきりと言葉にされずとも見えてくるもの。
    そこには、メインストリートは歩けないまたは歩きにくい女性たちが、どう生きるかを知る手がかりがいくつも染み出してきているように思います。

    ちなみに絵はあまり上手くはありません。
    でも、雰囲気がとても良い。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    ラブコメの、コメの部分がデカい。

    ですが、少女漫画ならではの主人公(あまりヒロインと呼ぶ感じじゃない)を応援したくなる芯のしっかりしたキャラクター描写があるので、いやそれ有り得ないでしょと思いながらも気になって読み続けてしまう魅力があります。
    有り得ない展開が多いけれど、人の心はちゃんと描いている。半分ファンタジーと思って、まあいっかと読み進めると楽しめます。
    星はほんとは3.5くらいなんだけど、まあおまけで。

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  8. 評価:5.000 5.0

    色褪せぬ名作

    昔の作品と侮ることなかれ。
    伏線だらけで謎と納得が弾丸のように降り注ぐ。
    いや、むしろ今ならこんなに終着地点の見えない、わかりにくい作品は連載できまい。

    どんな話なのか掴もうとする度形を変えて、予想だにしない展開がいくつもいくつも襲いかかる。
    ジャンルとしては現実にSFを混ぜたあたりになるか。
    そして少女漫画であることも確か。
    ただしこんなスリリングな少女漫画は他に類を見ない。

    最後までそのドライヴ感が落ちないことも素晴らしい。
    もっと語り継ぐべき作品だ。

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  9. 評価:5.000 5.0

    ひとりの女性の生き方とその荒波

    最初はグルメ+恋愛漫画かな?というノリで読み進めましたが、そんな浅いものではありませんでした。
    何を大切にして生きるのか、働くのか。
    毒親(と一概に括れる親ではないですが)との確執とどう付き合うか。折り合いをつけるのか、あるいは乗り越えられるのか。

    迫りくる荒波をどう乗り越えるかと読んでいると、いつの間にか波はさらに複雑化。
    わかりやすい物語や、すぐに理解のできる展開ばかりではないだけに、そこで離れていく人も多いかもしれません。
    でも人生ってそういうものでしょう。

    特に、寺育ち故の食感覚と、大女優の娘だからこその母娘問題は、普遍的なテーマを鮮やかに見せてくれていると思います。
    わかりやすくてただ通過する物語ではなく、一見わかりにくいからこその深さで、読んだ人間の人生を少し向上させる力をくれる物語です。

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  10. 評価:4.000 4.0

    小さいけれど本物の希望

    クリティカルなダメージを受けた後の回復というものは、得てしてこういうものではなかろうか。
    絶望が9割、でも希望がゼロではない…みたいなところが出発点で、それがいきなり希望5〜6割になったりはしない。
    ほんの少しずつ、時には後退しているようにも感じながらも、振り返るといつの間にか何かがマシになっている。

    それを、読んでいてじれったいと思う人も少なくないのは思うけれども、というより私もじれったい時もままあったのだけれど、私はそのじれったさを含めて人間が描かれていることそれ自体が救いだと思う。
    小さくても本物の希望を感じられる作品である。

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