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母親との確執
夢中で読みました。絵はそこまで上手いわけではないけれど、物語としての疾走感があります。
母親との確執を抱えている人にお薦めです。
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32534位 ?
夢中で読みました。絵はそこまで上手いわけではないけれど、物語としての疾走感があります。
母親との確執を抱えている人にお薦めです。
同作者の代表作『違国日記』第一巻に於いて、槙生が朝に言う「私は決してあたなを踏みにじらない」の「踏みにじる」というのは正にこういうことか、というような作品である。
苦しくはあったが、途中で読むのをやめることができなかった。一人の大人として。なぜこの世界がこんな醜いままなのだろう。そこにはリアルな痛みがあった。強い力のある作品だ。
しかし読み終えて、唖然としてしまった。そして何度もこのラストの意味やその手掛かりを探した。
私のように唖然とした人はヤマシタトモコのあとがきやインタビューの片鱗を検索してほしい。めちゃコミックではあとがきまでを読むことができないからだ。
さて、本書のタイトルは『ひばりの朝』。『違国日記』の主人公が「朝」であるのは偶然だろうか?作者の秘めた想いを(勝手に)感じる。
作者自身が工業高校出身のようで、解像度がとにかく高い日常系漫画です。
工業高校に通ったことのない人は未知の世界を、通った経験を持つ人はあるあるを、楽しめると思います。
大体見開き2ページでオチるので読みやすいのも良し。
54話(現時点での最新話)まで読みました。
あのね、心ちゃんがもうサイコーなんです。
ほっぺのぐわんとした形、基本♢の口、飄々としていてふてぶてしくもあるのですが、やっぱりそこは赤子としてギリギリちゃんとかわいくもあり。実に色々な波乱を持ってきてくれます。
主人公の路地くんが何故か心ちゃんに懐かれて、戸惑って戸惑って…と思いきや、そのおかげで能力を発揮していく展開がまた面白い。またある時は振り回されっぱなしだったり、またある時は偶然にも恋を後押ししてもらったり…。
ヒロインの奈々さんもいい。
こういう漫画にありがちな女性らしいことが得意な子…ではなく、特に料理は壊滅的。それでも奈々さんを想い続ける路地さんだからこそまた応援したくなります。
ひとことで言ってしまえば、島さんの人柄が、コンビニバイトという無機質な仕事をとても色鮮やかに見せてくれる漫画です。
大きなドラマはそんなにはありません。でも島さんの、人への関わり方が本当に優しい。こんな風に羽のようにさり気なく肩を叩けるキャラクターを、私は他に知りません。
ぜひたくさんの人に読んでほしい作品です。
北条先生がこの作品を描いた意味がわかった気がします。
そのヒントは、シティーハンターと微妙に異なる設定にありました。
美樹の不在、教授はドクと呼ばれ、リョウの自宅もなんだか違う。リョウと香の出会いまでも異なっています。
これはあくまで私が感じた答えですが、
ああ、北条先生はリョウと香を描き直したかったんだ、と思いました。
直すというと言葉は悪いかもしれません。少年誌のシティーハンターでは描くのが難しかった面を、存分に描きたくなったのでは、という感じでしょうか。
きっと連載開始時は、こんなに長い連載に、またこまでの人気作になるとは思っていなかったはずです。
だから描いているうちに、最初の設定に作者自ら手を加えたくなったり違和感を持つといったこともあると想像します。何せ連載開始時とは愛着が全く違うはず。
だからこの作品は、シティーハンターで描けなかった、あるいは描き直せなかった、北条先生の中で熟成したリョウと香なのだと思います。
理想のリョウと香の関係、と言ってもいいかもしれません。
それを正面から描いたらあまり物語にならないので、香がいなくなった世界にしたのではないかな。北条先生照れ屋だし。
それにしても出会いまで変えるなんて、キャッツアイのラストを思い出しますね。
世界観が完成されていて、魅力的で、少しずつ読みたいけれど、続きが気になって時にはずんずん読んでしまう素敵な作品です。
シーヴァとせんせの生活に流れる、穏やかなものが特に素敵。
読み始めは、差別というものの本質を描いているのかなと思いました。読み進めるうちに、守るとは、幸せとは、生きるとは、愛するとは、…とどんどん考えさせられる(というより感じさせられる、に近い)テーマが増えました。
そして最後は、一人ということと、ふたりでいることの決定的な違いを思い知らされました。
すぐには役立たないけれど、この作品からもらったものは私の人生を少し良きものに軌道修正してくれるという予感がします。
ラストが読み取れない、という方がいるようです。
わかりやすさを重視する作品がここ数十年で増えているので無理もないかもしれません。
でも、ちゃんと読めば、十分伝わります。わからなければ何度も読んでみてください。わかりやすくはないからこその、余韻や深みや広がりが存在します。
大事なのは、時間の長さではなく、二人いるということ。私はこれは、最大限のハッピーエンドだと思っています。
恋愛系の女性漫画に飽きてきて、私自身も車椅子がないと外出できない身なので当事者目線で読み始めました。
木崎は事件事故のせいとはいえ、子どもの頃に足が不自由になったにしてはヘルパーさんにあの態度というのはすごく違和感があります。
あれではここまで生き延びて来れないのではないかなあ。事故の回想シーンの前まで、最近足が不自由になった人だとばかり思ってました。
人に助けてやありがとうを言わずには長年暮らせないですよ…。溝に嵌るだけでなく、どうしても助けが要る時なんてけっこう色々ありますから。ちょっと障害を舐められてる気がして気が削がれてしまいました。
主人公のキャラ造形に引っかかるとやはり読み進めるのが難しくなります。
あとBLとかブロマンスとかって書いておいてほしかった。恋愛系に飽きてあらすじ読んで読み始めたのに、そちらの方向性が早めに出てきて残念な気持ちになりました。
ふふっとしたり、ワクッとしたり、ほのぼのしたり、基本的にとても良い漫画だと思います。どの関係も応援したくなったり、幸せな気持ちで読めます。
ただ自己犠牲的な優しさはキャラ表現としてわかりやすいけど、実際には幸せになりにくい。誰かを犠牲にせずみんな幸せになる道を、といつも思います。
五十嵐・武田先輩、
桜井・風間、
夏美・桜井弟
の3軸に注目するとさくさく読めます。
読了して、みんなに幸あれと思います。
しかし…
さすがに武田先輩のしゃがんだのと同じ高さとか、女性の同僚桜井さんの座高より低いとか、現実的に考えると大人の女性としては障害があるのではというレベルに低いヒロインの身長はやめてほしかったな。
まあ、漫画ってどうしても誇張表現の方が伝わるかなって思っちゃうんだろうけど…。
もうお約束ばかりの恋愛漫画に飽きました。
ヒロインがいて、歳近い男子と変わった出会いを果たしたら、紆余曲折あっても結局のところ恋に発展して、右往左往。
この漫画はそういうんじゃないです。少女漫画的都合の良さはあるものの直接的ではなく、受け入れてみればひとときの休息時間。
何かが癒される力を感じる不思議な漫画、不思議なひと夏のお話です。
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