海が走るエンドロール

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あらすじ
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
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みんなのレビュー
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4.0
思い込みを解放してくれる
自分の年齢が五十を越えているとはいってもマンガにはどこか非現実を求めているもの。高齢女性が主人公とのことで現実を突きつけられて楽しく読めないかと思いましたがそんなことはありませんでした。年齢を重ねることで得た豊富な経験は、生きやすくするとも言えるけれど見方を変えれば経験に縛られるともいえる。柔軟な自分になれそうな気にさせてくれる一冊です。
by 歩く品性-
24
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4.0
いくつになっても
表紙の絵が印象的なこの作品✨
中身の絵は、表紙のようにインパクトはないものの…内容は、かなりエモい。
ストーリー中にもしばしば出てくるこの表現が、かなりハマる。
他の作品にはない、ヒロインは65歳茅野うみ子
夫に先立たれ、細々と老後の生活を送るだけの毎日…そんな風に思われたが。
海と書いてカイという美大生の青年と会った事から自分も映像を撮る側に。
人生、いくつになってもこれがやりたい!
そんな風に心が動けば、行動する事(美大生になる)が可能なんだ!とビックリさせられた作品。
カッコイイな、こんな歳の取り方。by メゾ・ピアノ-
13
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5.0
NEWうみこさんのよさ
フツーにいいですよね 多様性の時代に何いってんだと思われるかもですが、結婚・出産・家庭・育児・孫・家事etc、当たり前のコトを経てきている、その強さがある 地味さの勝利っていうのかな、地道とかコツコツ生きるとか、フツーのお母さんな人の強さの良さというか
だから、映像作家としての土台がしっかりしてると思う 何かしら特別な経験がある人(大切な人との死別とか)の土台の出来上がり方とは違うけど、フツーのお母さんのスゴさで乗り切ってるというか
で、カイくんも先生方も認める才能の持ち主なんだけど、アウトプットの仕方が確立されてなくて、フツーにドギマギしてたりするところとか(ここ、カワイイです) そういうトコロのよさが魅力的
子どもと動物と夢オチにしちゃう映画には、なるべくマイナスの眼で観るようにしてるんだけど、きっとうみこさんの映画はそういう逃げ方はしないと思うby パーたろう-
0
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5.0
私の舟は…
先日夫を亡くし独りになりました。
「そろそろ落ち着いた?」と言われるのが嫌で怖くて人を避けてました。それでもまた働きに行きたい気持ちが少し湧いて…一旦渇れた心が少し湧いてきた気がします。私にもうみ子さんのような邂逅がこの先あるかもしれない
そう思ってる自分にドキドキして一気に読みました。舟を出すか出さないか それだけの事だけど、とても大きな違いですねby トンツク-
8
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5.0
【お年頃】な世代なので…
コミックでも本屋でオススメされていたので買って読みました。
若者のエネルギーに圧倒されて、もう私なんか人生終わりだ〜と失望していたところにこの漫画とめぐり逢いました。
六十代過ぎてからの思い切った決断!
夢って何歳かなんて関係ないんだな〜。
五十路の私なんか、まだまだ諦めちゃいけなかったんだな!!
そして、私よりお姉さんな主人公も、若者のちょっとした言動にモヤッとしたり傷付いたりとか、他の人も一緒なんだな〜、と共感したり…。
これから二人の波は何を創り出していくのだろう。by むひか-
4
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