2週目です(具体的ネタバレじゃないけど先の展開にふれてます)
ヘレナ、機敏ではないけどいったん決めたら何としても揺るがないんだよね。何事かを成し遂げる人ってこのタイプ多い気がする。皇后ていうか女王に向いてるのでは。エリスの中の人みたいな聡い側近がいればなお良し。話逸れたけど、とにかくこの頑固さが84話で見せたあの崇高ともいえる振る舞いにつながってくのね
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366位 ?
2週目です(具体的ネタバレじゃないけど先の展開にふれてます)
ヘレナ、機敏ではないけどいったん決めたら何としても揺るがないんだよね。何事かを成し遂げる人ってこのタイプ多い気がする。皇后ていうか女王に向いてるのでは。エリスの中の人みたいな聡い側近がいればなお良し。話逸れたけど、とにかくこの頑固さが84話で見せたあの崇高ともいえる振る舞いにつながってくのね
ギスカル公爵と一騎打ち。長い髪とドレスたなびかせた立ち回り、見栄えするけど掴まれやしないか気になっちゃう...笑 でも戦闘シーンは大迫力で、前回に続いて良かったです◎
公爵は思ったよりずっと小物で、革命もショボいしなんか尻すぼみ感が否めないな...殿下に父親がらみの恨みとコンプ抱えてたとはね。
サハラははっきり恋心を自覚した。陛下の命令が殿下の排除だったらどうするかという問いに下した答えが彼女自身のごとく、峻烈。でもそういうとこもサハラと殿下、お二人さんホント似た者同士だと思う!
2週目です。
ヘレナの「私には気持ちを聞かなかった」という素朴な発言に対してエリスにフ...フフッと加虐的な笑いが込み上げ、それにヘレナが傷ついたような、驚愕したような表情を浮かべるところ好き。こういうやりとりのとき、エリスの中の人って本当にイキイキと美しく輝くよね。アナキンといるときの強く儚げな美しさもいいけどこういう冷酷な魅力も捨てがたい。しかし中の人の振る舞いこそ「悪女」かもしれないけど、本物のエリスはただただ可哀想だな...
ヘレナ、今はショックで訳わからないまでもとにかく「権力があれば望みは叶う」という教えは今日このときから彼女の奥深くに浸透していって、のちに新生ヘレナの核になっていくんだね
2周目です
そっ... って指の接触、アナキンが思わず手を伸ばした意図的なものだよね?慎ましいのは変わらないけど確実に気持ちが近くなってるのがわかるこういう描写いいな〜。照れてるのも可愛い!
皇后とアレクトと同席してるヘレナ、やっぱり緊張感もってお仕えしてる、というふうだし思ったこと口に出せる感じじゃ全くないね。あのドレス事件以来いっそうエリスを近しく感じて気にかけるようになってるのかな
あ〜... 痛恨の沈黙!
状況は最悪だけど、最後のカットのエティエンの表情見たらあっ、たぶん結局このひとが一番ヤバいから今はとりあえずまだ大丈夫なんだ...とは思えた
どうぞご勝手に!の高笑い好き
イボールはこういう表情がよく似合うなー
城の人々、一致団結は頼もしいけど遣り口はあれでいいのか 笑
民話とかお伽話のラストで悪者が懲らしめられるちょっと下品なドタバタ劇っぽい
2周目です。
ようするにフィブリスって己の感情のためにエリスを見捨て脅迫したり(原作)、反対に救いたがって偽証したり(今回)、私心で動く煩悩の大神官様なのね。いつも本人の望みはガン無視の独りよがり。そら「浅はかね」って切り捨てられるわ...
控えめながら有能なアナキンの働きぶりが光ってる。盗み聞きフィブリスを引っ立て、気絶させ、軽々抱えて置き捨て速攻戻ってくる淡々とした一連の動きに全く不安もムダもなくていい!
それと今回、アナキンはご主人様のことが気になります、と明言した。それも、ご主人様がどう生きてきたのかこれからどう生きていきたいのかが知りたいという、あくまで本人の意思や希望の尊重をベースにしたアプローチなのがめちゃくちゃ好ましいんだよ〜
2周目です(先の展開のネタバレしていません)
不安発作を起こしたみたいなエリス(の中の人)に対し、大丈夫ですかとか落ち着いてくださいとか月並みなことばをかけることなく(そんなの逆効果)、ただジッと様子をうかがい後ろをぴたりとついていき、迷うことなく即物的な解決策をきめ主人の気持ちまで瞬時に和らげるアナキン...最高じゃないですか⁉︎
直前のカフェのシーンではすぐ隣にいるにもかかわらず「人」の勘定にも入っていなかった男が、突如躍り出て異邦人エリスの心に「私の人」として鋭く入り込んできた、これが初めての瞬間になるのかな。
二人のシーン、物語全体の割合的には少ないけどどれも印象的だし演出が素敵なんですよね。二人の距離が縮まる過程を追うのが再読の楽しみになってます
2週目です(さいごのほう、対ヘレナの関係にかんして微妙にネタバレなのでこのさき真っさらで読みたい方は閉じてください)
このころって、目の前の二人はまだ「人」の勘定にも入ってないんだよね...
それはそうとエリスの中の人、自分自身とエリスを分けられてかなり痛快だったり戦略的に振る舞える(三馬鹿とか、皇帝皇后、ミジェリアン侯爵やメイドたちとか)のに、対ヘレナに関してだけ妙にエリスと自分自身の境界線が揺れるんだなと再読して改めて気づいた。それも分かる気がする、ヘレナって、中の人に限らず特に女性だったらアンビバレントな感情いだきがちな存在ではあると思うので...
「手をとってくれる人」って表現も強調されてて、この段階で早くも理解者になる予感というか暗示もなされてたのね
悪女を殺して
050話
第50話