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大人だって褒められたい
子供の頃は褒められ事があったが、大人になるときちんとできて当たり前、失敗すれば大目玉を喰らい、褒められる事は滅多に無い。だから樹里の黒崎さんに褒められたい気持ちは凄くよくわかる。同期入社の黒崎さんは雲の上の存在で憧れの的だから遠くから見ているだけだったのが、同じ秘書課に移動になり指導を受けることに。持前の明るさで一生懸命がんばるがうまくいかない。お酒の席での失態で黒崎さんに迷惑をかけたりドジの連続でもへこたれない。黒崎さんのさりげない一言にドキンとしたりしながら次第に惹かれていく。非の打ち所や隙のないどこかミステリアスな黒崎さんだが、実は樹里は覚えていないが接点があり、黒崎さんは樹里をちゃんと見守っていたようだ。そんな互いに一方通行のような二人のこれからが回りを巻き込んで面白くなるはずだから楽しみは作品。
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黒崎秘書に褒められたい