5.0
似ていることを乗り越えて
確かに、生い立ちや設定に関して、他の物語と似ている点はあるかもしれませんが、これからの展開に違いが現れると思います。文に天与は無いのではなくて、隠れていて表面化してないのでは? 途中から登場する正治の妹、琴音の存在も謎めいていて気になります。 正体不明の病気に侵されている琴音の症状と、文の兄の樹の症状が同じなのが気がかりです。正治が文を一目見て、即座に結納金持参し、結婚を決め、そのまま東郷家に連れ帰ったわけも未だ判明していないので、興味深いです。これらの未解決部分の種明かしがこれからの物語の展開となり、思いもかけない事実や真実が炙り出されるかもしれないと思うとワクワクします。主人公の文は東郷家へ来てから、前より元気になり主体性が出てきました。文に対する正治の姿勢にも変化が表れ始めて、これから益々面白くなるはずです!
-
0








東郷家へ嫁いだ話