恋は雨上がりのように

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あらすじ
橘あきら17歳。高校2年生。感情表現が不器用な彼女が、密かに想いを寄せる相手はバイト先のファミレス店長・近藤正己45歳。青春の交差点で立ち止まったままの彼女と、人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす小さな恋のものがたり、開幕。
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みんなのレビュー
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5.0
一昔前の学生の恋
これはおじさん勘違いするなよ、という漫画ではなく…まだ10代の子どもが大人を好きになるという意味もわからずただ好きだという気持ちだけで突っ走っていく、大人から見たらありえない、でも子どもの彼女には何がありえないのかわからない、学校という狭い選択肢の中で数少ない大人の中では若い部類の先生に憧れ好きだと感じる。
そういうほんの数年の間の経験と青春を描いている漫画なのかなと思いました。
この漫画の素晴らしいところは最後はきちんと先生が一線を引くところです。
途中葛藤はあっても、最後は大人としての役目を全う、それが描かれているところが本当に素敵な漫画だと思います。
今はそういうことも少ないのかもしれませんが、昔は結構学生が先生に告白するなんてことは結構ありましたねえ。by らら8263-
37
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4.0
NEWはじめは何気なく読み始めたのですが読み進めるうちに、主人公の女子高生が思いを寄せるバイト先の店長が、どんどん魅力的に感じるようになってきました。本当にどこにでもいるような、くたびれた中年の男性なのですが、主人公の女子高生がスランプに陥ってる時に、何気なく接した態度に救われていきます。読んでいくと、劇的な場面はそんなにないのですが、とにかく胸がほっこりとする作品ですね。とても良い作品だと思います。
by ラピスグロー-
0
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5.0
粋な設定する先生
最初に女子高校生がファミレスの店長に恋をする。45歳のバツ1子ども有りのさもない中年男…。その男の何が良くてと思っていたら、女子高校生のあきらちゃんなりの理由があった。この理由も納得できる…けど若いだけに情熱的。
若さもあってか、相手の都合や状況を顧みず、店長が具合悪くて休んだ時も風雨の中を押しかけるように自宅に行ったりもした。
だけど、店長が実はずっと自分の夢(小説家)を目指す、内面は熱い人だったみたい。家庭を壊して可愛い息子を母子家庭にさせてまで…。
店長が本が好きで古本市に行くのについて行くあきらちゃん。
この時はあきらちゃんの言葉や思っている事を漫画家先生は書かない。あきらちゃんの表情だけ…。なのに、あきらちゃんが変わり始めるキッカケのようなものを感じてしまった。(私だけ?)
あきらちゃんの本当にやりたい事好きな事…陸上。
今、店長と同じ時代同じ時間に生きて居るけど、方向性が違うんだよ。
そして年齢も違うし。将来性が沢山あるあきらちゃん。に対して頑張っても夢が叶うか分からない店長…。
最初は純粋な恋が始まりだったけど、店長から何かを学び取って行くように見えてきた。
みんな出発点も方向や速度も違うけど、自分なりの生き方を今生きているんだね。だから、やり直しの利くあきらちゃんには諦めて欲しくないし、店長にも其れなりに頑張って欲しい。
昔、先輩が言っていた言葉を思い出した。《今、今と言う間に今は無く、今と言う間に今は去り行く》と。by ヨルネズコ-
9
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5.0
ありでしょう!
中年男性の妄想でしょ?気持ち悪い…なんてコメントありますが、私の中では全然あり!というかこういう経験ありましたよ。年上の大人男性への憧れかもしれないし、献身的にサポートしてあげたくなる母性本能なのかもしれません。店長の方も戸惑うし、彼女のためにも身を引きたいところなんでしょう。でも確かに彼女は店長が好きなんです!とてもキラキラしていて本当に素敵なお話だと思います!
by ヒッキー2020-
7
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5.0
NEW夢見るオジサンに夢をみさせてくれるお伽話
小説家や音楽家・芸術家を目指したことがあってもなれなかった世のほとんどの男性が夢想する世界のひとつ。読み終わったところまででは、橘あきらの美しさに我慢している中年男の姿がもどかしい。
by kei-0-
0
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