れれれこしゃんしゃんさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全207件
  1. 評価:5.000 5.0

    乗り越えて生き抜いてほしい!

    幼い王女は、友好国に陥れられ、両親を殺され、国を滅ぼされ、流浪の身になり、養父に助けられ、身分を隠すために男子として成長する。運よく養父に出会ったことが彼女が生き延びた最大の理由だろう。その後の様々な出会いが、彼女を過去へといざない、過酷な現実を知ることになる。幼い時に国を追われたから、その頃の記憶が定かでないが、成長するに従い、昔の騎士に出会ったり、敵国の王子ともひょんなことで知り合いになる。 現在、分別がある年頃に成長し、彼女はこれからどのように生きていくのだろう。 無残に殺された両親のことを思えば復讐心もあるかもしれないが、全ては彼女次第だ。彼女が彼女の人生をどう切り開いて幸せになるかは、彼女の選択にかかっている楽しみな作品!

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  2. 評価:4.000 4.0

    軽快なテンポが心地よい作品

    イケメンで、どんな難事件もスイスイ解決する頭脳明晰な青年が、次々と贋作を見破っていく様子が軽快なテンポで描かれているので、とても読みやすく楽しい。 加えて、舞台が京都だから、名所旧跡や歴史にも触れ、楽しみ方が倍増する作品。ミステリアスな部分もあるけど、そんなにドロドロしてないのがいい。祖父が鑑定人であり、自らもそれを学び、冷静沈着に本物を見極める姿勢は清々しい。贋作師との攻防のなかでも、相手の気持ちにもある程度の理解を示す寛容さを持っているところが感心する。 これから繰り広げられる難事件と贋作師との闘いが楽しみな作品!

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  3. 評価:5.000 5.0

    全編を通して漂う切なさが光る!

    全編を通して、真摯に生きることと命の大切さが問われ、登場人物全員の性格が克明に描かれ、彼らの優しさと思いやりが心に沁みる作品。須和はずるくない、正直なだけ。 翔はナイーブ過ぎて守りたくなる。菜穂は意気地なしだけど、心底優しい。貴子は強くて頼りになる。アズは明るくて癒しになる。萩田は天然ボケだけどバカじゃない。彼らが織りなす優しさと思いやりが翔の命を救い、未来へと繋ぐパラレルワールドを紡ぎだす。 現実にはあり得ないようなメルヘンかもしれないけれど、全編を通して感じる切なさが心に響いて涙を誘う。 切なさは弱く脆い感情だけど、この切なさがなんとも愛おしく、心に残る作品のひとつ!

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  4. 評価:4.000 4.0

    多少順序が違っても?

    かなり過酷な出会いで、現実離れしているけど、それでも彼女は仕事の一環としての嘘の披露宴と6か月間の同居を受け入れてしまった。そこから始まる冷徹極まりない男との暮らしに変化が見え始め、最初に感じた冷酷さは徐々に消え、彼の優しさが見え始めた。彼の内面の変化は彼女より強く、彼女をなんとか繋ぎとめようと必死になるから笑っちゃう! 人の出会いとは不思議なものだ。 唐突でアクシデントのような出会いでも心を通わせる事は可能なのかもしれない。 他の人と多少順序は違っても、彼らなりの幸せの見つけ方ができるなら、それはそれでいいのかもしれない。イルカのカイルが二人を結びつけるアクセントになってとても可愛い!

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  5. 評価:4.000 4.0

    復讐 VS 未来の幸せ

    果たしてヒロインはタイトルのように鬼と化してしまうのだろうか? 確かに耐えがたい屈辱や許しがたい積年の恨みは簡単に消えるものではない。 まして実の母と自分を焼き殺した相手に対して復讐したい気持ちはわかる。 その復讐心が時には生きる術にもなる時があるから。 でも復讐を成しえた時、達成感はあっても、充実感はないのでは? 母は帰って来ないし虚無感に苛まれるだけなのでは? 達成感の後に訪れる空っぽの自分に気づいた時の空虚な気持ちは耐え難いものではないだろうか? 復讐心を乗り越えるのは簡単なことではないけれど、復讐よりも自分の幸せな未来を描く選択肢はないのだろうか? 母が守ってくれた命を復讐に費やすより、他の道を探す試みを期待したい!

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  6. 評価:4.000 4.0

    拗れに拗れてどうなるのかなあ?

    幼い頃から両片思いの二人は、意地の張り合いで素直になれず、好きなくせにお互いに憎まれ口を言い合いながら成長してきた。 年頃になると拍車がかかり、どうにもならないところまで追い詰められた二人は、ふとした事故から、彼女の記憶喪失の振りを利用して関係改善に躍起になる。 偶然の事故とウソを利用して真実の気持ちを伝えあうことができるだろうか? そこまでエネルギーを費やすなら、正直にありのままの気持ちを告げればいいことなのに、二人は無我夢中の手探りでお互いを求めあうのが滑稽だけど笑っちゃう! まあ、遠回りをしても一番欲しいものが得られるといいね、がんばれ!

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  7. 評価:4.000 4.0

    都会の片隅の蜃気楼かも?

    早朝5時に出会ったホストの漣と社畜の直人がふとしたことから知り合い、親しくなるプロセスが、ほのぼのと暖い。 仕事が終わって帰る前に食事をするホストと、これから出勤する前に朝食をとる社畜の二人のほんのひと時が描かれている。だから、食事を終わって店の前で別れる時は、「行ってらっしゃい」と「おやすみなさい」になる。 物語はこの二人のひと時を静かに語り、特別な出来事はないけど、朝のほんのひと時が優しく流れるのがいい。 大人なれば、皆何かを背負って、苦しい中で生きている。そんな時、ふとした縁でめぐり逢い、楽しいひと時を共有する誰かがいるのは素敵なことかもしれない。 そんなささやかな楽しみが生きる活力になることもあるのでは?

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  8. 評価:4.000 4.0

    幼子が復讐を決意すのは酷だよね!

    転生したことから幼子が復讐を誓い行動に移す様子は過酷そのもの。 母を毒殺され、自身も虐げらた挙句、無実の罪で火あぶりの刑にされ、その記憶を持ったまま転生したら、復讐せずにはいられないかもしれない。 ただ、転生した年齢が7歳に戻っているので、陥れた大人たちへの復讐は簡単ではないはずだ。7歳の身体能力には限界はあるが、知恵をしぼり果敢に挑戦する姿は凛々しい。 賢さだけでは乗り越えられない。 彼女の勇気と決断は実に立派で驚くばかり。 大人だって、こうはいかないと思うことを難なくクリアする行動力は素晴らしい。 復讐を成しえた後の彼女の行く末がちょっと心配?

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  9. 評価:5.000 5.0

    タイトルが全てを物語る!

    神から賜れし海鳥と神獣の狼がすべての物語を生み出す雄大なファンタジーの幕が上がる! 登場人物は、誰も皆、個性的かつ魅力的に描かれているが、彼らは全て、海鳥と狼のコマにすぎないような気がする。 主人公が男と偽り乗船したことも、妹を助ける冒険も、異母兄弟の軋轢も、海鳥と狼が織りなす雄大なロマンの旅路に組み込まれているようだ。 読み始めたばかりだが、海鳥と狼が創り出す世界は、だんだんとスケールを増し、人間では到達できないような高みへと読者を誘うような気がする。 この世で最後の生き残りの海鳥と神獣の狼は、今はまるで犬猿の仲だが、それを超越したところに、この物語の本質があるような気がする。 その過程がとても楽しみな作品!

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  10. 評価:4.000 4.0

    結婚は予定するものでも目的でもないのに?

    ~歳までに結婚して、~歳までに子供産んでってよく聞くけど、結婚することの意味勘違いしてない? 結婚はちゃんと自立した大人同士がこれから支えあい生きていく出発点であって、目的でもゴールでもない。 その辺をわかってない人多いみたい? ここに登場する主人公たちも、一応大人で自立して働いてるけど、結婚を花とゆめの世界と勘違いしてるみたい? そんな二人が出会って、ぶつかり合って、少しづつ分かり合っていく過程がドタバタコミカルで面白いし、結城君のじれったさと言葉足らずのふがいなさがピカピカ光って笑っちゃう。 だから、たまに結城君がはっきり佳子ちゃんのほしい言葉を言うと、やればできるじゃんと男前に見えてしまうのが面白い!

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